この時期になると思い出す
もう3年になりますが、桜散るこの時期になると「奥村遊機」が破産申請した時のことを思い出します。確かに末期は『B・B』『天Ⅱ』『サイコメトラーEIJI』『怪物くん』『バジリスク』等、つまらない機種を連発していましたが、まさか潰れてしまうとは夢にも思わなかったですね。個人的に打ち込んだ台をいくつも出していたメーカーだったので、この時は何ともいえない気持ちになったのを覚えています。
そんな思い入れのある台はこちら。
まずは『遊砲RUSH119type』。この大当たり確率(119分の1)だからこそなんですが、大した予告がなくても目押し演出やティコチュチュリーチで当たってビックリ!! なんてことがよくありました。また16R大当たりが1800個以上出るので、赤7を引いた時は本当に嬉しかったですね。電サポ中の止め打ち効果も高くて勝ちやすかったし、スペック面も含め全てが好きでした。振り返ってみると同社が出すMAX機は大半がクソ台でしたが、甘やライトを作らせたら抜群でしたね。
続いては誰もが認める名機『マジカルランプ』。大当たり確率190.3分の1の一般電役で、出玉は約2500個(釘調整で変化あり)。SPリーチの出現率と信頼度のバランスが絶妙で、ずっと打っていても飽きることがなかったです。カウントダウンやお願いリーチ、それと「コーヒールンバ」のBGMが懐かしいですね。
お次はドットデジタルの一般電役『ライデン2』。大当たり確率は271分の1で、2回セットの大当たりで5800発くらい出ましたね。2回目の大当たりは左下のチューリップに玉を入れると発生するのですが、ここに2個入るとさらにもう1回(プラス2900発)当たりが付くのでめちゃ嬉しかった。またリーチはノーマルが長くなると発展するSPリーチがアツく、リーチがかかると「長くなれー」と思いつつ打っていた記憶があります。
最後は7セグ表示の『フリークアウト』。大当たり確率は243分の1で、1or3回の権利モノ。中デジタルが赤で3回権利、緑だと1回権利。この台も信頼度30%程度のSPリーチがアツかったです。
他にも確変率50%のCR権利モノ『CRサーカス』や、モーニング機能があった羽根モノの『ビックリハウス』、2段階抽選が楽しい『ラッキーボウル』などもよく打ちましたね。もうメーカーも台もないですが、今でもこれらの台は強く印象に残っています。