データ取りのお仕事

もうすぐ5月になりますね。つまり1年の3分の1が過ぎるわけですが、このペースでいくとパチンコ収支は過去最低を記録した昨年よりも少なくなりそう…。軽く計算すると、現在の時給は約1200円。そして時給1200円のパチンコといえば、この仕事を始めたばかりの頃に行なっていたデータ取り実戦の時給がそんなものでした(正確には約1100円)。

 

ちなみに「データ取り」とは打った機種の予告やリーチがどれだけ出て当たったかを記録。他にも電サポ中の止め打ち効果やステージ性能など、実戦で気になったことをメモする作業です。当時の仕事はこれがメインで、月に10日以上、ホールで終日勝負していましたね。

 

データ取りは自腹勝負が基本で、打つホールは個人の自由。ただ日付と機種が指定されるので、現実はそう甘くありません。当時はまだ状況が良く、交換率の低いホールが主流だったので持ち玉比率を上げるべく終日勝負すれば勝てましたが、たぶん今、同じことを仕事でやったら収支はマイナスになるかもしれませんね。そしてこの「データ取り三昧」は編集部に入ってから3年ほど続きましたが、その頃が最も時給の低いパチンコを打っていました。機種や日程など複数の縛りがあるパチンコは、予想以上にキツいんです。当然ですが、自ら選択肢を狭めるような打ち方をすると勝つのが困難になります。

 

今はデータ取りの仕事がほぼないので、パチンコを打つ場合は短時間勝負であることを除けば自由。それなのに当時の時給と同じなのですから、いかにパチンコが勝ちづらくなったのかが分かりますね。

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