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未来研究会、「玉粗利0.2円の運用でメーン島の構築を」

ホールのコンサルティング事業を行う遊技産業未来研究所は6月23日、ウェブ視聴によるセミナー「第60回未来研究会」を開催。同社の中野忠文社長、ホールの営業を支援するチャージの天羽玲二執行役員ら、4人が講演した。

天羽執行役員は、変化の時代に対応するには、企業の意思決定スピードの向上が不可欠であるとして「OODAループ」を紹介。米空軍の意思決定プロセスを理論化したもので、従来の「PDCA」サイクルでは意思決定を経営者が担っているのに対し、「OODAループ」は実行・改善の意思決定を現場にゆだねることで、“指示待ち”時間を削減し、生産性を高めるというもの。

天羽氏は「自ら考え行動する個人を増やすことが、変化の激しい時代には必要」と力説した。中野社長は、導入から2カ月以上経過したパチンコの5月の稼働実績をもとに、メーン機に育つ可能性がある機種をピックアップ。「Pコードギアス反逆のルルーシュ」「Pジューシーハニー3」「Pバジリスク~甲賀忍法帳~2朧の章」などを候補に挙げ、「理想は最低4台以上。長く細く回収する島の構築のため、玉粗利約0.2円で運用し、ユーザーに遊べると認識させる必要がある」と指摘した。

提供元:プレイグラフ

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