ニュース 2009/08/07 00:00
パチンコ市場縮小も参加人口は増加
日本生産性本部(谷口恒明理事長)は7月30日、東京都内で「レジャー白書2009」の発表記者会見を開催。
白書によると、昨年のパチンコ市場は21兆7160億円で、前年比5.5%の減少。店舗数も依然として減っており、特にパチスロ専業店は前年比マイナス26.5%。白書では「パチスロからパチンコへの転換が大幅に進んだ一年」としている。
しかし、パチンコ参加人口(パチンコを1年間に1回以上行った人口)は前年の1450万人から1580万人と増加。参加率(パチンコを1年間に1回以上行った割合)は13.1%から14.3%、パチンコを行った人の年間平均活動回数も25.6回から29.6回とそれぞれ増加している。
こうした結果について、「射幸性の高いパチスロへの規制等で、昨年は低迷したパチンコ業界もいわゆる“1円パチンコ”などの低価格戦略が功を奏したのだろう」と分析している。 提供元:プレイグラフ