企業 2017/04/21 11:40
アミュゼクス、2016年度新規出店は177店で過去最低
アミュゼクスアライアンスは4月18日、東京都港区の「三田NNホール」で定例セミナーを開催。
田守順代表、矢野経済研究所の高橋羊上級研究員、PSプランニングの渥美公一社長が講演した。
高橋上級研究員は、矢野経済研の集計をもとに、2016年度(2016年4月~2017年3月)のグランドオープン動向を解説。
昨年度の新店数は、前年比39店舗減の177店と、2006年の統計開始以来、初の200店割れ。
また、新規出店に占める居抜き出店の割合が71.8%(同8.4%増)と過去最高となった。
高橋上級研究員は「回収機問題と新基準機への移行による射幸性の低下から、初期費用が高い新規出店を避けるリスク回避」との見方を示し、続けて、居抜き店舗の多くが立地や規模でハンディを抱えることから、パチスロ専門店(15.6%:同8.9%増)や低貸し専門店(15.8%:同7%増)など、専門店化の傾向がみられると話した。