マースエンジニアリング、2017年3月期連結決算を発表
2017年5月12日、パチンコ周辺機器を中心としたシステム機器を提供している株式会社マースエンジニアリングは2017年3月期連結決算を発表した。
連結経常利益は46億9500万円(前期比2.3%減)となった。
理由として、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」が昨年12月末を期限として回収・撤去され、パチンコホールは主に遊技機の入れ替えを優先し、周辺設備への投資、新規出店や改装計画を先送りする傾向が続いたこと。また、遊技機を入れ替えたことによる集客力やホール収益への影響が見えないことから、周辺設備に対する更新需要が大きく低迷したこととしている。
今後も、新基準に該当しないパチスロ遊技機の設置比率を段階的に引き下げていく過程にあり、集客に与える影響が不透明であることから、パチンコホールにおける設備投資意欲は低迷した状況が当面続くものと見込んでいる。
しかし、自動認識システム関連事業では市場拡大が見込まれていること、ホテル関連事業では経営環境の改善が見込まれていることから次期(2017年4月 1日~2018年3月31日)の連結会計年度の業績は、売上高287億円(前期比14.5%増)、営業利益50億円(同15.9% 増)、経常利益53億円(同12.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益35億円(同3.3%減)の予想。
平成29年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.mars-eng.co.jp/ir_pdf/6419_290512_01x.pdf
業績予想と実績との差異に関するお知らせ
http://www.mars-eng.co.jp/ir_pdf/6419_290512_02w.pdf
支配株主等に関する事項について
http://www.mars-eng.co.jp/ir_pdf/6419_290512_03s.pdf