企業 2017/05/19 09:00
九州のケイズが香港証券取引所に上場
九州の有力ホール企業・ケイズグループを傘下に置くオークラホールディングスは5月15日、香港証券取引所に上場。
同社の上場申請は、同証券取引所が昨年5月3日付で公表していたもので、ホール企業の株式公開はダイナムジャパンホールディングス、ニラク・ジー・シー・ホールディングスに次いで3社目となる。
新規発行株式数は1億2500万株で、1株あたりの公募価格は1.2香港ドル(約17円相当)。
幹事証券に支払う手数料などを除いた、上場による正味調達額は約7400万香港ドル(約10億5080万円相当)を同社では見込んでいる。
調達資金は、2017年度(同7月1日~2018年6月30日)第3四半期に長崎県内に出店を計画している800台規模の店舗の開店資金や既存店の改装費などにあてる予定。
ケイズグループは長崎市に本社がある1968年創業のホール企業で、5月15日現在、九州を中心に「ビッグアップル.」「ケイズプラザ」などの屋号で18店舗を展開。
そのケイズグループの株式を保有する持ち株会社がオークラホールディングスで、代表はケイズグループと同じく山本勝也氏が務めている。
2016年6月期の売上高は492億8800万円。