業界団体 2017/06/30 09:48
日遊協、規則改正に「組織内で意見を聞いている状況」
日遊協(庄司孝輝会長)は6月20日、東京都新宿区の「ハイアットリージェンシー東京」で第28回通常総会を開催。
議案審議では、欠員分の役員補充を承認。
新副会長に榎本善紀氏(京楽産業.)と小林友也氏(北電子)、新常務理事に浜田昭文氏(同会事務局)が就任した。
総会終了後の記者会見では、6月19日に警察庁から、風営適正化法施行規則および遊技機の認定および型式検定等に関する規則の改正の概要説明を受けたことを明らかにした上で、庄司会長は「現在、それぞれの団体が組織内で意見を聞いている状況。日遊協としては、副会長会議と風営法PTを今週、開催するので、まずはそこで意見調整を図る」と説明。
榎本副会長は、日工組では「30日くらいまでに意見をまとめなければいけないと聞いている」と話した。
また、管理遊技機について問われると、庄司会長は「(今後、)選択肢の一つとして出てくるようになると思う」とコメント。パチスロ旧基準機の段階的撤去に関するスケジュールの見直しについては「今は、規則改正の方が優先。(規則改正の内容に鑑みて)それに沿って相談してやっていきたい」とした。
警察庁保安課の小柳誠二課長の講話では、パチスロの旧基準機の段階的撤去について言及。「昨年12月1日を期限に定められた目標値については、営業所別に見た場合、目標を達成できていない営業所が多数あったほか、メーカー団体が特に高い射幸性を有すると区分した遊技機については、ホールはこれを優先的に撤去するとした6団体合意のとおりには必ずしもなっていないという話も聞いており、こうした点については非常に残念。真摯な取り組みを期待している」と述べた。