業界団体 2017/06/30 11:05
全日、警察庁の規則改正動向を報告
全日遊連(阿部恭久理事長)は6月23日、東京都港区の「SHINAGAWA GOOS」で第26回通常総会を開催。
阿部理事長はあいさつで、全日遊連などの主要6団体が、同19日に警察庁から風適法施行規則改正案の説明を受けたことに触れ、「依存防止対策を推進する内容が中心となっており、今後、ホール、メーカー、ともに新規則に沿って進んでいかなくてはならない」とした。
議案審議では、「検定機と性能が異なる可能性のある遊技機」72万6477台を昨年12月末までにすべての組合員店舗が撤去したことや、今年2月に各都府県方面遊協における広告宣伝の自主規制状況調査をしたことなどを報告した。
懇親会では、来賓として警察庁保安課の小柳誠二課長と日遊協の庄司孝輝会長、日工組の筒井公久理事長がそれぞれ登壇。
小柳課長は「業界は依存問題対策を確実かつスピード感をもって実施していく必要がある。パチンコが健全な娯楽となるための取り組みをいっそう推進してほしい」と話した。庄司会長は「今後、ホールは新しい遊技機に切り替わっていく。お客さまが手軽に安心して楽しめる遊技機が増えていくと思うので、ファン拡大のチャンスとしていきたい」とあいさつ。
筒井理事長は「国民を意識し、多種多様な遊技機を提供していきたい」と語った。