業界団体 2017/07/28 11:04
レジャー白書、参加人口は130万人減の940万人
本生産性本部(前田和敬理事長)は7月19日、東京都千代田区の同本部「経営アカデミー」で「レジャー白書2017」記者発表会を開催。志村武範主幹研究員と桜美林大学の山口有次教授が同白書の概要を解説した。
2017年のパチンコ市場は前年比1兆6030億円減の23兆6310億円。参加人口(ホールに年1回以上行ったと回答した人の数)は同130万人減の940万人だった。ホールに行った人の年間平均回数も32.4回から29.8回に、年間平均費用も9万9800円から8万8900円に減少。参加希望率(パチンコ・パチスロを将来やってみたい、または今後も続けたいとする人の数)も、0.1%マイナスの6.6%となった。
なお、余暇市場全体の規模は、前年の72兆2990万円から2%減の70兆9940億円。山口教授は「突出して規模の大きいパチンコ・パチスロ市場が落ち込んだからであり、同市場を除くと前年比0.3%増で、4年連続のプラス成長となっている」と述べた。