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50音 (1397/1911)

フィーバーガールズⅠ

SANKYO

発表時期
1993年
5月
種別 1種
玉貸機
現金機
検定番号 200612
大当たり確率1/240
カウント&ラウンド10個×最大16回
賞球数7&15

江口寿史氏が描くオーロラ5人娘(ヤン、リン、ユン、ルン、ミン)が鮮明画像で大活躍する保留玉連チャン機。アタッカーへの入賞球のみ15個賞球。盤面デザインが異なるタイプも出ている。

当時すでに大人気となっていた『フィーバーパワフルⅢ』(平成4年夏発表)と同じような9分割画面を採用しており、7以外の大当たり図柄にはフルーツの代わりにガールズが採用されている。8ライン(上段、中段、下段、左縦、中縦、右縦、右上がり、右下がり)のいずれかに7が3つ揃いになるか、オールガールズが表示されれば大当たり。大当たりは全2210万5321通りで、オール7、オールヤン、オールリン、オールルンが出現する確率は約49億分の1。リーチ時の最長変動時間は約34秒くらい。

盤面左右にはラッキーナンバー用のキャラクター表示ランプがあり、大当たり後に0~9のいずれかで停止する(当時は特定図柄で大当たりになると継続遊技可能という営業方法(ラッキーナンバー制営業)を採用しているホールがあった)。

液晶手前下部には常に回転しているプレートがあり、ワープから出てきた玉に変化を与える。

大当たり後の保留消化2~4個目(初当たり時)に意図的な連チャン性があり、その確率は1/16といわれた。

ⓒ表示について

 

パチンコ台というのは、その時代の世相を反映したり、流行を取り入れたりすることが多かった。インベーダーゲームが流行った際にはその名も『インベーダー』という機種が発表されたし、エリマキトカゲがテレビCMで人気になったらその名も『エリマキトカゲ』という機種が発表された。

 

平成初期くらいまでは大人気時代劇のオマージュや、人気作品を連想させる機種名など、半分アウトみたいな半分ギャグみたいなパチンコ台も散見され、それがまたパチンコらしさを感じさせたものだ。

 

しかし、時代が流れるにしたがってそのあたりの曖昧さはどんどん消失し、しっかりタイアップしたりちゃんとモチーフにしてパチンコ台が作られるようになった。

 

それに伴って増加したのが、パチンコ台紹介記事掲載時のⓒ表記である。令和時代のパチンコ台ではその大半にⓒ表示が必要になっている。それだけタイアップ機種が増えていることと、パチンコメーカー自体の権利意識の高まりを表しているのではないか。

 

そんなⓒ表示をパチンコ台で最初に記す必要が生じたのがこの『フィーバーガールズⅠ』である。それまでもタイアップ的な機種はあったけれど、明確にⓒ表示を必要とするようになったのはこの機種が最初なのである。

 

ⓒ江口寿史/寿スタジオ/本宮ひろ志

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