50音
(869/1905)
たこべぇ~
奥村遊機
発表時期 |
1989年
2月
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種別 | 2種 |
玉貸機 |
現金機
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羽根開閉時間(落とし、センター) | 0.5秒、0.75秒×2回 |
カウント&最大継続回数 | 10個&8回 |
賞球数 | オール13 |
見るからにユニークな羽根モノ。停留タイプではない。
役物は2層式で、上段がタコの顔、下段がタコの足となっている。2ヶ所に口があるタコの顔は常に左回転しており、基本的に口から下段に流れた玉にV入賞のチャンスがある。
大当たり後はタコの顔が口を正面に向けて停止する。上手く入ればV入賞となって継続するが、これはハズレ玉5カウントで再び顔が回転するため、継続時は早めにV入賞することが多くなる。つまり、完走(最高8回まで継続すること)しても大当たり出玉はそこまで多くないということだ。
探さないと打てない?
当時の羽根モノはやはり西陣、SANKYO、平和が強く、それらのメーカーの羽根モノは実際に面白くよくできていた。比較すると、奥村遊機の羽根モノはどうしても役物がチャチに感じてしまうことが多かった。パチンコ雑誌で紹介する際は実戦が必要で、西陣の羽根モノは繁華街のホールに行けばたいてい打つことができたけれど、『たこべぇ~』を実戦する際はメーカーに設置ホールを聞いたのではなかったか。
個人的に『大和』、『カニゴン』、そしてこの『たこべぇ~』は当時の奥村遊機の羽根モノの(いい意味で!)3大迷機だと思う。
たこべぇ~10という賞球数がオール10の兄弟機が後に出た。