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50音 (239/1905)

カップイン

ニューギン

発表時期
1990年
5月
種別 普通機
玉貸機
現金機
賞球数オール13

平成元年に発表された『ベータ』がホールで好評稼働中だった翌年に登場したのが『カップイン』だ。天下の飛び込み口周辺は一発台特有のゲージ構成になっているが、一見しただけでは大当たり後にどうやって出玉を稼ぐのか全くわからない。賞球はオール13。

役物内に飛び込んだ玉は上段から下段に落ち、2穴クルーンで回転する。後ろに大きな穴、手前に小さい穴があり、その手前穴に入れば肩にある左右のチューリップが開放する。大きな穴に入った場合は、右落としの位置にある2回開きチューリップが開放するだけだ。

チューリップの連動は、左肩チューリップ入賞→左落としの位置にある2回開きチューリップ開放、右肩チューリップ入賞→右落としの位置にある2回開きチューリップ開放、である。

 

役物内の手前穴に入る確率はネカセにも左右されたが、7~15分の1といったところか。20個近く放り込んでもかすりもしないことも珍しくなかった。

 

大当たり後は右打ちする。右肩にあるチューリップの右端に当たった玉は3連斜め状の釘の外に流される。と、その下にある2本の縦釘に当たった玉は勢いよく跳ねて右落としの位置にある2回開きチューリップに流れやすくなるのだ。

大当たり後の出玉を稼ぐ方法が画期的!

 

初めて『カップイン』の盤面写真をカタログで見たとき、出玉を稼ぐコースが発見できなかった。2つ穴構成の役物と、簡単な釘調整で閉じないようにできる肩チューリップの存在が一発台であることを物語っているのだが、肝心の出玉の稼ぎ方がわからない。

 

初打ちはもちろんパチンコ雑誌で原稿を書くためで、平成2年5月のこと。まさか普通機として営業しているわけはないだろうと思いつつ釘を見ると…。右落としの位置にある2回開きチューリップ周辺の釘調整が変!(写真はほぼ営業釘) 右打ちすると、玉が飛んで入っている!

 

ポイントは、出玉の稼ぎ方だけではない。右肩チューリップが開放していない際に右打ちしても出玉が得られないことが重要になる。右落とし右側にある釘やジャンプ釘の左側の空間などがそれを実現している。試行錯誤を重ねてこの釘構成に落ち着いたのだろう。

とにかく斬新だった。想像を超えてきた。確かにいくつかの一発台で驚きのコースで出玉を稼ぐ機種があったけれど、『カップイン』のそれは予想だにしないものだった。その感動があまりに大きく、その後、何度もこの機種の原稿を書いたけれど、必ずこの出玉コースを礼賛する記事構成になった。

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