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50音 (1720/1911)

メガトロン

藤商事

発表時期
1989年
種別 その他
玉貸機
現金機
賞球数オール13

2ステップ型の一発台。役物自体は目新しいものではなく、他機種で使われたことがあるものだ。

大当たりまでには2ステップが必要となる。まずは役物入賞。トランプのクイーンとキングが描かれた役物中央下の黄色い棒で三角形を形成するGO部分に玉を流す。すると、その下にある銀色の玉受け装置(ベロ)が5秒間で5回(1回当たり0.2秒弱)飛び出す。そこで奇跡的に玉が拾われると両肩にあるカイザーチューリップが開放するというわけだ。これによって盤面右下にあるチャッカーへの入賞ルートが開通するので、右打ちして出玉を稼いでいく。

どうすれば拾うんだ?

 

いわゆる二段階タイプの一発台はあまり好きではない。二段階タイプというのは、ある入賞口などに入ると役物が動いたり開いたり飛び出したりし、その後に打った玉がその役物に入ったり当たったりすることで大当たりになるタイプだ。なぜあまり好きではないかというと、ゲーム性としては面白い機種が多いのだが、最後に打ち出された玉が全くの無駄になるからだ。

『メガトロン』もその手のタイプで、ごく短い時間飛び出すベロに拾われれば大当たりになるのだが、本当に拾われることがあるのだろうか、と真剣に悩んでしまうほど拾う気がしない。とはいえ、ベロが飛び出している一連の流れの中で玉が流れてくると期待する。そして拾わなくて落胆。

 

ベロ方向に流れる玉の比率、ベロが玉を拾う確率を求めれば、どの程度ベロ方向に玉が寄れば優秀台なのかを判断できるけれど、よくわからないままそれなりに打ったものである。

 

当時の一発台では当たり前のことだが、この『メガトロン』でもほとんど賞球がない。つまり、1時間で2万円使えるのである。というか、使った。そして大当たりなし。

 

我が人生で『メガトロン』の大当たりは一切なし。後悔は、ない。

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