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50音 (1682/1905)

CRミラクルマン

マルホン工業

発表時期
1994年
3月
種別 1種
玉貸機
CR機
検定番号 300482
大当たり確率(低確率→高確率)1/271→1/90.3
確変率3/15で+2回ループ
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数5&15

設定はなく、確変率1/5プラス2回ループタイプ。小デジタル確率は1/12→10/12。現金機と同時発表された。

0~9か5つの絵柄計15通りの図柄が3つ揃いになれば大当たり。これらのうち、3or5or7で大当たりになったら+2回の確変に突入する。

嬉しかった初めての携帯電話

 

『CRミラクルマン』を初めて打ったホールは、愛知県にあるマルホン工業の直営店である。もちろん、当時編集に携わっていたパチンコ雑誌の原稿づくりのためである。

 

どんな機種だったのかはほとんど覚えていない。この「ミズノ」というホールには何度か足を運んでいるし、愛知県にある他メーカーの直営店にも数多く打ちに行っているから、覚えていることなどあまりないのだ。しかし、この『CRミラクルマン』という名前を聞くたびに一つだけ思い起こすことがある。それは携帯電話である。

 

携帯電話は平成6年4月に端末の自由化が行なわれた。それまでに比べればそれなりに安く持てるようになったのだ。国会議員やヤクザくらいしか持っていなかった携帯電話が広く普及するきっかけになった。

 

とはいえ端末代金が6万円以上、初期費用を合わせると20万円近くかかったのではないか。NTTドコモに契約をしに行くのに一番近かったのが新宿のNSビルだったのだから、契約一つするのも大変だった(その後、量販店でも契約できるようになった)。

 

やたら厚い電池、それにもかかわらず最長17時間くらいしかもたない。地方に行く際は予備電池が必須だった。

大阪府などに行く際は東京で電源を切って「040」に案内されないようなアリバイ作りをして…なんて裏技も楽しい頃だった。

 

高価だが外出時でも連絡が取れる便利なモノ、それが携帯電話であり、所有できたことの喜びを自慢という形で具現化したかったのだろう。携帯電話をパチンコ台左手にある玉貸機にぶら下げて『CRミラクルマン』を打ち続けた。かかってくる可能性なんてほとんどない携帯電話をたまに見ながら、玉の動きを見ていたのである。

 

自分にとって『CRミラクルマン』の記憶は、携帯電話と強く紐づけられているのだ。

ミラクルマン
大当たり確率1/228
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数6&13

大当たり図柄はCR版と同じ。1~9の奇数図柄の3つ揃いで大当たり(5/15)になると、3回セットの大当たり、それ以外は1回の大当たりとなる現金機バージョンがある。

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