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パワードラネコ11

西陣

発表時期
1981年
3月
種別 普通機
玉貸機
現金機
賞球数オール11

天もしくは天横に玉が入ると、左袖チューリップの開放か、下部5つのチューリップ(黄色のチューリップ以外)全開放のどちらかになる。これは選べるものではなく、交互に繰り返される。なおかつ、次に1つのチューリップが開放するか5つのチューリップが開放されるかは(天下部分を見ることで)あらかじめわかる仕組み。

役物中央からその下に落ちれば、2回開きチューリップと最下部中央チューリップの2個が開放する。

盤面デザインが異なるバージョンもある。

賞球数の違いは大きいのだ!

 

昭和時代末期、6年間ほどパチプロ生活をしていた。商店街にある同じホールにばかり通っていたのだが、駅前や反対側の北口駅前にも系列店があり、通っているホールが店休日の場合などにはそれらの店に行くこともあった。

 

駅前の店は小型店で、立地条件は最高(南口出て15秒)ながらも平成になるかどうかの段階で潰れた。

『スーパーコンビ』で右打ちをしても玉が戻ってきてしまうくらいのハンドル調整になっていたので直してもらおうとしても「できない」の一点張り。

夕方4時くらいになると店員が「開放台」の札を羽根モノや権利モノ、普通機の15台に2台くらいの割合でさしていく。普通機なんて滅多に打ち止めにならないのにそんなことにはお構いなく、夕方に突如「開放台」が生まれるのである。仕事帰りの客がそれらの台を見つけては金を使い、もちろん回収されていく。

 

元々やる気がなかったのか、商売替えを考えていたのかもしれない。その後、換金所やコンビニエンスストアなどの業態に変化していった。

 

そんな駅前小型店には西陣の普通機『ステイション15』、『スターQ13』、『パワードラネコ11』が設置されていた。当時は同一機種が1シマ、もしくは数台以上並んでいるのが当たり前だったが、その店では『ステイション15』、『スターQ13』、『パワードラネコ11』の順に1台ずつ並んでいた。合計で9台だったか。

 

『ステイション15』は賞球数がオール15、『スターQ13』は賞球数がオール13、『パワードラネコ11』は賞球数がオール11である。恐らく、普通は賞球数のことなど打っている際にあまり意識しないだろうが、賞球数が異なる普通機を打ち比べると、特にオール11とオール15の差に驚かされる。

 

『ステイション15』を打つ。チューリップは6個あるけれど、一度に全開することはない。最高でも2つだけだ。それでも、チューリップへのダブル入賞や、役物への連続入賞などがあると、15個賞球だけにそれなりに持ち玉が増える。

一方で『パワードラネコ11』を打つと、天入賞から5個同時にチューリップが開いた際には当然、持ち玉が増える感覚はあるけれど、あっちでパカパカこっちでホイホイとチューリップが開いては閉じてを繰り返しても、持ち玉の増えるスピードが遅い。左落としなどの持ち玉の減りを抑える役目をするチューリップへの入賞ペースが落ちると、アッという間に上皿の玉がなくなってしまう。

 

長く長く普通機を打っていると、どのくらいの感覚で天穴や役物や左落としに入るとどのくらいのペースで持ち玉が増え、打ち止めにできる可能性がどれくらいなのかの答が計算をしなくても感覚的に理解できる。ただそれは、打ち慣れた賞球数の普通機から自然と導き出されたものであり、自分にとってはオール15がその感覚のもとになっていた。ゆえに、オール11の普通機を打つと感覚が狂うのである。

「こんなにあっちこっちでチューリップが開いているのに打ち止めにできないの?」。

 

個人的にはオール15の普通機が好きである。

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