類似機種の元祖であったことから『キングハンター』（ニューギン）タイプと呼ばれる一風、変わった遊技機（種別は「ロ」）。盤面中央下部にある通過口（START）を玉が通過すると3桁の7セグが変動する。赤の0～9の3つ揃いで停止すると大当たり（全10通り）で、START上左右にある電チューが約6秒開放する。赤の2～8が左中にゾロ目で出現する（右は大当たり以外の図柄）と中当たりで、電チューが3秒開放する。小当たり時は電チューが1.5秒開放する。

大当たり確率は1/500といわれていた。デジパチと同じく、保留は最高4個まである。

『キングハンター』後に発表されたこともあり、販売台数は2200台ほどとなった。

本機は大当たり、中当たり、小当たりがある遊技機であるが、それだけのゲーム性ではない。いったん大当たりになると、変動が途切れない限り、大当たり、中当たり、小当たりにバンバン当たって出玉が増えていくのだ。逆に言うなら、通常時は大当たり目指してデジタルをガンガン回し、いったん大当たりになったら保留が途切れないように打ち続ければ、大当たり、中当たり、小当たりによって出玉を獲得できるゲーム性となる。ただし、大当たり後に変動が途切れるとパンクとなる。

なお、デジタル始動口は通過式なので、玉持ちは悪い。