ゴールデンクロス
平和
発表時期 |
1989年
11月
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種別 | 2種 |
玉貸機 |
現金機
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羽根開閉時間(落とし、センター) | 0.5秒、0.7秒×2回 |
カウント&最大継続回数 | 9個&8回 |
賞球数 | オール13 |
大人気羽根モノ『ビッグシューター』が、『ミラクルシューター』の効果音を引っ提げて(?)登場した。賞球数はオール13で、最高8回継続。盤面左右にはチューリップもある。
基本的なゲーム内容は『ビッグシューター』と同じと考えて良い。羽根に拾われた玉は必ず上段奥に流れ、タイミング良く回転しているローター中央の穴に吸い込まれれば下段に落ちる。ローターは穴が正面を向いた際に1秒弱停止する。また、『ビッグシューター』にあった上段の突起物はなくなっている。
V入賞後は、ローター両脇のハズレ穴の下段部分に突起物が現れたり、6カウント後にはローターが穴を正面に向けて停止したりすることで継続率を高めている。
灰皿にまつわるエトセトラ(人生編)
昭和の時代、まだパチンコ雑誌は存在していなかった。本屋にあるのはパチンコの必勝法などを紹介する単行本くらいだった。優良ホールの紹介なども載っていて、そこに忖度を感じたものだ。
しかし、メインのパチンコの勝ち方に関する内容にはひどくガッカリした。
例えば、デジパチ(当時から「デジパチ」という言葉が使われていた)では、大当たり後に10回転しか回していない台よりも100回転回している台のほうが当たりやすいから狙えとか、灰皿に吸い殻が多い台のほうが優秀台の可能性が高いとか。850円も出したのに…。
昭和58年のことである。
映画や鉄道、麻雀などに関する雑誌はすでに出ており、パチンコの専門誌があってもいいじゃないかと考えるようになった。パチンコ台の紹介、正当な攻略法の掲載、本当に勝てる打ち方、色々とやれることがある。
その後、パチンコ㊙情報、パチンコファンなどのパチンコ雑誌が創刊された。この2誌はビジュアル的につまらないものだったが、結局、あの単行本のおかげで自分もパチンコ雑誌に関わるようになっていく。
パチンコ㊙情報、パチンコファン、パチンコ攻略マガジン、パチンコ必勝ガイド、プロが教える秘密のパチンコ術、パチンコ必勝大作戦、パチンコ王、パチンコ速報ガイド一発勝負、パチンコマルカツ(パチカツ)、パチンコ最強攻略など、ほぼ全てのパチンコ雑誌に足跡を残している。
あの単行本がなければパチンコ雑誌の編集に携わることはなかったかもしれない。それはつまり、本稿もなかったことを意味する。
人生、面白いものである。
ゴールデンクロスAも各都道府県の認可を受けているが詳細不明。