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50音 (750/1905)

スーパーカブキ3

奥村遊機

発表時期
1995年
9月
種別 3種
玉貸機
現金機
検定番号 420723
デジタル確率1/283→1/28.3→1/28.3
アタッカー開放時間(9.8秒(9個)×16回)×3回
賞球数7&15

奥村遊機から平成7年の同時期に3機種の『カブキ』と名が付くデジパチ&権利モノが販売されていてちょっとややこしい。まず『THEカブキ』は型式名も『THEカブキ』でデジパチである。権利モノは2機種あり、2回権利が『スーパーカブキ2』で型式名は『THEカブキ3』という。3回権利は『スーパーカブキ3』で、型式名は『スーパーカブキ』だ。

これら3機種とも蛍光管表示モニターを搭載している。出玉を稼ぐアタッカーのみ15個賞球。

盤面デザインが異なるタイプが翌年に出ている。

ヘソのGOを通過すると図柄が変動する。0~9、男、女の各図柄があり、0~9の3つ揃いか、男女の組み合わせ8通りのいずれかが表示(全18通り)されたら盤面最下部のアタッカーが5.9秒開放。V入賞で権利獲得だ。

その後は右打ちして出玉を稼ぎ、16回のアタッカー開放後は2、3回目の権利発生を目指す。

リーチ演出としては、回転リーチやめくれリーチなどがある。リーチ確率は1/10。

資料あるある

 

「過去機種」で掲載しているパチンコ台の大当たり確率やアタッカー開放時間などのスペックは、基本的にパチンコメーカーが作成した一次資料を基にしている。いわゆる公式発表のものであり、インターネット上に転がっている得体の知れないガセ情報や、適当にネット検索して「調べました」というような正体不明情報などは見ることなく書いている。

ただし、全てがメーカー発信の情報というわけではない。平成時代までは、パチンコの実機を入手し、解析し、正確なスペックなどをパチンコ攻略誌がオープンにすることもあり、自分が関わってきた数多のパチンコ雑誌においてもいくつかのスクープを飛ばしている。そんな情報や、実際に打った機種についてはその実戦経験も参考にしつつ記しているのだ。

また、細かいところでは「7or13」を「7&13」で統一表記したり、「1/225.5」を「1/225」にしたりすることもある。

 

で、『スーパーカブキ3』だ。

権利獲得後のアタッカーは9.8秒もしくは「おおむね10個入賞するまで」開放という資料と、「9カウント」と明記されている資料(どちらも一次資料)の2つがあるのだ。

できれば統一してほしかったところだが、推測するに9カウントだけれど10個目の入賞も容易、程度のことと思われる。というのも、9カウント機であってもセンサーの位置やアタッカー周辺の構造などによって、10個目の入賞がよく起こる機種があるし、9カウント機でもおおむね10個入賞するまでと書いたほうが、大当たり出玉が多く「盛れる」からだ。

 

女性が入念にお化粧をするように、新機種をアピールするための資料も、少しでも良く見せようという気持ちが入った結果、「おおむね10個入賞…」と明記された資料があるのだろう。

 

資料あるあるといってもいいかもしれない。

令和時代でも出玉や継続率を「盛った」資料が散見される…。

スーパーカブキ2
デジタル確率1/253→1/25.3
アタッカー開放時間(9.8秒(9個)×16回)×2回
賞球数7&15

2回権利モノも同時に出ている。

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