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50音 (460/1716)

サンタナ

三洋物産

発表時期
1986年
6月
種別 3種
玉貸機
現金機
デジタル確率-
アタッカー開放時間(10個×8回)×3回
賞球数オール13

昭和61年に発表されて人気を得た3回権利モノ。同じような役物を使って同時期に登場した機種として、京楽産業の『グランドホーク』、奥村遊機の『バトルロイヤル』、まさむら遊機の『ストライクイーグル』がある。

天下のSANTANAと書かれた部分の上にある左右の入賞口から役物内に玉が入ると奥に転がり、役物下段に出てくる。その下段中央には規則的に上下動を繰り返す可動片があり、入賞球に変化を与える。玉が、役物下段手前で常に回転している2つの回転体(右は時計回り、左は反時計回り)の真ん中を通り抜ければ権利獲得だ。

 

その後は左or右肩にある入賞口(「スタート」と書いてある)に玉が入ればアタッカーが開放。これを最高で8回繰り返す。なぜ最高8回なのか。当時の権利モノの大きな特徴の一つだが、「スタート」に8個入っても8回開くとは限らないのだ。システムとして、例えばアタッカーの6回目開放時に7個目の玉が「スタート」に入った場合、7回目の開放は約束されるが、その7回目の開放前に「スタート」に入ってしまうと本来は7回目だった開放が最終となってしまうようになっていたのだ。例えば4回目の開放時に立て続けに「スタート」に入って8個までカウントされると、結局5回の開放で終わることになる。

 

「スタート」に入った玉は役物内の7セグ(アタッカーへの入賞球をカウントする)下のランプによって表示されるので「スタート」に入りすぎないように祈りながら打つか、ストロークを工夫するか。様々な対処法があった。

 

2回目の権利獲得時は役物下段手前で常に回転している2つの回転体の左側(小さくランプも点灯する)に入れば、3回目の権利獲得時は役物下段手前で常に回転している2つの回転体の右側(小さくランプも点灯する)に入ればそれぞれ権利獲得となる。その後の出玉の稼ぎ方は1回目と同じである。

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