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50音 (307/1905)

キャロットボーイ

SANKYO

発表時期
1995年
12月
種別 2種
玉貸機
現金機
検定番号 410309
羽根開閉時間(落とし、センター)0.4秒、0.4秒×2回
カウント&最大継続回数8個&8回
賞球数6&13

役物中央にデンと鎮座するのがキャロットボーイだ。最大継続回数を8回としているため、遊べる羽根モノに仕上がっている。

大当たりになるとそのキャロットボーイと騎手が上下に動き、臨場感を味わえる。Vゾーン真上にストッパーが出てその上部に1個の玉を停留できるようになる。8カウントもしくは羽根開閉18回後に停留が解除される。これにより安定した出玉を実現しているわけだ。

始動チャッカーのみ6個賞球。

平成10年に発表された『パカパカダービー』は、『キャロットボーイ』の盤面デザインが異なるタイプであり、ゲーム性などは全く同じ。

最新機種が出ない!

 

平成8年~平成10年初頭頃まで、各パチンコメーカーは新機種をあまり発表できなかった。様々な事情により、パチンコの最新機種が保通協を通らなかったのだ。

 

どうなったか。

 

あるメーカーは1~2年前に検定を通った機種を引っ張り出してきて販売した。あまり売れなかった。検定を通ったのにすぐに売らない機種には何らかの事情があるものだ。

あるメーカーは「お蔵入りするつもりだった」(メーカー某氏談)一発台を発表した。個人的には狂喜乱舞。メッチャ打ったけれど、この時すでに一発台の釘調整をまともにできないホールがあった…。

そしてあるメーカーは、1~3年前に発表した機種の名前を変えて新機種として登場させた。デジタルや役物が同じでも機種名が異なると「新機種?」と思うから、一定の販売効果はあったことだろう。

そしてまたあるメーカーは兄弟機の販売時期を大きくズラすことでピンチをチャンスに変えて、大した機種でもないのに(失礼)どちらも実力以上の販売台数を記録した。

 

当時はパチンコ雑誌としても大いに困ったもので、すでに「連チャン打法!」とか「ニセダブル完成!」といったコピーを打てるような機種はなく、攻略誌から情報誌(演出紹介誌)に変わりつつあった頃だが、その頼みの綱の最新機種が発表されないのだから実戦企画を増やしたり、人気機種を何度も掲載したりした。

 

平成10年2月頃からようやく新機種が動き出した際には心底、ホッとしたものである。

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