工事郎2
京楽産業
発表時期 |
1990年
夏
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種別 | 2種 |
玉貸機 |
現金機
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羽根開閉時間(落とし、センター) | 0.4秒、0.65秒×2回 |
カウント&最大継続回数 | 9個&8回 |
賞球数 | オール13 |
平成2年、パチンコ業界に「工事」旋風が吹き荒れた。SANKYOから『道路工事Ⅰ』(大同から『道路工事』)、大一商会から『安全大一Part.1』と『安全大一Part.2』、そして京楽産業から『工事郎』と『工事郎2』が出たのである。不思議と、竜だったり汽車だったり将棋だったり、同じものがモチーフの機種が同年に発表されることはあるのだが、それが3機種となるとかなり珍しい。
兄弟機の『工事郎』と比較すると、寄り周辺、左右袖のチューリップ周辺、始動チャッカー周辺(特に落としのハカマ釘が6本構成)のゲージ構成がかなり異なっている。上部の風車の形状も違う。スペック的には『工事郎2』のセンターチャッカー入賞時の羽根開放時間が長くなっている程度で、停留タイミングや解除のタイミングなどは同じである。
役物構造は上・下段の2層式。羽根に拾われた玉は全て上段から役物奥にあるパワーショベルのどこかに当たってから下段に落ちる。下段左右手前にはモグラがいて、チャッカー入賞時に3回上下動することで、V入賞を助ける役割を担っている。
大当たり後はパワーショベルが下がってその中に最高3個の玉を停留できるようになる。ただし、停留は若干難しく、後続の玉に弾かれたり、そもそもパワーショベルに向かわない玉もある。ハズレ玉5カウントか羽根開閉12回目に停留解除となり、停留玉がVゾーンに向かう。しかし1個だけではほぼハズレ。2個か3個あればV入賞しやすい。もっとも、停留解除前に入賞することが多く、継続率は決して低くない。また、カウントセンサーはハズレ穴にあるので、9カウント機ではあるが10個拾うことは難しくない。
工事郎 | |
羽根開閉時間(落とし、センター) | 0.4秒、0.45秒×2回 |
カウント&最大継続回数 | 9個&8回 |
賞球数 | オール13 |
兄弟機の工事郎2との大きな違いは寄りやチャッカー周辺のゲージ構成と、センターチャッカー入賞時の羽根開閉時間。盤面デザインは同じだ。