過去機種検索
昔懐かしの名機、
レトロ台をここで検索!

更新情報

50音 (1854/1905)

レモン牌

平和

発表時期
1996年
11月
種別 1種
玉貸機
現金機
検定番号 500290
大当たり確率1/245.5
カウント&ラウンド10個&最大16回
賞球数7&15

『麻雀物語』の大ヒットによって平和と麻雀の親和性が際立つことになったが、麻雀をモチーフにした機種は数多く出ている。パチンコと麻雀の相性が良いということだろう。この『レモン牌』もそうだが、麻雀をモチーフにしながらも機種名に麻雀と付けないケース(『大三元』など)もある。この『レモン牌』は『麻雀物語』発表から5年後に出ているが、キャッチコピーに「麻雀物語を超えたスーパー麻雀」とあるように、当然『麻雀物語』を意識した作りになっている。使用図柄はメインが筒子(ピンズ)であり(1~9)、それ以外は東、南、西、北、白、發、そして中の代わりに1索と、『麻雀物語』との図柄の相違は中→1索だけなのである。どうでも良いことだが、『麻雀物語』では7筒表示の上の部分が逆向きだった(もっとどうでも良い話だが、『麻雀物語』の盤面デザインやカタログではちゃんとした7筒が描かれている)が、『レモン牌』では正当なものになっている。

前述したように大当たり図柄は全16種類で、その内、3筒、7筒、1索、發の4図柄のみ牌がレモン色になっている。これらの図柄で大当たりになれば(4/16)次回大当たりまで、小デジタル確率がアップ(1/11→1/1.1)する。アタッカーのみ15個賞球。

デジタルの停止順は左→中→右。和了牌のチャンスをうかがう迷い捨て牌(チャンスは最高2回)、美女と和了をかけて一騎打ちするツモ切り、図柄が3個揃ってスクロールする全体スクロール(いわゆる全回転)、リーチ途中で手が出現しあと何牌ツモれるかカウントダウンされるカウントダウン、いきなり当たる天和の各リーチ演出がある。SPリーチ時には1000点棒が出現する。

確変中は液晶の背景画面が桃色に変化する。

特に大当たり中に液晶画面で活躍する3姉妹は、長女まどか24才、次女さやか20才、三女えりか17才で、ラウンド中の野球拳で楽しませてくれる。これは当時の液晶機の大きな特徴でもあった。

麻雀をモチーフにした機種

 

麻雀とパチンコの親和性に関しては語るまでもない。なんといっても雀球(じゃん球)というジャンルが存在するくらいなのだから。

 

さて。

 

では、機種名に「麻雀」が付く機種はどれくらいあるのだろうか。

まずは『エキサイト麻雀3』と『エキサイト麻雀5』(ニューギン。平成元年)。盤面上部に「興奮的麻雀」と書かれ、ドットで表現された麻雀牌と独特の効果音が魅力的だった。翌年には『麻雀王4号』と『麻雀王6号』(京楽産業)が発表された。これもドットタイプだった。そしてその翌年には『ウルトラ麻雀』と『ウルトラ麻雀3』(京楽産業)が登場。盤面には点棒やサイコロ、立直や和了といった文字があって麻雀の雰囲気が伝わってくる。

 

そして同年、平和から『麻雀物語』と『麻雀物語Ⅱ』が発表される。保留玉での連チャン性、カラー液晶といった複合要素により大ヒットを記録する。

 

その翌年の平成4年には西陣から『スーパー麻雀』が出る。ドット式で、図柄は字牌以外は万子で構成されている。

平成5年にはマルホン工業が連チャン機の『麻雀王』を発表する。ドットタイプゆえ、図柄は字牌(白と發はない)以外は万子で構成。

 

その後は平成13年発表の『スーパーEX麻雀』(ニューギン)まで飛ぶ。

平成14年には大一商会から『CRドラムチック麻雀』、平成16年に『CR少林麻雀』(ニューギン)、平成17年に『CR華牌・井出洋介の華麗なる麻雀』(奥村遊機)、平成20年に『CR新EX麻雀』(ニューギン)、平成22年に『CR華牌Ⅱ「ミスター麻雀」小島武夫の戦略』(奥村遊機)、平成23年に『CR南国麻雀』(奥村遊機)、平成24年に『CR麻雀物語~麗しのテンパイ乙女~』(平和)、平成25年に『CRくるくるぱちんこ新EX麻雀2』(ニューギン)、平成26年に『CR麻雀姫伝』(サンセイR&D)、平成27年に『CRキュインぱちんこ麻雀物語2~めざせ!雀ドル決定戦!~』(平和)、平成29年に『CR麻雀物語~役満乱舞のドラム大戦~』(アムテックス)、平成30年に『CRぱちんこ麻雀格闘倶楽部』(コナミアミューズメント)、令和4年に『P麻雀物語4』(平和)と続く。

 

機種名に「麻雀」は付かないけれど

 

機種名に「麻雀」とは付かないけれど、誰がどう見ても麻雀がモチーフだろっというパチンコ台も数多くある。

『大三元』(平和。昭和57年)、『雀遊記』(マルホン工業。平成5年)、『雀姫物語』、『大三元』(平和。平成6年)、『レモン牌』(平和。平成8年)、『CR・ピーチパイV』(平和。平成9年)、『雀士ウーロン牌』(マルホン工業。同)、『CR打て打て雀士』(タイヨーエレック。平成14年)、『CR雀ジャンパラダイス』(三洋物産。同)、『CR雀皇』(タイヨーエレック。平成15年)、『CR雀帝倶楽部』(ミズホ。平成16年)、『CR幻の雀神麗華』(まさむら遊機。平成17年)、『CR哲也~雀聖と呼ばれた男~』(大一商会。平成21年)、『CR天 天和通りの快男児』(奥村遊機。平成23年)、『ぱちんこCR天 天和通りの快男児Ⅱ』(奥村遊機。平成25年)、『CR哲也2~雀聖再臨~』(大一商会。平成26年)、『CR咲-Saki-』(三洋物産。同)、『CR雀鬼~桜井章一伝説~』(大一商会。平成27年)、『CR咲-Saki-阿知賀編』(三洋物産。平成31年)、『CR咲-Saki-全国編』(三洋物産。令和5年)。

 

ふ~っ。やっぱりいっぱいあった。

Page Top