CRうちどめくん
西陣
発表時期 |
1992年
8月27日
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種別 | 1種 |
玉貸機 |
CR機
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検定番号 | 200238 |
大当たり確率(低確率→高確率)
| 設定1…1/262.6→1/77.2 設定2…1/283.4→1/83.4 設定3…1/306.8→1/90.2 |
確変率 | 4/15で次回まで |
カウント&ラウンド | 10個&最大16回 |
賞球数 | 5&10&15 |
西陣のカード式遊技機(CR機)1号機。3段階の設定がある。ヘソ賞球は5個。

15通りの大当たり図柄のうち、3、5、7、当の図柄の3つ揃いで大当たりになると確変に突入する。確変図柄でリーチがかかった場合は、通常図柄とは異なるスロー回転となる。アタッカー内のオヤジが可愛い。

平成4年8月27日の上野村は大盛況!
パチンコの新機種が発表されるとなると必ず向かう場所、それが通称上野村だ。各メーカーの支店やショールームが半径200メートルくらいに点在しており、掛け持ちして訪れることができるので非常に便利なのだ。そんな上野村が、多分、史上最高に混雑した日。それが平成4年8月27日だったのではないか。各メーカーのCR1号機がお目見えしたのだ。
同日にCR機を発表したのは京楽産業(『CRフラワーショップ』)、SANKYO(『CRF.ウィンダムⅠ』)、三洋物産(『CRミラージュナイト』)、竹屋(『CRノーザ』)、ニューギン(『CRエキサイトロイヤル』)、そして西陣の6メーカーである(大一商会は9月3日に『CRエルドラド』、平和は9月10日に『CRシグマ』を発表)。どのメーカーのショールームも物凄い人だかりで、実機をゆっくり見られるような環境ではなかった。ただ、同日には現金機の『フィーバーパワフルⅢ』(SANKYO)や『カーニバル』(ニューギン)などの注目機種も発表されており、それもあってより多くの関係者が集まったのかもしれない。

探さないと打てない!
保留玉連チャン機が全盛だったのだから、現金機の兄弟機のような見てくれ(『CRうちどめくん』は『パーラーキング』や『銀玉人生』(型式名は『パーラーキングSP』)と同じ表示装置を使用)と、差が少ない3段階設定、せいぜい3.4倍の確率アップ…程度ではCR機をホールの主流にすることなどできないわけで…。

パチンコ雑誌編集者としては話題性だけはあったから探してでも打ちに行かなければならない。もちろん、探して打ちに行ったものだ。その結果、ちょっとだけ不思議だったのは確変中にすぐに大当たりになること。とても3.4倍とは思えなかった。
CRうちどめくんP-2(検定番号…200409)も検定を通っているが販売未確認。