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50音 (654/1911)

スカイランド

奥村遊機

発表時期
1986年
4月
種別 2種
玉貸機
現金機
羽根開閉回数(落とし、センター)1回、1回
カウント&最大継続回数10個&8回
賞球数オール13

オール13の羽根モノ。落とし、センターどこに入っても羽根開閉は1回だ。羽根はスライドタイプ。

バカ台って知っていますか?

 

同じホールに6年間ほど通ってパチプロみたいな生活を続けていた昭和末期。他の勝ちやすいホールを探そうという気構えは多少あって、新規開店狙いをしたり、美味しそうな営業方法のホールにちょこちょこ出かけたりしていた。

東京都下にある某ホールではちょっと変わったイベントをやっていた。朝一の10時にホールの景品カウンターで1000円分の玉を借りると、その小箱の中に数字が書かれた紙が1枚入っている。2000円分とか3000円分とか借りる人もいる。その場合は2枚とか3枚になる。

 

営業開始後、15分か20分かは忘れたが、時が経つとマイクパフォーマンスが始まる。

「48番の番号札をお持ちのお客様、255番台までお越しください」。

 

当選者は意気揚々と255番台まで行く。店員が番号札を確認し、「打ち止め台」と書かれたプラスチックの札を取る。パチンコ台には全面に新聞紙が貼られていて、それがどんな機種でどんな釘調整になっているのかは全く見えない。客は、新聞紙を見ながら玉を弾くわけだ。

 

ただし、効果音は聞こえる。ウーとかブーとかいう羽根が開く音やV入賞音などから機種名を想像できるのだ。

 

これが通称、バカ台。誰が言いだしたのかは知らない。「今日もバカ台には当たらなかったよ」。そんな感じで使う。

 

このバカ台、どこに打とうともピーとかガオーとか効果音が鳴り、大当たりの効果音がし、玉がじゃらじゃら払い出される。とんでもないプラス調整が施されていたのだろう。恐らく羽根モノ。

 

ある日、バカ台の新聞紙を外すパフォーマンス(?)が行われたことがあったが、その時はちょうど打っていた羽根モノの大当たりの真っ最中で、見に行けなかったことを未だに後悔している。

 

ちなみに、バカ台に当たったことは一度もない。昭和らしいイベントを体験しておきたかった、と今さらながら思う。

スカイランドデラックスとニュースカイランドという兄弟機が後に発表されている。

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