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50音 (318/1905)

キューピット

奥村遊機

発表時期
1986年
11月
種別 普通機
玉貸機
現金機
賞球数オール13

奥村遊機の一発台としては『パンドラD』と並んで多くの人の記憶に残っている機種だろう。

この機種の良いところは、ポイントになる入賞口(天下の三角釘の入賞口)に多くの玉が寄るけれどもなかなか入らない釘調整と、1個でも入れば大当たりになるような釘調整の2つからホールが選択できるところにある。

天下の三角釘部分に入賞するとその下のカニのはさみが左右2個ずつ開放する。上のはさみはすぐに入賞して閉じるが、下の赤いはさみは釘調整によって入賞しないようにすることが容易なので、その開放したはさみの先端に当たった玉がそれぞれの左右にあるクルーン→チューリップに入りやすくなる。これにより、ホールが定めた打ち止め個数まで一気に出玉が増える。

関門突破型が楽しい

 

この機種の良い点として一番に挙げられるのは、一発台として2通りの使い方ができるということだ。一つは天下に飛び込めば大当たりになる完全一発台仕様、もう一つは天下にはそこそこ飛び込むが三角釘をシメるやり方で、天下クリア→三角釘もクリア→大当たりという2つの関門突破型である。個人的には後者が好きで、一発通れば大当たりになる一発台を打ちたいなら他にも数多く存在したから『キューピット』を打つなら後者一択だった。

 

自分が通っていたホールは後者の仕様で、地味でもいいから地道に勝ちたかったから普通機や羽根モノをメインに打っていて、『キューピット』はそんなに打っていない(前者だったら全く打たなかったかも)。当時の新装開店では数機種、数十台の入れ替えがポピュラーだったが、この機種はあまり期待されていなかったのか、それとも単に片シマだけ入れ替えたかったのか、平日10時の普通の開店時に普通に新機種として導入されたのだ。

 

いつものように朝10時の開店とともにホールに入り、各シマの釘を見ていくと見慣れない機種が…といった感じだった。当時はカイザーチューリップを使った権利モノでなかなか天下に入らなくて金を使う機種があったし、好きだった『パラレル』(マルホン工業)がどんどん一発台に近い釘調整になっていって寂しさを感じていた。と同時に、一発台やそれに近い機種でも、釘をしっかり読み、大当たりになりやすい台の傾向をつかめば勝ちやすいことも理解していた。それゆえに『キューピット』も導入後何度か打って何度か大当たりさせたけれど、多分10回も大当たりさせていないのではないか。一発台では他に魅力的な機種がいっぱいあったし。

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