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50音 (246/1911)

かにちゃん

大一商会

発表時期
1990年
9月13日
種別 その他
玉貸機
現金機
賞球数8&13

『たこちゃん』と同時期に発表された一発台。役物は一部、同じモノが使われている。賞球数は天の入賞口が8個で、他は13個。

これもまた『かにちゃん』らしいのは盤面デザインだけだが、一発台らしからぬ可愛さが素敵。

天下から横に3つの穴が並んだ役物に入賞した玉は、いずれかに振り分けられる。左穴に入ったら左袖のチューリップが、右穴に入った右袖のチューリップがそれぞれ開放する。簡単にいうならハズレだ。中央のV穴に入った場合は電動役物が上昇する。これは5個入賞で元に戻るが、一発台調整であれば入らないように釘を調整するため、実質V穴入賞で大当たりだ。その後は、上昇した電動役物によってできた空間により最下部のチューリップに入りやすくなるから、それで出玉を稼いでいく。

打てて良かった

 

『かにちゃん』は、『たこちゃん』とともに平成2年9月13日、14日に福岡県の福岡国際センターにて開催された'90パチンコ産業展でお目見えした。この産業展には各メーカーとも来たる10月の規則改正を踏まえて溜め込んでいた(?)機種をいっせいに発表したため、全メーカー合わせて100機種近くが披露された。その中でも『かにちゃん』と『たこちゃん』は異彩を放っており、どちらもどうしても打ちたい機種だった。

 

11月になってやっとホールで打つことができた。考えるまでもなく『かにちゃん』のインパクトは盤面デザインだけ。3つ穴役物の真ん中に入れば大当たりになるわけで、一発台としてはそこまで特筆することもない。

 

ただ『かにちゃん』と『たこちゃん』は恐らくマイナーな一発台だったのではないだろうか。その後、パチンコ好きの人と話をしても『かにちゃん』も『たこちゃん』も「何それ?」というようなつれない返事しかしてもらえないのだ。と、そんなことを書いている平成二郎も1回しか打っていないんだけど。

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