ドリーム・ランデブー3
奥村遊機
発表時期 |
1992年
4月
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種別 | 1種 |
玉貸機 |
現金機
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検定番号 | 200015 |
大当たり確率 | 1/210 |
カウント&ラウンド | 10個&最大16回 |
賞球数 | 7&15 |
デジタルは4つあり、停止順は左→右→上→下。4つ全てに0~9、Fv、¥、$の図柄が4つ揃うか、1~9の奇数図柄が上か下を除く3つに表示されれば大当たりとなる。その種類は計133通りだ。奇数図柄のリーチがアツい。大当たり時のアタッカー開放時間は16秒と短め。
表面上の大当たり確率の大切さ
令和時代の今でこそ、デジパチにおいて大当たり確率を知ることはいともたやすい。しかし、昭和から平成初期の頃にかけて、新機種を販売する際の資料に肝心の大当たり確率が明記されていないのはごく普通のことだった。取材の際、まず最初に聞くのが大当たり確率ということも多かった。
ただ、目安はある。デジタルに表示される図柄の数と大当たりの組み合わせがわかれば、つまり計算上の確率を求めることができれば実際の大当たり確率も大体わかるのだ。実際の大当たり確率は表面上の大当たり確率の±10%におさまることになっているからだ。
例えば図柄3つあって、それぞれ0~9の数字だけが表示され、それらの3つ揃いで大当たりになるなら10×10×10÷10で、表面上の大当たり確率は1/100。実際の大当たり確率はその±10%というわけだ。
ドリーム・ランデブー3で見てみよう。デジタルが4つある。0~9、Fv、¥、$の図柄が4つ揃うか、1~9の奇数図柄が上か下を除く3つに表示されれば大当たりだ。
大当たりの組み合わせは
①4つ揃いが13通り
②上図柄以外に1~9の図柄が3つ表示されるのが60通り
③下図柄以外に1~9の図柄が3つ表示されるのが60通り
となる。
4つのデジタルに表示される図柄の組み合わせは13×13×13×13で28561通り。大当たりの組み合わせは133通りだから、表面上の大当たり確率は1/214.74となる。実際の大当たり確率は1/220だから、しっかり±10%におさまっているわけだ。
たまに、兄弟機で中デジタルに余分なハズレ図柄が追加されている場合がある。それは、±10%をクリアするためのものだったのだ。
ドリーム・ランデブー2 | |
大当たり確率 | 1/220 |
カウント&ラウンド | 調査中&最大16回 |
賞球数 | 7&15 |
ドリーム・ランデブー2とドリーム・ランデブー3のアタッカー周辺を比較しながらよく見ると、貼ってあるシール(?)のデザインが異なっている。なぜだろう?