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アップルシティ

平和

発表時期
1993年
6月
種別 2種
玉貸機
現金機
検定番号 210086
羽根開閉時間(落とし、センター)0.4秒、0.4秒×2回
カウント&最大継続回数9個&15回
賞球数オール10

役物内のリンゴが目を引く停留タイプの羽根モノ。

大当たりになると、役物内のリンゴが裏向きで停止する。トンカチも動き、ストッパーによって1個の玉を停留できるようになる。4カウントもしくは羽根開閉17回後に解除される。

玉貸し機争奪戦!

これは『アップルシティ』などの羽根モノが設置されたとあるホールの写真である。ただ、本題はそこではない。玉貸し機を見てほしい。玉貸し機が2台に1台の割合でしかないことがわかるだろう。

 

昭和の時代はこれが当たり前で(この写真は平成に撮影されたものだが)、玉貸し機の使い方が下手な奴が隣で打ち始めるとちょっとだけ憂鬱になったものだ。

 

というのは、特に羽根モノなどを朝一で打ち始める際、俺は300円分の玉を借りる。普通機なら200円だ。そして、上皿の残り玉数を認識しながら絶妙のタイミングで200円の追加投資をする。それをV入賞まで繰り返すのがルーティーンとなる。たまに、100円入れた時点で鳴き(始動チャッカーへの入賞)、運良くV入賞した際などには100円だけ借りることになるが、隣に玉貸し機を共有せざるを得ない客が座ると、そのタイミングが乱されるのだ。

 

①借りた玉をすぐに掬い取らなかったり、逆に何度も何度もガチャガチャやって、こちらの使用を(無意識に)妨害する

②玉をある程度掬い取ったところでV入賞したため、玉貸し機に玉を残したまま遊技に夢中になる

③玉貸し機から上手く玉を掬い取れずにこぼしてしまい、まだ玉貸し機に残っている玉の処理を後回しにする

④こちらが掬い取っていないのに100円玉を入れようとする

⑤何度入れても返金されてしまう(これは仕方がない)

⑥2人同時に玉貸し機に金を入れようとする(決して恋は芽生えない!)

 

さすがに喧嘩にまで発展したことはないけれど、玉を打てない時間が長くなればなるほど地味に嫌な気分になったものだ。

 

昭和のパチンコは、玉を借りるだけでひと悶着起きることもあったのである。

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