ギャラクシー
奥村遊機
発表時期 |
1994年
5月
|
---|---|
種別 | 3種 |
玉貸機 |
現金機
|
検定番号 | 320352 |
デジタル確率 | 1/330→1/33→1/33 |
アタッカー開放時間 | (9.7秒×16回)×3回 |
賞球数 | 7&15 |
いわゆる3回権利モノ。図柄が揃う確率≠大当たり確率は1/330。2、3回目は図柄が揃う確率が10倍にアップするが、それでも1/33なので、100回近くハマッて持ち玉を大きく減らしてしまうことがあった。長期で稼働した。後に盤面デザインが変更されたバージョンが出ている。
天、もしくはヘソのGOと書かれた部分を玉が通過するとドットデジタルが変動し、0~9、F、U、Lのいずれかが3つ揃いになると電チューが5.9秒(5カウント)開放する。玉を拾わせることも役物内のVゾーンに入賞することも容易だから、デジタルが揃えばほぼ大当たりと考えて良い。
左→中→右の順に停止するデジタルにはリーチ演出がある。リーチ後、右デジタルが縦や横に伸び縮みしながら変動するドキドキリーチだ。大当たりの半数はこのリーチからとなる。また、ハズレ後の2段階当たりもある。
見届け人→傍観者→当事者!?
平成時代の前半はまだまだパチンコが元気な頃で、パチンコ店で芸能人やタレントを集めて営業時間中にTV番組のロケを行うことも少なくなかった。
とある日、とあるホールで、パチンコ媒体対抗の小さなパチンコ大会が開かれた。パチンコ漫画や攻略法会社など計5社が参加した。実はこれ、攻略法会社が攻略用の変な機器を高額で売りつけたいがためにスポンサードしており、その機器を使うと勝てるということをTV番組などでアピールしたいがための大会だった。ゆえに優勝するのはその攻略法会社ということがあらかじめ決まっていた(ということは後に知った)。
自分の役割は、パチンコ大会に参加する遊技者の見届け人である。漫画編集部とは関わりはないが、同じ出版社からパチンコ雑誌を出している関係で急遽、呼び出されたのだ。
遊技者は当時それなりに人気があった男性漫画家だが、いくらパチンコ好きとはいっても多くの機種に精通しているわけではない。仕様や打ち方などを、画面に映っていないところで教えたりアドバイスしたりするのである。実際、この日『ギャラクシー』を打った50代の漫画家は、図柄が揃ってすぐに右打ちをしようとしたので「まずはココに玉を入れてください」などと話してパンクを回避することができた。
指定された時間が経過し、参加者たちがドル箱の玉を流した。出玉勝負である。しっかり撮影している。優勝者は…どう見てもウチである。出ちゃったのである。
しかし、そこからが長かった。当然、攻略法会社がごねるのである。話が違う、と。
一見、気の弱そうな漫画家は「一番出したのだから優勝者はウチでしょう」と当たり前のことを言っている。
コトの次第を攻略法会社を除く全参加者が理解して白けた空気が流れている。すでに勝負の行方に興味はない。
1時間くらい揉めたのではないか。映像をどのように処理するのか、結果をどうするのか、すでに見届け人とはいえ傍観者に成り下がっていたから全く関心はない。つまらないことに巻き込まれたな。それだけだ。
巻き込まれた、といえばこの半年後くらいだったか、この攻略法会社と大きく揉めたことがある。彼らと対峙する当事者になってしまったのだ。カス以下のモノをクソみたいな高額で販売しているから叩いただけなのだが、事実を暴露すると脅迫されるのである。
パチンコ雑誌を編集していた当時は、こういった「トラブル」によく遭遇したものだ。