機種情報
1985年に『スーパーコンビ』、その翌年に『スーパーコンビⅡ』が登場し、20万台以上の大ヒットを記録した人気一発台が、同じ3つ穴クルーンを使用した正統後継機として完全復活。2種タイプで、大当たり後に保留4個が1/1で当たることにより実質的には5回セットで7500個の払い出し出玉となる。
1段目役物による振り分けはあるものの3つ穴クルーンの手前穴入賞で大当たりになるというまさに『スーパーコンビ&Ⅱ』のアツさが凝縮された「一発台」であること、大当たり後は右打ちするだけで7500個分の払い出し出玉を短時間で得られること、アタッカー入賞後の玉がまるで往年の一発台の出玉を稼ぐルートに流れているかのように「魅せる」仕組みなどが特徴。
最大4個の保留システム。
ゲームの流れは以下のとおり。
1)天下飛び込みへの入賞を目指す
2)入賞した玉は1段目役物によって振り分けられ、約1/11で突破して3つ穴クルーンへ
3)3つ穴のうち、手前にある赤い穴に入賞すれば「権利獲得)(この時点では「大当たり」ではない)
4)アナウンスに従い、右打ちしてデンチューと書かれた右肩部分にあるスライドアタッカー状の電チューに玉を入れる
5)1/1.0で小当たりになるのでそのまま継続して打ち続け、10R分1500個の払い出し出玉を得る
6)以降、保留4個分を繰り返すことで実質5回セットの7500個の払い出し出玉となる
小当たり時、大当たり中、電サポ中は右打ちする。
盤面右横にスライドタイプの出玉を稼ぐアタッカーを配置。その上部にあるのは電チュー。どちらも引っ込むことで開放状態になる。
クラシカルモードとニューコンビモードの2つがあり、通常時のBGMと入賞音が異なる。
通常時(ニューコンビモード)に3曲、役物抽選時にそれぞれ1曲ずつ、大当たり中に13曲、エンディングで1曲、「♪静かな湖畔」などの有名な楽曲を搭載。
振動センサーを搭載している。
重要演出
1段目役物
天下の飛び込みから入った玉は、常に左右に細かく動いている板状役物と可動片によって玉の動きに変化が与えられ、約1/11の確率で下段にある3つ穴クルーンに導かれる。まずはここを突破するのがキモ。
3つ穴クルーン
大当たりのカギを握る役物。3つの穴があいており、手前にある赤い穴に入れば実質大当たりで7500個の出玉を得られる。それ以外の2つのハズレ穴に入ってしまったら10個の払い出し出玉が得られるだけだ。いわゆるガチクルーンであるが、赤穴入賞率は一般的に役物のクセや寝かせに影響されることが多い。