特集 2022/12/15 15:00
パチンコ・パチスロ販売実績2022
去年に引き続き、今年もパチンコ・パチスロ販売実績を振り返ります。
旧規則機撤去による入れ替え需要、6.5号機そしてスマスロ導入開始と、今年も大きな動きがありました。
「総販売台数」「機種販売台数トップ10」「メーカーグループ販売台数トップ5」「販売台数推移」に加え、今年は「販売台数分布の変化」も掲載しております。
集計方法や注意事項は最下部に記載していますのでご確認ください。
それでは「パチンコ・パチスロ販売実績2022」をご覧ください!
※2021年のパチスロ発表値について一部2022年1月納品分が集計されていたため、▲20,000台減となっております。
〇パチンコは2年連続100万台以上に、パチスロは5年ぶりに70万台以上に回復。
主な要因としては…
・パチンコは1機種当たり平均台数は増えたものの、販売機種数が前年より減少したことが要因の1つと考えられる。
・パチスロは6.5号機とスマスロ登場による入替えが進んだことが大きかった。
・パチンコ・パチスロともに導入後の高評価により増産する機種も増えたが、部材不足で思うように販売できず、伸び悩んだことは残念なところ。
〇2位は…今年1月販売のニューギン人気タイトル『P真・花の慶次3』。
〇3位は…SANKYOの新規タイトル『Pフィーバーからくりサーカス』がランクイン。
〇今年のパチンコの特徴としては、1位が50,000台(昨年1位の『沖海5』は88,000台)で少し物足りない感じもするが、各メーカー部材不足の影響もあり、増産も含め思うように販売できなかった影響もあると思われる(初期ロット完売 ⇒ 人気機種は増産の傾向は来年も続く)。
また、そのような状況でもSANKYOグループの安定した生産台数も印象に残った。
〇2位は32,500台でジャグラーシリーズ『マイジャグラーV』。また北電子は4位にも『ハッピージャグラーVⅢ』が入りまだまだジャグラーシリーズの強さを感じる。
〇30,000台の3位となったのは検定切れのタイミングでの入替需要があったパイオニアの『ハナハナホウオウ~天翔~-30』。
〇今年のパチスロの特徴としては、前半は撤去に伴う入替需要で定番機種が上位に。後半からは機械性能の上がった6.5号機もしくはスマスロがトップ10入りしている。導入後に苦戦していたパチスロも6.5号機からは人気機種も出始め、11月末から導入の始まったスマスロへの期待感も感じる結果となっている。
【参考データ】
6位:藤商事グループ 7位:サミーグループ 8位:京楽産業.グループ 9位:大一グループ 10位:大都グループ
〇2位は昨年の台数から大きく数字はおとしたものの三洋グループが。『大工の源さん韋駄天BLACK』や『PA新海物語』を筆頭に「海シリーズ」を複数販売した。
〇3位は昨年に続き10万台を超えたニューギングループ、4位も昨年に続きサンセイアールアンドディと台数も前年比で大幅な増減はなく安定のランクインとなった。
〇5位は86,000台で平和グループとなったが、6位・7位も80,000台を超えており僅差となっている。
〇今年の特徴としては保通協等の適合率が上がらない中で、かつ部材不足の問題を解決し販売できたメーカーが上位になったといえる。また、サンセイアールアンドディは部材不足の中、全機種リユース対応で販売しており、リユースのみでこの数値はある意味凄い数字といえる。
【参考データ】
6位:パイオニアグループ 7位:山佐グループ 8位:SANKYOグループ 9位:エンターライズグループ 10位:ネットグループ
〇2位は、3位と僅差でサミーグループとなった。人気機種となっている『パチスロ甲鉄城のカバネリ』の18,000台や12月に納品が開始された『パチスロ幼女戦記』など11機種を販売。
〇3位は機種別1位を獲得し、最速でスマスロを適合させた大都グループが安定のランクインとなった。
〇4位は昨年1位だった北電子グループ。根強い『ジャグラー』シリーズ人気は衰えを知らないといえる。
〇上位4メーカーが7,000台以内の混戦となったが、残念ながらトップでも100,000台を下回る結果となった。
〇今年の特徴としては保通協等の適合率が上がらない中で、前半は人気タイトルの入替需要、後半では6.5号機とスマスロを何機種適合させ導入できたかが販売台数の上位入賞のポイントになったといえる。
〇パチスロは6.5号機登場から大きく風向きが変わった感じがある。実際にAT機での人気機種(『パチスロ甲鉄城のカバネリ』『パチスロ新鬼武者2』など)も登場し未だに増産の需要も多い。
〇一方で販売台数は回復傾向にあるが、大幅な回復にはまだまだ時間を要する。大きな要因としては機械を購入するホール自体の減少にまだ歯止めがかかっていないことがあげられる。ホール件数の減少に歯止めがかからない限りは、機械自体の販売台数増加にも限界があるといえる。
〇大きなカギを握るのはスマート遊技機と考えられる。遊技性能が向上し如何に離れていったファンや新規ファンの獲得ができるかが、ホール自体の増加につながってくるはず。
〇2019年は販売した機種の約75%が5,000台以下となり、平均販売台数も6,000台を割ってしまった。
〇2020年はコロナの影響もあり総販売台数が100万台を割り込んだ。この年、型式試験適合率が40%以下となり販売機種が135機種と少なかったことも要因と考えられる。
〇そして、2022年は『Pゴジラ対エヴァンゲリオン』(50,000台)が最高という結果に…。30,001台以上を見ても『ゴジラ対エヴァンゲリオン』『真・花の慶次3』の2機種のみ。ただし、10,001~30,000台の割合が約19%と高くなり、特に20,000~30,000台は約7%と大きく増加している。
〇以前は10万台以上が大ヒットと言われていたが、現状は10万台どころか5万台クラスの販売も難しくなっており、5万台で大ヒット、2万台以上でヒットと言える。
〇2017年は9月で有利区間のない5.5号機(純増2枚以下)の販売が最後となったため販売機種数は増加。2018年は有利区間のある5.9号機時代に突入し1機種当たりの平均販売台数も大幅に減少。2019年は6.0号機となり有利区間の影響を受けにくい高純増タイプ(Re:ゼロ)が注目を集めた。2020年はコロナの影響もあり総販売台数が過去最低を記録し、『バジリスク絆2』『沖ドキ2』『サラ番2』と人気機種の6.0号機のみ売れた状況。2021年は旧規則期の撤去に伴うジャグラーシリーズの入替(約16万台)特需で販売台数は大幅にUP。
〇2022年は前半は撤去機種の入替、夏場からは6.5号機(差枚数方式+有利区間4,000G)導入に加え秋からスマスロ導入で購買意欲が増した。それでも『S押忍!番長ZERO』の41,000台がトップと寂しい状況。
〇昨年より5,000台以下の割合も減少し、5,001~20,000台の割合が増加傾向にある。ただし、新規タイトルでの40,000台オーバーの機種は2019年以降なく、30,000台以上でヒット機種といっても過言ではない状況。
スマート遊技機への期待感は高いが、「適合率」次第では新機種登場への影響も…。
また、引き続き2023年も部材不足の影響を受け前半は低調に推移する可能性は高い。
旧規則機撤去による入れ替え需要、6.5号機そしてスマスロ導入開始と、今年も大きな動きがありました。
「総販売台数」「機種販売台数トップ10」「メーカーグループ販売台数トップ5」「販売台数推移」に加え、今年は「販売台数分布の変化」も掲載しております。
集計方法や注意事項は最下部に記載していますのでご確認ください。
それでは「パチンコ・パチスロ販売実績2022」をご覧ください!
2022年 パチンコ・パチスロ総販売台数
2020年 | 2021年 | 2022年 | 前年比 | |
パチンコ | 約955,000台 | 約1,105,000台 | 約1,037,000台 | 94% |
パチスロ | 約402,000台 | 約627,000台 | 約721,000台 | 115% |
◆2022年パチンコ・パチスロ販売台数(ポイント)
〇2020年まで続いた減少傾向は昨年ひと段落し2021年は回復傾向にあった。今年は…前年比でパチンコ微減・パチスロは増加という結果となった。〇パチンコは2年連続100万台以上に、パチスロは5年ぶりに70万台以上に回復。
主な要因としては…
・パチンコは1機種当たり平均台数は増えたものの、販売機種数が前年より減少したことが要因の1つと考えられる。
・パチスロは6.5号機とスマスロ登場による入替えが進んだことが大きかった。
・パチンコ・パチスロともに導入後の高評価により増産する機種も増えたが、部材不足で思うように販売できず、伸び悩んだことは残念なところ。
2022年パチンコ機種別 トップ10
順位 | 機種名 | メーカー | 販売実績 |
1 | Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~ |
ビスティ | 50,000 台 |
2 | P真・花の慶次3 | ニューギン | 38,000 台 |
3 | Pフィーバーからくりサーカス | SANKYO | 30,000 台 |
4 | P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver. | サンセイアールアンドディ | 29,500 台 |
5 | Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱 | SANKYO | 27,000 台 |
5 | P大工の源さん超韋駄天BLACK | 三洋物産 | 27,000 台 |
7 | P真・牙狼2 | サンセイアールアンドディ | 25,500 台 |
8 | PA新海物語 | 三洋物産 | 25,000 台 |
8 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. |
大都技研 | 25,000 台 |
10 | Pとある科学の超電磁砲FSB | 藤商事 | 24,500 台 |
◆2022年パチンコ機種別トップ10(ポイント)
〇昨年のパチンコ上位3機種は「海物語」シリーズが独占していたが、今年は50,000台販売となったビスティ『Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~』が1位に。現在も人気機種である「エヴァンゲリオン」と誰もが知っているといっても過言ではない「ゴジラ」とのWタイアップで年末の導入が楽しみな機種でもある。〇2位は…今年1月販売のニューギン人気タイトル『P真・花の慶次3』。
〇3位は…SANKYOの新規タイトル『Pフィーバーからくりサーカス』がランクイン。
〇今年のパチンコの特徴としては、1位が50,000台(昨年1位の『沖海5』は88,000台)で少し物足りない感じもするが、各メーカー部材不足の影響もあり、増産も含め思うように販売できなかった影響もあると思われる(初期ロット完売 ⇒ 人気機種は増産の傾向は来年も続く)。
また、そのような状況でもSANKYOグループの安定した生産台数も印象に残った。
2022年パチスロ機種別 トップ10
順位 | 機種名 | メーカー名 | 販売実績 |
1 | S押忍!番長ZERO | パオン・ディーピー | 41,000台 |
2 | マイジャグラーV | 北電子 | 32,500台 |
3 | ハナハナホウオウ~天翔~-30 | パイオニア | 30,000台 |
4 | ハッピージャグラーV III | 北電子 | 28,500台 |
5 | HEY!エリートサラリーマン鏡 | パオン・ディーピー | 22,000台 |
6 | 花火絶景 | ミズホ | 20,500台 |
7 | パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ | SANKYO | 20,000台 |
8 | パチスロ甲鉄城のカバネリ | サミー | 18,000台 |
8 | Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!! | オリンピア | 18,000台 |
10 | パチスロ犬夜叉 | クロスアルファ | 15,500台 |
◆2022年パチスロ機種別トップ10(ポイント)
〇1位となったのは41,000台で大都グループの人気シリーズ『S押忍!番長ZERO』。2019年の『Re:ゼロから始める異世界生活』以来3年ぶりの1位に。〇2位は32,500台でジャグラーシリーズ『マイジャグラーV』。また北電子は4位にも『ハッピージャグラーVⅢ』が入りまだまだジャグラーシリーズの強さを感じる。
〇30,000台の3位となったのは検定切れのタイミングでの入替需要があったパイオニアの『ハナハナホウオウ~天翔~-30』。
〇今年のパチスロの特徴としては、前半は撤去に伴う入替需要で定番機種が上位に。後半からは機械性能の上がった6.5号機もしくはスマスロがトップ10入りしている。導入後に苦戦していたパチスロも6.5号機からは人気機種も出始め、11月末から導入の始まったスマスロへの期待感も感じる結果となっている。
2022年 メーカーグループ販売台数トップ5
【パチンコ】順位 | メーカー | 販売実績 | 主な販売機種 |
1位 | SANKYOグループ | 237,500台 (18機種) |
Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~:50,000台 Pフィーバーからくりサーカス:30,000台 |
2位 | 三洋グループ | 145,500台 (14機種) |
P大工の源さん超韋駄天BLACK:27,000台 PA新海物語:25,000台 |
3位 | ニューギングループ | 103,000台 (14機種) |
P真・花の慶次3:38,000台 Pワンパンマン:19,500台 |
4位 | サンセイアールアンドディ | 96,000台 (11機種) |
P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.:29,500台 P真・牙狼2:25,500台 |
5位 | 平和グループ | 86,000台 (13機種) |
Pルパン三世2000カラットの涙:23,000台 P戦国乙女LEGEND BATTLE:13,000台 |
【参考データ】
6位:藤商事グループ 7位:サミーグループ 8位:京楽産業.グループ 9位:大一グループ 10位:大都グループ
◆2022年パチンコメーカートップ5(ポイント)
〇パチンコ年間販売台数1位となったのは…、2019年以来、3年ぶりにSANKYOグループ。唯一の20万台越えメーカーとなり、全体の5分の1強を販売。〇2位は昨年の台数から大きく数字はおとしたものの三洋グループが。『大工の源さん韋駄天BLACK』や『PA新海物語』を筆頭に「海シリーズ」を複数販売した。
〇3位は昨年に続き10万台を超えたニューギングループ、4位も昨年に続きサンセイアールアンドディと台数も前年比で大幅な増減はなく安定のランクインとなった。
〇5位は86,000台で平和グループとなったが、6位・7位も80,000台を超えており僅差となっている。
〇今年の特徴としては保通協等の適合率が上がらない中で、かつ部材不足の問題を解決し販売できたメーカーが上位になったといえる。また、サンセイアールアンドディは部材不足の中、全機種リユース対応で販売しており、リユースのみでこの数値はある意味凄い数字といえる。
2022年 メーカーグループ販売台数トップ5
【パチスロ】順位 | メーカー | 販売実績 | 主な販売機種 |
1位 | ユニバーサルグループ | 95,000台 (10機種) |
花火絶景:20,500台 S沖ドキ!GOLD-30:15,000台 |
2位 | サミーグループ | 92,000台 (11機種) |
パチスロ甲鉄城のカバネリ:18,000台 パチスロ幼女戦記:15,000台 |
3位 | 大都技研グループ | 91,500台 (5機種) |
S押忍!番長ZERO:41,000台 HEY!エリートサラリーマン鏡:22,000台(12月納品分) |
4位 | 北電子グループ | 88,500台 (5機種) |
マイジャグラーV:32,500台(1月・2月納品分) ハッピージャグラーV III:28,500台 |
5位 | 平和グループ | 54,000台 (9機種) |
Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!:18,000台 S BIG島唄30:10,000台 |
【参考データ】
6位:パイオニアグループ 7位:山佐グループ 8位:SANKYOグループ 9位:エンターライズグループ 10位:ネットグループ
◆2022年パチスロメーカートップ5(ポイント)
〇激戦だったパチスロ年間販売台数1位となったのは…、95,000台で2年ぶりとなるユニバーサルグループ。今年は『花火絶景』と『沖ドキ!GOLD』シリーズに加え『沖ドキ!DUO』シリーズの増産など9機種を販売。〇2位は、3位と僅差でサミーグループとなった。人気機種となっている『パチスロ甲鉄城のカバネリ』の18,000台や12月に納品が開始された『パチスロ幼女戦記』など11機種を販売。
〇3位は機種別1位を獲得し、最速でスマスロを適合させた大都グループが安定のランクインとなった。
〇4位は昨年1位だった北電子グループ。根強い『ジャグラー』シリーズ人気は衰えを知らないといえる。
〇上位4メーカーが7,000台以内の混戦となったが、残念ながらトップでも100,000台を下回る結果となった。
〇今年の特徴としては保通協等の適合率が上がらない中で、前半は人気タイトルの入替需要、後半では6.5号機とスマスロを何機種適合させ導入できたかが販売台数の上位入賞のポイントになったといえる。
パチンコ・パチスロ 総販売台数 推移
2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | |
P (台) |
2,491,000 | 2,223,000 | 2,051,000 | 1,985,000 | 1,687,000 | 1,424,000 | 1,326,000 | 1,148,000 | 955,000 | 1,105,000 | 1,037,000 |
S (台) |
1,281,000 | 1,347,000 | 1,157,000 | 1,112,000 | 826,000 | 757,000 | 406,000 | 557,000 | 402,000 | 627,000 | 721,000 |
◆パチンコ・パチスロ総販売台数推移(ポイント)
〇パチンコ・パチスロ共に2020年に過去最悪の数値を記録したが、昨年から引き続き増加傾向にある。パチンコは微減となっているものの、完売する機種も多くメーカーからは部材不足の声も多く聞かれた。部材の供給が回復していれば昨年を上回っていたのではないかと考えられる。〇パチスロは6.5号機登場から大きく風向きが変わった感じがある。実際にAT機での人気機種(『パチスロ甲鉄城のカバネリ』『パチスロ新鬼武者2』など)も登場し未だに増産の需要も多い。
〇一方で販売台数は回復傾向にあるが、大幅な回復にはまだまだ時間を要する。大きな要因としては機械を購入するホール自体の減少にまだ歯止めがかかっていないことがあげられる。ホール件数の減少に歯止めがかからない限りは、機械自体の販売台数増加にも限界があるといえる。
〇大きなカギを握るのはスマート遊技機と考えられる。遊技性能が向上し如何に離れていったファンや新規ファンの獲得ができるかが、ホール自体の増加につながってくるはず。
パチンコ販売台数分布の変化
【パチンコ】販売台数 | 機種数 | 平均台数 | 各台数の割合 | ||||||||
1~ 5,000台 |
5,001~10000 | 10,001~20000 | 20,001~30000 | 30,001~40000 | 40,001~50000 | 50,001~100000 | 100,000台以上 | ||||
2022年 | 1,037,000 | 152 | 6,822 | 61.6% | 17.9% | 11.9% | 7.3% | 0.7% | 0.7% | 0.0% | 0.0% |
2021年 | 1,105,000 | 179 | 6,173 | 67.6% | 16.8% | 8.9% | 1.7% | 2.2% | 1.7% | 1.1% | 0.0% |
2020年 | 955,000 | 135 | 7,074 | 66.7% | 16.3% | 9.6% | 1.5% | 1.5% | 2.2% | 2.2% | 0.0% |
2019年 | 1,148,000 | 201 | 5,711 | 74.6% | 9.0% | 9.0% | 3.5% | 2.5% | 1.0% | 0.5% | 0.0% |
2018年 | 1,326,000 | 179 | 7,408 | 59.2% | 19.6% | 12.3% | 4.5% | 1.7% | 0.6% | 2.2% | 0.0% |
2017年 | 1,424,000 | 195 | 7,303 | 70.3% | 14.9% | 6.7% | 2.6% | 2.1% | 0.5% | 3.1% | 0.0% |
2016年 | 1,687,000 | 202 | 8,351 | 64.4% | 15.3% | 12.4% | 2.0% | 0.5% | 2.0% | 3.0% | 0.5% |
2015年 | 1,985,000 | 251 | 7,877 | 66.1% | 16.7% | 7.2% | 4.4% | 1.6% | 0.8% | 2.4% | 0.8% |
2014年 | 2,051,000 | 246 | 8,337 | 70.3% | 12.6% | 8.1% | 3.3% | 2.0% | 0.4% | 1.2% | 2.0% |
2013年 | 2,223,000 | 240 | 9,263 | 67.9% | 15.4% | 6.3% | 3.3% | 2.1% | 1.3% | 2.5% | 1.3% |
2012年 | 2,491,000 | 304 | 8,194 | 71.7% | 9.9% | 9.2% | 3.6% | 1.0% | 1.3% | 2.0% | 1.3% |
◆パチンコ販売台数分布(ポイント)
〇直近では2016年『CRスーパー海物語IN沖縄4』(127,000台)が最後の10万台オーバーとなっている。2018年にはトップの『ぱちんこCR真・北斗無双 第2章』でも63,000台となっている。2017年までは50,001台以上の機種が毎年3%を超えていたが以降は3%を超えている年はなくなった。〇2019年は販売した機種の約75%が5,000台以下となり、平均販売台数も6,000台を割ってしまった。
〇2020年はコロナの影響もあり総販売台数が100万台を割り込んだ。この年、型式試験適合率が40%以下となり販売機種が135機種と少なかったことも要因と考えられる。
〇そして、2022年は『Pゴジラ対エヴァンゲリオン』(50,000台)が最高という結果に…。30,001台以上を見ても『ゴジラ対エヴァンゲリオン』『真・花の慶次3』の2機種のみ。ただし、10,001~30,000台の割合が約19%と高くなり、特に20,000~30,000台は約7%と大きく増加している。
〇以前は10万台以上が大ヒットと言われていたが、現状は10万台どころか5万台クラスの販売も難しくなっており、5万台で大ヒット、2万台以上でヒットと言える。
パチスロ販売台数分布の変化
【パチスロ】販売台数 | 機種数 | 平均台数 | 各台数の割合 | ||||||||
1~ 5,000台 |
5,001~10000 | 10,001~20000 | 20,001~30000 | 30,001~40000 | 40,001~50000 | 50,001~100000 | 100,000台以上 | ||||
2022年 | 721,000 | 101 | 7,139 | 59.0% | 23.0% | 13.0% | 3.0% | 1.0% | 1.0% | 0.0% | 0.0% |
2021年 | 627,000 | 81 | 7,741 | 55.6% | 24.7% | 13.6% | 3.7% | 1.2% | 0.0% | 1.2% | 0.0% |
2020年 | 402,000 | 56 | 7,179 | 69.6% | 12.5% | 10.7% | 1.8% | 0.0% | 3.6% | 1.8% | 0.0% |
2019年 | 557,000 | 75 | 7,427 | 61.3% | 18.7% | 12.0% | 4.0% | 1.3% | 0.0% | 2.7% | 0.0% |
2018年 | 406,000 | 92 | 4,413 | 73.9% | 17.4% | 5.4% | 2.2% | 1.1% | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2017年 | 757,000 | 126 | 6,008 | 65.9% | 19.8% | 10.3% | 1.6% | 0.8% | 0.8% | 0.8% | 0.0% |
2016年 | 826,000 | 91 | 9,077 | 52.7% | 22.0% | 15.4% | 5.5% | 2.2% | 0.0% | 2.2% | 0.0% |
2015年 | 1,112,000 | 90 | 12,356 | 44.4% | 24.4% | 12.2% | 8.9% | 5.6% | 1.1% | 3.3% | 0.0% |
2014年 | 1,157,000 | 78 | 14,833 | 42.3% | 20.5% | 12.8% | 11.5% | 5.1% | 2.6% | 3.8% | 1.3% |
2013年 | 1,347,000 | 96 | 14,031 | 52.1% | 13.5% | 11.5% | 8.3% | 4.2% | 3.1% | 7.3% | 0.0% |
2012年 | 1,281,000 | 81 | 15,815 | 46.9% | 21.0% | 9.9% | 3.7% | 2.5% | 7.4% | 7.4% | 1.2% |
◆パチスロ販売台数分布(ポイント)
〇直近では2014年『押忍!サラリーマン番長』(120,000台)が最後の10万台オーバーとなっている。〇2017年は9月で有利区間のない5.5号機(純増2枚以下)の販売が最後となったため販売機種数は増加。2018年は有利区間のある5.9号機時代に突入し1機種当たりの平均販売台数も大幅に減少。2019年は6.0号機となり有利区間の影響を受けにくい高純増タイプ(Re:ゼロ)が注目を集めた。2020年はコロナの影響もあり総販売台数が過去最低を記録し、『バジリスク絆2』『沖ドキ2』『サラ番2』と人気機種の6.0号機のみ売れた状況。2021年は旧規則期の撤去に伴うジャグラーシリーズの入替(約16万台)特需で販売台数は大幅にUP。
〇2022年は前半は撤去機種の入替、夏場からは6.5号機(差枚数方式+有利区間4,000G)導入に加え秋からスマスロ導入で購買意欲が増した。それでも『S押忍!番長ZERO』の41,000台がトップと寂しい状況。
〇昨年より5,000台以下の割合も減少し、5,001~20,000台の割合が増加傾向にある。ただし、新規タイトルでの40,000台オーバーの機種は2019年以降なく、30,000台以上でヒット機種といっても過言ではない状況。
◇ 2023年業界販売実績予想
◎安心要素 … さらに広がりを見せている遊技性の向上 導入が始まったスマスロへの期待感
〇期待要素 … スマート遊技機の動向
▲不安要素 … 底が見えないホールの減少傾向 型式試験適合率の低さ 機械・ユニットの部材不足
〇期待要素 … スマート遊技機の動向
▲不安要素 … 底が見えないホールの減少傾向 型式試験適合率の低さ 機械・ユニットの部材不足
スマート遊技機への期待感は高いが、「適合率」次第では新機種登場への影響も…。
また、引き続き2023年も部材不足の影響を受け前半は低調に推移する可能性は高い。
※注意事項※
◇集計方法について
〇各数値は弊社独自調査によるものです。
〇全ての集計は納品日をベースとしております。
〇メーカーは子会社等を含めたグループで集計しております。
〇端数は500台単位で集計しております。
◇数値等の使用について
〇今回発表した数値は自由にお使いいただいて構いません。
ただし、ご使用の際は「パチンコビレッジ調査数値」等わかるよう記載をお願いします。
〇弊社独自調査による数値のため、数値使用により不利益等を被った場合につきまして、弊社は一切の責任を負わないものとすることをご了承のうえ、自身の判断にてご使用ください。