業界団体 2020/10/16 00:00
長崎県遊協と県が、災害時の施設提供の協定を締結
長崎県遊協(松尾道彦理事長)は9月25日、長崎市の県庁で「災害発生時における施設使用等に関する協定」の締結式を挙行。
同協定は大規模な災害発生時、県の要請に応じ、傘下組合員ホール130店舗中、115店舗の駐車場(約2万7000台分)を警察や消防、自衛隊の活動拠点場所として提供するもの。当日は松尾理事長が出席し、荒木秀長崎県危機管理監と協定書を手交した。
締結後のあいさつで松尾理事長は「9月に発生した台風10号の際、ほとんどのホールが自主的に駐車場を開放したように、私たちの施設は地域住民の生命や財産の保護に資するもの。協定を締結したことで、より迅速に人命救助や被害の復旧に対応できると思う」と語った。