その他
兄弟機
機種情報
1990年に発表された羽根モノ『うちのポチI&II』の後継機。2005年にもシリーズ機が発表されているのでこれが3代目になる。左右落としの1チャッカーに保留はないが、センターの2チャッカーには1個の保留がある。保留ランプは役物左右の犬の足跡部分。
役物奥には初代から変わらぬポチ、下段中央には磁石が付いた回転体、下段左右にパチ&プチ、手前にはモグラの各可動体がある。
遊技の流れは以下のとおり。
1)1チャッカー入賞で1回、2チャッカー入賞で2回、羽根が開放する
2)羽根に拾われた玉は磁石が付いた回転体中央の赤丸部分からV入賞を目指すスペシャルルート、緑か青の磁石からV入賞を試みるノーマルルート、そして磁石にくっつかずに転がってくるイレギュラールートのいずれかで、役物中央手前のVゾーン入賞を目指す。入れば大当たり
3)役物上部のドットによってラウンド抽選が行なわれる。最高で16R(V入賞を1Rとするため、実際の大当たりラウンドは15R)。
ラウンド振り分けは3R(実質2R):7R(実質6R):16R(実質15R)= 33:33:34
演出を見たいなら「ポチモード」、玉の動きに集中したいなら「クラシックモード」というように、打ち手が2つのモードから1つを選択できる。
ポチモード時はV入賞後にラウンド抽選がある。引っ張り、拡大、ひっかき、穴掘り、チャンスボタンの各演出があり、ひっかきとチャンスボタンなら3Rの可能性は排除される。クラシックモード時はドットによるスクロール演出がある。
16R(実質15R) 大当たりで「大好きポチファミリー」が流れ、2連続で「花咲かじいさん 歌なし」、3連続なら「花咲かじいさん 歌あり」が流れる。
大当たり終了後のエンディング時にボタンを3回押すと……などの裏ボタン演出も存在する。
磁気、電波、振動検出時は遊技が停止するシステム。他にも賞球異常や不正入賞エラーなど、異常検知システムが多数ある。
重要演出
V入賞ルート
代表的なV入賞パターンはスペシャルルート経由。回転体の赤い磁石にくっついた後、モグラが玉をキャッチすればV入賞は目前だ。
スペシャルルートに流れる確率は1/12程度で、その玉がおよそ40%の確率でV入賞する。
羽根に拾われた玉の90%以上は、回転体の緑か青の磁石にくっつくノーマルルートに行く。
緑の磁石に玉がくっついた場合は下段奥で左右に動いている可動対で玉の軌道が変わることを、青の磁石にくっついた場合は左右のパチorプチのキックに期待。
回転体の磁石にくっつかなかった場合はイレギュラーパターンとなり、玉の動きは予測しにくい。
ドット演出(ポチモード時)
まず始動チャッカー入賞時にキャンディ、タマゴ、プレゼントBOXの3つのいずれかのドットが表示される。
キャンディが表示された場合は早いタイミングで、タマゴが表示された場合は中間タイミングで、プレゼントBOXが表示された場合は遅いタイミングで羽根に玉が拾われるとスペシャルルートに流れやすいことを示唆する。
次に羽根に拾われた際は、ドットに表示されたキャラクターの色で15Rの期待度を表示する。白<緑<赤の順に高くなる。プレゼントBOX表示時に靴が出てきた場合(通常はポチの首輪)はV入賞=15R。
最後にV入賞時だが、ドットで引っ張り、もしくは拡大演出が始まったらすべてのラウンドの可能性がある。ひっかき演出では6Ror15R、穴掘り演出は2Ror15R、チャンスボタン演出だったら6Ror15Rとなる(ラウンド数はすべて実質上のもの)。