機種情報
磁石を用いた回転体役物や自力継続が可能なことなどが支持されロングヒットを記録した『ファインプレー』(1994年ホール登場)を完全継承した羽根物。
2002年に『スーパーファインプレー』、2007年に『スーパービジョンファインプレー』と『CRビッグファインプレー』がホールに登場しているので、シリーズ第5弾となる。
ラウンド継続期待度が変化する「進化系羽根物」、多彩なV入賞ルート、選べる2つのモードなどがウリ。
左右落としの1チャッカーとセンターの2チャッカー、ともに1個ずつの保留がある。保留ランプは役物上部のベース部分。
遊技の流れは以下のとおり。
1)1チャッカー入賞で1回、2チャッカー入賞で2回、羽根が開放する
2)羽根に拾われた玉は、上段中央からV入賞を目指すスペシャルルート、役物下部から磁石が付いた回転体へのアプローチを試みるノーマルルートのいずれかに振り分けられ、役物上部で左右に動いている可動体奥のVゾーンに入れば大当たり
3)V入賞後に役物下部のドットデジタルによって継続率を決める抽選が発生する
4)最高16R(実質15R)の継続回数を目指して玉を打ち続ける
羽根開放時間は、1チャッカーが0.38秒or1.3秒、2チャッカーは0.48秒×2回。チャッカー入賞から羽根開放までの時間は1.0秒〜3.0秒。
V入賞率は、Vを直撃するスペシャルルートと回転体の「HOME RUN」にくっついた場合はほぼ100%、「HIT」に付いた場合が約30%。2チャッカー入賞時の2回目の羽根開放時がV入賞チャンス。
ドットデジタルの「継続率を決める抽選」比率は、「HR」:「W」:「S」=33:33:34。
「HR」なら基本的に16R(実質15R)継続確定。「W」と「S」は自力継続によって最高継続回数の16R(実質15R)を目指す。
懐かしの電子音を楽しめるクラシックモード、新規音声も収録されたメジャーモードのどちらかを選択することができる。
電波センサー、磁石センサー、振動センサー、不正入賞監視システムを搭載。
重要演出
ドット抽選
V入賞後、役物下部のドットで「継続率を決める抽選」が行なわれる。「HR」表示で16R(実質15R)の完走がほぼ約束される。
「W」(メジャーモードではユニホーム図柄)ならラウンド継続期待度は「中」程度、「S」(メジャーモードではヘルメット図柄)ではラウンド継続期待度は「低」程度となる。
表示された「継続率を決める抽選」によって異なるのはV入賞直撃パターンとV入賞回転体パターン。
高継続図柄であるほど、振り分け部分の開放時に合わせて羽根が開放するためV入賞を直撃しやすく、また磁石に付きやすいタイミングで羽根が開放する。
スペシャルルート
役物上段にある白い可動板の動きによって、タイミング良くスペシャルルートに玉が導かれることがある。こうなればV入賞の大チャンスで、基本的に必ずV入賞となる。
V入賞後に抽選されるドット表示のWとSの違いは、これらスペシャルルートへの玉の流れる確率と、磁石が付いた回転体の磁石にくっつく確率。