パチプロは助成金をもらえるのか模索
僕は現在、凍狂ならぬ東京都内にて暮らしている訳ですが、仕事場とも言えるパチンコ屋はほとんどが休業中という今日この頃です。
おかげで最近はもっぱら自宅でゲームがはかどっております。
(画像はイメージです。ウド家にDDRはありません。)
もちろんパチンコ屋だけでなく、多くの企業が大打撃を受けています。景気はいくらなんでも「ボチボチでんな」とは言えないでしょう。
そこで世間では国からの助成金に注目が集まっています。自粛と補償はセットだろ、ってヤツですね。
僕は政治家でも経済学者でもない一般市民なのでこれはあくまでも個人的な意見なのですが、大変な目に合っている人の手にはぜひとも相応の助成金が給付されて欲しいと思っています。
そこで、ふと気になったことがあるのです。
「パチプロって助成金もらえんのかな?」とね。
「オイオイ、ウド茂作お前バカお前」と言いたくなる方々もいるでしょう。
分かります。仮に制度としてパチプロが助成金をもらうことができたとしても、実際にもらうことについてはきっと賛否ありますよね。
ただ、今回はそのへんのモラルとかは置いときます。「もらおう」とか「もらうな」とか言いたい訳ではありません。
あくまで制度としてパチプロが助成金をもらうことは可能か否か。僕の知的好奇心が沸いてしまったのです。
そこで調査した(ググッた)ところ…
パチプロでも助成金はもらえるらしい。
ということが判明しました。
とはいえ、今回の新型コロナウイルス(COVID-19)による騒動とは関係なく昔からある助成金です。その名も職業訓練給付金といいます。
【職業訓練給付金】
もちろんタダでもらえる訳ではありません。色々と給付を受けるための条件があるのでザックリと紹介します。
●支援対象者
まず、支援の対象はハローワークに求職の申し込みをしていて、労働の意志と能力があり、職業訓練などの支援が必要であることを認められる人に限ります。
●支給要件
つぎに、以下全ての条件を満たさなければ支給されません。
1.本人収入が月8万円以下
2.世帯全体の収入が月25万円以下
3.世帯全体の金融資産が300万円以下
4.現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
5.全ての訓練実施日に出席している
6.世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7.過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
特に5番が厳格な条件となっていて、期間中に1日でも訓練を欠席・遅刻・早退した場合は給付金の支給が一切されないそうです。
●助成額
①職業訓練受講手当:月額10万円
②通所手当:上限額あり
③寄宿手当:月額10700円
支給要件を満たして支給されるのは月額10万円です。寄宿手当とは職業訓練のために家族と別居している場合に支給されます。
給付の期間は3ヶ月〜6ヶ月間ですが、一般的に考えて、この給付金のみで生活することはかなり難しいでしょう。
以上が職業訓練給付金の概要です。
雑にまとめると「かなり真面目に職業訓練をすれば月に10万円もらえる制度」ですね。
これをパチプロがもらおうと思ったらパチプロからは足を洗うことが前提となりそうです。
もちろん、パチプロじゃなくても条件を満たしていればもらうことができますが、職業訓練には定員があるので「誰でも必ずもらえる」という訳ではないようです。
ということで、パチプロをやめて働こう!と意気込んでいる方はハローワークで職業訓練給付金を申し込んでみたらいかがでしょうか。
ちなみに僕はパチスロエンジョイ勢なのでもらえません。チェッ!