スロプロの友達について模索
パチンコ・パチスロで勝つために最も重要なことってなんでしょうか?
「運だろ!!」 …という言葉は飲み込んで。
機種の知識。目押しや打ち出しの技術。これらも重要だと思いますが、「ホールの情報」こそが最強の武器なんじゃないかと僕は思います。
いわゆるプロと呼ばれる人々は情報招集で得た根拠によってホールや台を選んでいて、突き詰めればいつどこに高設定が投入されるのかピンポイントで特定させることだって可能。
そんな情報をどこで仕入れるのかといえば、やっぱり現場が一番でしょう。自分の足でホールを見て回るだけでなく、常連同士で情報交換することも非常に有効です。
しかし僕はこの情報交換が苦手でして、ホールの中で知らない人と会話することは全くありませんでした。だから勝てないんやろうなぁ…。
と見せかけてー!!
最近、状況が一変したのでした。僕が良くパチスロを打つ地域にスロマガライターでありスロプロ・パチプロのjinが姿を現したのです!
右のイケイケなメンズがjin。
もともと僕がうろついていた地域ではあるので最初こそなんやかんやと情報を提供していましたが、あっという間に彼の方が地域のホール情報通となってしまいました。今では逆に僕が教えを乞う側となったのです。いや、あえてキッパリと言わせていただくと、僕がしょぼいのではなくて彼がスゴイのです。
先日も助けてもらいましたね。
僕は朝イチ「SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」を確保したのですが、初当りが通常モードの天井。そしてATは110枚で終了。わけがわからないよ…と言いたいところですがボイスは「エントロピー」。道中の強チェもチャンス目もスルーしてるし、CZも0回ということで早々にヤメ。
その後は、前日並びで高設定だったらしいマイジャグVがそのまま据え置きっぽい雰囲気があったのでチャレンジ! したのですが、時間が経つほどに自分を含めて周囲のボーナス確率が悪くなっていきます。
この時点で負債は3万円近く。まずい…このままでは惨劇だ。と、その時!! jinからLINEが!!
「ひぐらし祭2が全台高設定ぽくて空き台あるんですが、よかったら打ちますか?」
神! jin神! じんじん!
彼が言うならかなり期待できるし、もしも高設定じゃなくてもアマめのひぐらしならばリスクは低いはず(目押しが出来れば)。近隣の別ホールではあったのですが即断で「行く!」と返信。
速足でホール移動して、ひぐらしのシマへ向かうと…空き台あり!! jinにお礼を言って打ち始めます。これでまさに惨劇回避よ! ガハハハハ!!
惨劇かいっ!? んっ!!? 回避できてるかこれ!?
きっちりかっちり自分で1000Gハメましたよ。ええ。途中でちょいちょいARTには入りましたけどね。ARTだけじゃコインは増えないっす。
これはひょっとして全台系じゃないかも。なにかの間違いでこの台だけ低設定なのかも。と不安にもなりまして、このボーナス後にヤメも頭をよぎりました。しかし、周囲の状況はぐんぐん良くなっていきます。いかにも全台高設定シマの賑わいです。
悩んだ結果、ギリギリ踏みとどまりました。続行しました。なぜなら、僕はjinの実力を知っているから。彼が全台高設定だと言うなら信じる価値があると判断したのです。あとひぐらしのボーナス確率にはあんまり設定差がないので、高設定でもハマる時はハマる。いやハマリすぎだけども。
全台高設定シマで一人だけ負けてるヤツというあるあるを実現しながら、必死に回します。というか実は初打ちなので打ち方とか設定推測とか色々大変。え~と、このボーナス終了画面は…
設定5以上確定!? のヤツだ!!
どっと様々な感情が押し寄せてきます。まずjinに対する感謝。次に設定5か6の台でボーナス間1000Gハマったという驚き。しかしまだ取り返せるはずだという希望。
もう押し引きで迷う必要はなし。一応していた小役のカウントなんかもヤメ。1Gでも多く回してまどマギとマイジャグの分も取り返すんや!
うおおおおおお!!
惨劇回避!!
いや、まどマギとマイジャグでのマイナスを全て取り返すことはできなかったのですが、半分以上は返ってきました。具体的には-2万5000円から-1万円まで盛り返したのです。惨劇ってほどではない。
ひぐらしの経験値が積めたし、日記のネタになるし、楽しかったので勝ちまである。
勝因としては完全にjinのおかげ。「このホールは全台高設定シマがある」という彼が持つ情報と、ひぐらしに辿り着く洞察力によって得た勝利です。
しかし考えようによっちゃ「ウド茂作がjinから情報を得た」ともいえます。これもひとつの情報収集だとね。改めて情報交換の重要性を感じる出来事となったのでした。
今度は僕がjinに「全台系っぽいけど打つ?」とLINEしたいですね。じゃないと、ほら、ね。教えてもらえなくなっちゃうかもしれないから。