先日、話題の新台「HEY！エリートサラリーマン鏡」を試打してきました!

「HEY！鏡」の続編というだけでも注目されていますが、さらに「スマスロ」ということで期待が集まっていますね。

ほぼ同時期に導入されるスマスロの中でも、ヴァルヴレイヴと並んで1・2を争う注目度かと。ヒットメーカーの大都技研ですから、期待もひとしおですね(厳密にはメーカーはパオンディーピーですが)。

個人的な感想としては、日常的に打ちたいと思ったのはヴァルヴレイヴよりも鏡。爆発力としてはヴァルヴレイヴが上ですが、高設定の安定感は鏡に軍配が上がるかと。

ヴァルヴレイヴは一番面白い「超革命RUSH」までのハードルが高すぎる気がします。その分、超革命RUSHの一撃性能がウリになっているので好みが分かれるところかと思いますが、日常的に打つのは結構しんどい。

その点、鏡はプレミアムな契機を引けなくても楽しめるバランスになっていると感じました。もちろん、AT機なので爆発力はあるし、その代償として荒っぽさは持ち合わせていますが、ヴァルヴレイヴと比べたらマイルド。個人的な好みとしてどっちを打ち込みたいかと聞かれたら「鏡かな」という答えになりますね。

もちろん、ヴァルヴレイヴの方が好きだという方もいると思うので、ホントに好みの問題。大雑把に対比させると「爆発力のヴァルヴレイヴ」と「安定感の鏡」となるかと。そして、パチスロの歴史を鑑みると爆発力のある機種がヒットしているので、鏡派の僕は少数派となるかもしれません。

なにが言いたいかというと「個人的には鏡の方が好きだけど、ヴァルヴレイヴも面白いですよ」ということ。

そんな鏡、どんなところが面白かったか紹介しますね。

ゲームフローとしてはこんな感じ。

全体的に初代「押忍！サラリーマン番長」のゲームフローを踏襲しているところが多いですね。鏡といえばサラ番で登場したキャラだから…というところもあるのかもしれません。

王道のAT突入フローは通常時⇒(CZ)⇒ボーナス⇒AT。ボーナス当選契機は「ゲーム数消化・レア小役・CZ」の3種類ですが、メインとなるのはゲーム数とレア小役。CZはサブ的な立ち位置となります。

ボーナスは純増約2.7枚/Gの擬似ボーナスで、継続ゲーム数は40G～100G。消化中のレア小役やUSA絵柄でAT抽選を行います。ボーナス中は「USAを狙え!」のカットインが発生し、USA絵柄が停止するほどATの期待度がアップします。

40Gor60Gor80Gor100G継続し、100G完走した際はAT確定。さらに1/3でフリーズが発生し「超プレジデントボーナス」に当選します。超プレジデントボーナスは超番長ボーナス的なプレミアムボーナス。ボーナス完走でプレミアムボーナスのチャンスという部分もサラ番を思い出しますね。

そしてボーナス継続時はお馴染みの「READY…GO!」という告知が発生。踊る鏡も、継続演出も懐かしい。懐かしいし、やっぱり面白い。80G継続時の「READY…」はドッキドキですね。

AT「アメリカンドリーム」はゲーム数上乗せタイプ。レア小役成立時に上乗せ抽選を行っていて、上乗せ当選時は「カモーン!」が発生。

そして、ゲーム数上乗せはループ率を持っていて、最高90%ループ! ループ時は毎ゲーム「カモーン!」が発生して気持ち良いこと山の如し! これはサラ番のゲーム数上乗せと、番長3のループストックと合わせたような気持ち良さ!

上乗せ特化ゾーンは「慶志郎ダンス」と「絶頂ドリーム」の2種類。絶頂はプレミアム要素なので、メインは慶志郎ダンスとなります。

慶志郎ダンス中は「保留とパネル」が上乗せに関わります。小役が成立すると保留を獲得して、保留に対応したパネルを開放。そして開放したパネルに応じてゲーム数上乗せを獲得します。

ベルでもリプレイでもなんでもいいので、小役を引けば上乗せor慶志郎ダンス継続となるので、消化中はとにかく小役を引くことが大事!

いわゆるひとつの「自力感」のある上乗せ特化ゾーンで、小役のヒキによっては慶志郎ダンス自体がロング継続し、大量ゲーム数を上乗せすることが可能! うまい具合に小役を引きまくった時はもちろん気持ちいい!

全体的にはサラ番をベースにしつつ、絶頂よりも入りやすい上乗せ特化ゾーンを搭載したような感じですね。さらに「ドリームカムズアゲイン」というAT引き戻しゾーンが存在するので、有利区間に囚われない一撃も可能となっています。

ヴァルヴレイヴと比べるとバランスタイプではありますが、それでも6.5号機よりは出玉感があると思います! 

「最近のパチスロは出玉がしょぼい」と絶望している方でも、スマスロなら満足してもらえるかと。その中でも鏡は安定感と爆発力が良い感じのバランスとなっているので、ぜひホールの主役になってもらいたい! そんな風に僕は思いますね!