続々と話題のスマスロや6.5号機が登場しているパチスロコーナー(スマスロも6.5号機だけど)。5号機が撤去された時期の、お通夜のような雰囲気と比べたらかなり活気があるのではないでしょうか。

盛り上がっている理由としては、やはりスマスロ北斗の影響が大きいでしょうが、全体的に出玉の瞬発力が上がって来たことも要因なのかと思います。荒っぽい機種が流行るのがパチスロの常ですからね。

では、具体的にどの機種がどのくらい荒っぽいのでしょうか。気になるところです。

ということで、今回は荒さの指標のひとつである「コイン単価」のランキングを作成してみました。コイン単価が高いほど荒っぽい機種という評価で、大抵は設定1が基準になります。

いまのホールで良く見かける機種を対象にしたウド茂作調べなので、抜けている機種があったり、間違いがあるかもしれないことは予めご了承ください。ご指摘いただけたら修正します。

それではランキングスタート!

やはり荒波第1位はヴァルヴレイヴでしたね。しかも4.5円は2位のゴブスレと比べても頭一つ抜けている印象です。

この機種がスマスロの第1弾として登場し、強烈なインパクトによってブームとなったことがその後の「スマスロといえば荒い台」という流れというか、雰囲気を作り出したといえるでしょう。

ヴヴヴのブームはもう落ち着いてしまいましたが、この手の機種は一過性のブームを作り出すのが役目みたいなところありますからね。機種としてはかなりの成功だと思います。

やはり荒い台が正義なのか…と思いきや、ランキングを見ると意外なことに気が付きます。

新鬼武者2、エリサラ鏡、スマスロ北斗、超電磁砲、バイオRE:2、カバネリと。ウド茂作の主観で「流行った、流行っている」と思える機種は軒並み3.0～3.3円程度なのです。

特に、現代の覇権機種であるカバネリは3.0円。最近のラインナップからすると「荒いどころかむしろ穏やか」と言えるレベルかと思います。

もちろん、機種が人気となる要因はコイン単価だけではありません。ゲーム性、版権、導入台数、メーカーなど多くの要素が影響するでしょう。

しかし、こと最近のAT機で見てみると「コイン単価3.0～3.3円程度の機種にヒットが多い」ということは言えそうです。

(沖ドキは特別)

ちなみに、長年ホールを支えている番長ZEROは2.7円、絆2は2.9円です。導入時期が違い過ぎて比較にならないのですが、やはりそこまでコイン単価は高くありません。

ヴァルヴレイヴくらいぶっ飛んだ機種であれば話題性も相まってヒットしますが、ロングヒットしてホールの定番機種になるためにはそこまでの荒さは必要ないのかもしれませんね。

さて、今回作成したランキングは導入済みの機種を対象としていますが、試しに今後導入予定の最新台のコイン単価も調べてみました。

それがコチラ。

なんとヴヴヴを超えてきた機種がいます。

この「にゃんこ大戦争」は地域によってはすでに稼働が開始されていますが、データを見ると万枚オーバーは日常茶飯事。コンプリート機能発動も決して珍しくはない感じです。

ゲーム性としては通常時はゴッド凱旋で、AT中はハーデスということで、もはやこれは猫の皮をかぶったミリオンGODですね。

6月5日の全国導入後は大きな話題を呼ぶこと間違いなしでしょう。荒っぽい機種が好きな方はぜひ打ってみてください。当たり前ですが、負けても文句は受け付けません。

そして逆に、マイルドな機種が好きという方も安心してください。荒い機種ばかり登場するという訳ではありません。

リアルボーナス+ATタイプのギアスカレンver.や、AT機でありながら穏やかなメイドインアビスの導入も控えています。

どちらも荒い機種にはない魅力を持った、良台だと思いますよ!

今後も荒い機種、マイルドな機種、様々な新台がパチスロコーナーを賑わせてほしいですね!