どもども、やっと残暑が終わって快適な日々を過ごしているシゲキです。で、唐突ですが実は昨日、生まれて初めて「1円パチンコ」を打ちました!!

まあ雑誌の企画実戦なのですが、今や1パチといえば全国のホールの9割以上が導入し、パチンコ台の総数においても4割近くを占めるもの。「これまで1回も打ったことなかったの？」と突っ込まれる方もいるかもしれませんが、これは私のようなパチプロ崩れにはよくある話。何せ「パチンコは勝てるもの」と勝手に思い込んでいますから、1パチを打つと「勝ち額が4分の1に減っちゃうじゃん！」と考えるんですよね。

また、あまり勝ちやすいイメージがないというのも打たない理由の1つ。だってホールの立場からすると、1パチって売上が4分の1に減っちゃうんですよ！　そこから利益を確保しようと思ったら、当然4パチよりも出玉率が低いのでは？　実際、今から8年くらい前、1パチが流行し始めた頃に複数のホールを取材したら「1パチはどんなに釘をシメても客がつくから、思いのほか儲かるんだよね〜」ってなことを言ってやがりましたし、実際に当時の1パチの平常営業の釘を見ると目が腐りましたからね。

そんなこんなで1パチを敬遠し続けてきた私ですが、業務命令とあれば致し方なし！　気合を入れて3店舗ほど下見をしたのですが…あっれ〜!?　なんか釘を見る限りは4パチとあまり変わらないや。機種によっては4パチより甘い調整の台もあり、これなら素直に4倍遊べそう。もしかして1パチって意外と甘いの？

興味が湧いてきたので全国のホールデータを眺めてみると……え〜っと4パチの玉粗利（※ファンがパチンコ玉を1発打った時のホールの利益）が約23銭なのに対して、1パチの玉粗利は約7銭。つまり打ち手から見た時の店の利益は4パチの約3.3分の1か〜。本来なら4分の1になるハズなので、これを見ると店が若干だけ1パチを辛く使っていることが読み取れます。

でも、この数字って私が思っていたよりは凄く良心的。もっとボッタクっているイメージがありましたから。そして恐らくですが、この程度の差であれば実は1パチも4パチも店の調整はあんまり変わらないんだと思います。だって今回実戦して思ったケド、1パチって「良いお客さん」が多いんですもの。

普段4パチのシマで過ごしていると、ゼニカネゼニカネ叫びながら1発の玉をも惜しむ打ち方をするシビアな客が多いのですが、1パチのお客さんは皆さん大らか。電サポ中の止め打ちとか大当たり中の捻り打ちとか、セコい技を駆使するお客さんは皆無ですから！　おかげでスルーの甘い台とか潜伏確変中の可能性がある台が結構落ちていて…ゲヘっ!?　いや、勝つだけなら4パチより勝ちやすいと素直に思えちゃいました。

まあ今や1パチもホール間の競争が激しく、薄利多売でないとお客さんが集まらないのでしょう。これまでの自分の思い込みを恥じつつ、好きな機種を打って楽しい時間を過ごさせて頂きました。ではまた次週！

…。……。………。あっ、今回もコメントが来てますね。返答の仕方がわからない（※機械の類、マジで弱いのです）のでココに書かせて頂きますが、いつも着ているTシャツはウチの奥サマの趣味ですが、私も気に入っております。いい年こいた阿呆ですが、今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m