シゲキ的名機紹介!

どもども、白髪混じりでメガネでアホなTシャツを着たキモいオッサンのシゲキです。そう、今さらながらに思ったのですが、このブログのイラスト、私だけコミカルじゃありません? だって同時にブログを始めた早乙女京次さんやnamiさんはカッコイイ感じのイメージ写真だしぃ〜、なべっち君はスーツ姿のマトモっぽい感じだしぃ〜……これって差別? いや、確かによく特徴をつかんでるイラストだとは思うのですが、ブログがスタートする前に、私からビレッジさんに渡した参考資料とはえらく違うような…。

我ながらかなり美化した参考素材だとは思うし、他にも参考の顔写真を付けたケド、たまにはカッコ良くたってイイじゃん。くっそ〜。ちなみに上記のイラストはもう5年以上前になるのかな? 私の多摩地区最強プロ時代を描いたマンガの表紙用イラスト。まあ半年くらいで終わってしまったのですが、それでも自分が題材のマンガを連載して頂いたのは、内心凄く嬉しかった覚えがあります。出版社の日本文芸社様と、漫画家の宮塚タケシ先生と、関わった編集者の方々には大感謝&人生の良い思い出になりましたm(_ _)m 

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回から本ブログは新シリーズ! 私がパチプロだった時代のシゲキ的名機を振り返りたいと思います。その理由は最後に書きますが、とりあえず第1回目に紹介するのは私の脳ミソを鉛色に染め上げた女王様『フィーバークィーンII』で決まりでしょう。

●スペックDATA

大当たり確率◆1/254

大当たり出玉◆約2400個

保留連チャン発生率◆20%強

 

ホール登場は1993年のこと。当時の私は権利物や羽根モノの新台を中心に、多摩一帯のホールを1人で回っていたのですが、『フィーバークィーンII』に出会ってからは新装狙いの放浪生活をヤメ、一軒の店で朝から打ち続けるジグマプロになっちゃいました。その理由は……だって超面白かったんですもの。あの見た目に高貴なドラム図柄、目で並びを追ってしまう独特のドラムの動き、徐々に盛り上がるリーチ時の効果音、オーバー入賞しまくりのアタッカー性能(たまにパンクしますが)、保留消化のドキドキ感…その全てがパーフェクト!!

 

まあ当時のパチプロ連中は、みんな口を揃えて前身機の『フィーバーキングII』のほうが良かったと言うけれど、それはゼニが儲かったから。確かに『キング』はステージ優秀台を狙ったり右ストロークを駆使することで、千円あたり100回転(!!)の台に出会うこともありましたが、機種の完成度で言えば絶対に『クィーン』のほうが上!! 実際、たまに取材やゲーセンで昔の機種に触れる機会があるのですが、今打っても面白いと思えるデジパチって、個人的にはこの『フィーバークィーンII』と『海物語』だけだと思いますね。

 

女王様の魅力にすっかりハマり、約半年間にわたって朝から日暮れまで『クィーン』を打ち続ける日々が続きましたが、この頃はパチプロとしても色々と初めての出来事がありました。初めて常連や店員と仲良くなりましたし、初めて弟子ができてまあ色々と痛い目を見ましたし、ゴト師をチクったら初めて警察沙汰になりましたし、『フィーバーパワフルⅢ』を打ち込む夢夢ちゃん派と私率いる女王様派で権力闘争をしたり……いやぁ、バカな思い出が尽きません。そんな中から何か1つ『クィーン』にまつわる話を書くとしたら…ドツキ爺のことにしようかな。

 

当時の『クィーン』のシマに、リーチがかかる度に台をド突く推定70歳前後の常連がいたのですが、ある日、大ハマリしたせいか、いつも以上の勢いで台をド突くのなんのって。私を含め、周囲の客は心の中で「死ねやクソジジイ」と思っていたのですが、それは赤7とJOKERのダブルリーチがかかった時の出来事。当たり図柄が巡ってきた時にドツキ爺がいつも以上の勢いで台をド突くと、一瞬台が真っ暗&無音になった後、少しして赤7が横ラインで3つ揃いに! まさかの二段階大当たり!? …ではなく、恐らくはあまりに強く台を叩いたせいで、台の配線が途切れて一瞬だけ電源が落ちたんだと思います。ドツキ爺は大当たりしたかと思って喜んで打ち始めたものの、もちろんアタッカーは開かず。すぐに店員を呼んで30分近くにわたって文句を言い続けたけど当然補償などはなく、その日を最後にドツキ爺は店に来なくなっちゃいましたとさ。

 

まあ『クィーン』の朝イチ出目が赤7揃いだったために起こった出来事なんでしょうけど(その後のパチンコ台の朝イチ出目がハズレ目なのは、こうした理由があるのかもしれません!?)、これもまた初めての経験でしたねぇ。ではまた次週!

 

 

…。……。………あっ、今回から「シゲキ的名機シリーズ」を始めた理由を書くのを忘れておりました。実は12月上旬に「必勝ガイドCLASSIC Vol.04」という雑誌がガイドワークスから発売されます。その内容は1980年代後半から1990年代までのパチンコ台を動画と誌面で扱うという、マニアックこの上ない内容なのですが、実は私も第1弾からお手伝いさせて頂いているのです。始まる前は「個人的には凄い面白いケド、きっと創刊号が最終刊になるんだろうな〜」なんて思っていたのですが、フタを開けてみると今回で実に第4弾!! 確かに凄い雑誌なのですが、世の中のニーズってよくわかりませんね。そういえばビレッジ様の特集企画で最近「エロ画面変遷史(編注・水着画面変遷史です!)」をやっているケド、これも意外な人気を集めているそうですし。

 

話が逸れちゃいましたが、要は過去の名機を紹介しつつ、この雑誌を宣伝しちゃおうという魂胆です。まあビレッジさんに断りなく宣伝しているので、もし怒られたら次週はシレっと通常の内容に戻っておりますが、そうでなければ次週もシゲキ的な名機を紹介したいと思いマス。

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