どもども、先週は業務よりも暑さに死にかけたシゲキです。しかも、こんな時に限って新機種取材が7連チャンって…かなり泣きそうになりましたが、今回は撮影写真とともに取材した機種を紹介していきましょう。

まず最初は、都内の最高気温が34.8度に達した先週月曜日に取材を行った「Pフィーバー革命機ヴァルヴィレイヴ」から。

（C）SUNRISE／VVV Committee, MBS

普段、兄弟機はあまり取材に行かないのですが、さすがに設定付き新規則機の一発目ということでこれは別格。ちなみにすでに知っている方も多いかもしれませんが、新規則機は機種名の頭に「CR」ではなく、パチンコを表す「P」が付きます。今後しばらくは旧規則機と新規則機が並行して登場しますが、頭文字を見ればどちらの規則に対応した機種なのかがひと目でわかるというわけですね。

さて「Pヴァルヴィレイヴ」は前回のコラムでも軽く紹介しましたが、設定毎の確率は以下の通り。設定6だけ飛び抜けて甘い確率というのが特徴ですね。そして本機種に限らず、多くの設定付きパチンコには「設定示唆演出」が存在するらしいのですが…う〜ん、個人的には考えモノ。

何せ最近、短時間勝負ばかりで、なかなか半日以上の勝負ができないんですよね。仕事の合間に打って、もしも「設定6確定演出」なんかが出ちゃった日にはどうしましょ？　まあ捕らぬ狸の皮算用だとは思いますが、今から心配になっちゃいマス。

加えて「Pヴァルヴィレイヴ」の場合は前作同様、潜伏確変状態を推測することで大幅に勝率が上昇する機種だから、私のようなハイエナクズ野郎にとっては…ぐへへへへ。8月20日予定のホール導入が実に楽しみですね。

さて、7機種もあるからサクサクっと紹介していかないと。続いての撮影取材は三洋で、機種は8月6日導入予定の「CR聖闘士星矢4」と、9月3日導入予定の「CR清流物語3」（※販売メーカーはサンスリー）です。

（C）車田正美・東映アニメーション

「聖闘士星矢4」は取材に出向くまで正直、あまり興味がなかったのですが、実機を見ると役モノも演出もよく作りこんでいるなぁ…と感心。確率は1/319.6で、V-確変を搭載した転落抽選機ですが、ビッグコンテンツだけあってメーカーの気合いが感じられる注目機ですね。

「清流物語3」は遊びやすいライトミドル機ですが、V-STを用いた連チャン性能の高さも魅力の一台。確率は1/229.9で、個人的には「大海4BLACK」よりも面白そう。

続いての撮影取材は大一商会で「CRデッドオアアライブエクストリーム」。この日の最高気温は35.3度で、重さ20キロ以上の機材を抱えて現場に出向くまでがまさにデッドorアライブって感じぃ？

（C）コーエーテクモゲームス  （C）コーエーテクモウェーブ 

こちらも正直、前作にあまり興味がなかったこともあって事前の勉強ナシで取材に出向いたのですが（※あくまで私はカメラマンの立場なので。同行した編集者はちゃんと勉強してますので悪しからず）、今作は生きるか死ぬかの戦いというより、オネーチャンが満載の楽し気な機種なのですね。ホール登場は8月20日で、確率は1/129.8の甘デジと1/259のミドルという2スペックですが、導入の大半は甘デジのほうでしょう。気軽に萌えっと遊べそうです♪

で、次は気温34.8度の中、ビスティの「CRどらむ★ヱヴァンゲリヲン」の撮影取材へ。

（C）カラー （C）Bisty

あの「エヴァ」が「ドラム」って…正直ファンをナメてるのかと思いましたが、これも実機を取材すると評価が一変！　演出自体は明快なのですが、次回予告とか警報とかは独特の音を聞いているだけで演出内容が理解できますし、ドラムの動きもSANKYOだけあってレベルが高いし、大当たり中の楽曲も実にステキ♪　確率1/159.8のライトミドル機ということもあって、ちゃんと音が聞こえるホールで打てば、長く楽しむには最適の台かなぁと素直に思いました。

さて、6機種目は気温35.3度の中、ベルコの「CR鬼浜疾風迅雷ver.」を取材。

BELLCO/（C）SYSCOM 

確率1/152.4と1/235.7の2スペックがあり、どちらも連チャン力の高いV-STタイプ。演出自体は前作とほとんど一緒なのですが、出玉スピードが心地良いですね！　正直、最近の機種は確変中や大当たり中の消化スピードがトロいのですが、「鬼浜」は検査が厳しくなる前に保通協を通した機種ということもあり、出玉スピードが爽快！　登場は10月22日予定とまだ先ですが、最近の新機種の出玉スピードに不満を持つ人にぜひオススメしたい一台です。

さて、トリはニューギンで、9月3日登場予定の「PAミルキーバー」。設定付きパチンコの初っ端は「Pヴァルヴィレイヴ」ですが、兄弟機ではない新機種という意味では、これが最初の新規則機ですね。

確率は下に載せた通りですが、やはり設定6はバカ甘。複数台導入するホールの新装当初を狙うと、高設定が混ざっている可能性がありそうな気がします。本当なら名古屋のメーカー直営店が大量導入するらしいので、そこに行きたいなぁ…と思いつつも、時間と交通費がないから叶わぬ夢。

単純明快な演出も、ミドルタイプだったら厳しいだろうけど、甘デジなら素直に楽しめるデキの良さだと思いまっせ！

暑さが一息ついたと思ったら、今度は台風が来て困りモノですが、こんな時こそ涼しくて風のないホールが一番!?　ではまた次週です。