どもども、ここ3回の実戦で8万円ほど負けてブルーモード＆リアルに貧乏なシゲキです。毎年恒例の守山塾のパチンコ大会で4万円負け、それを取り返すべく2日連続にわたってマジモードで打ったものの2万円ずつ負け…いや〜ん♪　いずれも千円28回前後の優秀台を打った上での敗北なのですが、最近は貯玉しか使わない実戦が中心だったため、実際に財布から大金がなくなるとアイタタタ…。ダメージが大きいですね。

さて、ここ1ヶ月ほど雑誌の宣伝を兼ねて勝手に続けてきた羽根モノ名機紹介も今回で最終回。何の機種にしようかな…と思ったけど、何か1台に絞り込もうとすると難しいっすね〜。

業界的な名機といえば最初の羽根モノ『ゼロタイガー』や、停留システムを発明した『ビッグシューター』、約16万台の特大ヒットを誇った『レッドライオン』、回転盤の元祖『スタジアム』といった1980年代の機種なのでしょうが、私が羽根モノを堪能したのは1990年以降。最後はシゲキ的に大好きだったベスト5の機種を、年代順に並べてシメるとしましょうか。

●パチンコ大賞（西陣/1990年）

ドル箱を頭上に抱えた店長さん（!?）がなんとも愛らしい台。大当たり中はドル箱内に最大6個の玉を停留し、これを一気にぶちまける様は壮観の一言。パチンコの面白さを心から実感させてくれた大ヒット機種であり、まだパチプロになる前だった私の脳ミソを、鉛色に染めた名機の1つです。

ちなみに「玉ぶちまけ系」の機種としては、他にも『ガンコおやじ（SANKYO/1991年）』や『ジェットスキー（三洋/1992年）』あたりが個人的には好きでしたね。

●火の玉ボーイ（西陣/1991年）

玉がVに入る瞬間を目で楽しめるという意味での名機。上下に動くVゾーンを目指す通常時の玉の動きも面白ければ、ラウンド中の磁石を用いた継続演出も秀逸！　玉が2個しか磁石につかなかった際のドキドキ感は、今でも夢に見る嫌な思い出です。私にパチンコ台における寝かせ（台の傾きのこと）の大事さと、役モノの個体差を教えてくれた機種でもありました。

●びんびんバラエティ（西陣/1991年）

なんか1990年代序盤の名機を並べると、西陣の台ばかりになっちゃいますね。本機は大当たりラウンド中の面白さを追求した意欲作で、ラウンド毎に西陣太郎→KIRYU（キリュウ）→ソフィーアちゃんという3人が交互に登場する、3面体役物を採用。出玉と継続率のバランスが取れた西陣太郎、継続しにくいキリュウ、継続しやすいけど出玉少なめのソフィーアちゃん…といった具合に、それぞれに異なる役物の性質が、とにかく「凄え!!」と心から感心した一台でした。

●ドラキュラ城（ニューギン/1992年）

二重構造の羽根が玉の動きに変化を与えた台。当時のニューギンは出玉こそ少ないものの、役モノの甘い機種が多くて純粋に玉の動きが楽しめた＆不純ですが手堅くおカネが稼げました。

他にも『元祖ワニ道楽』や『レディースオープン』などなど、優秀台と500円玉が1枚あれば、ほぼ確実に打ち止め定量まで持っていける…そんなイメージが強いですね。

●CRレレレにおまかせ！（大一/2004年）

大型タイアップと液晶搭載が目を惹く機種ですが、何より斬新だったのは「SPルート」の発明でしょう。期待度の異なるルートの存在は、デジパチにおける「ノーマルリーチとSPリーチ」みたいな関係!?　これが期待感にメリハリを生み、羽根モノをより面白いものへと進化させたと思います。

●CRAがんばれタブチくん（大一/2007年）

なんだか羽根モノファンなら誰もが知る名機ばかりを紹介してきたような気がするので、ここでマイナー機を1つ。羽根に拾われた玉をバットで打ち返し、外野で左右に動くVゾーンに入れば大当たりという、まさに「野球盤」を彷彿とさせる羽根モノ。液晶はどうでも良いのですが、一瞬の玉の動きはとにかく秀逸！　設置台数的には少なかったのですが、何気にシゲキ的名機でした。

さて、シゲキ的ベスト5を紹介…なんて言いながら、気づけば6機種書いちゃってました。他にも『Mrフォール』とか『ブンブン丸』とか『イッキくん』とか『百姓一揆』とか『デビルマン倶楽部』とか『羽根ぱちんこウルトラセブン』とか『ポチッと一発！おだてブタ』とか『うちのポチーズ』とかとか、大好きだった機種は山程あれど、興味がある人は下に掲載した「羽根モノ大全」という雑誌（購入は恐らくガイドワークスオンラインショップから）をよろしくです。ではまた次回♪