2022年度シゲキ的ベスト機種
どもども、今年も残すところわずか。なんだかんだで「あっ」という間に過ぎた1年でしたが、それでも色々なことがあったなぁ…などと振り返るシゲキです。特に最近は昔なじみの仕事関係者が次々と業界から去っていき、寂しいことこの上ナシ。自分もいつまでパチンコ業界で商売を続けられるのやら…。四半世紀前なら
「仕事を失ったらパチプロに戻ればいいや」
なんて思っていたケド、今はさすがに無理! 業務とはいえ今月も『ゴジラエヴァ』を打って大負け続きだし、生活できるレベルで稼げる自信はないや。
思わずブルーになっちゃうケド、今年も様々なパチンコ台が登場し、打つことができたのが救いかな。そんなワケで毎年恒例、2022年のシゲキ的ベスト5機種を発表。ちなみに今年は褒めちぎるだけの絶対的推し機種はナッシング。面白い台はいくつもあったケド、どこかに不満を感じたのだ。若干(!?)愚痴りつつ紹介していきましょう。
シゲキ的第1位
『P yes!高須クリニック』
本コラムでも褒めちぎったケド、シゲキ的に今年、最も楽しめた機種。役モノを用いた玉の動きもアツいケド、それ以上に高須克弥先生を用いた液晶演出が超秀逸! 打ち続けていると冗談抜きで
「高須先生が偉人に思えてきちゃう」
のが困りモノ(!?)でしたが、どこまで続くかわからない高継続スペックもナイスでしたね。
ただ愚痴を述べると、限度を知らないボッタクリ店が多過ぎ。玉粗1円(※1発打つたびに利益1円)で営業するホールとか、マジで役モノ機を導入するなっていうか、即潰れろって感じ。あと役モノに関しては役立たずのSix Packは勘弁するにしても、右側のWチャッカーがスタートに占める割合が高過ぎてバランスが悪い&調整が下手な店だと扱いきれないのだ。
スペックと液晶演出と高須先生が「神」なだけに、もったいないなぁ…なんて思ってしまう一台でもあったのだ。
シゲキ的第2位
『Pフィーバー蒼穹のファフナー3』
「出来レースの役モノ機なんてツマラない」
なんて思っていたシゲキ的概念を覆してくれた機種。私の視力じゃ玉がVゾーンに入るかどうかが最後までわからないから、玉の動きのアツさを「ガチ」に近い形で楽しむことができました。ゴト行為を完全に防げる利点があるし、完成度の高い「疑似ガチ役モノ機」はパチンコの未来につながる可能性まであるかもしれないと思えたのだ。
文句を言うと演出面かなぁ。小当り確率99分の1の機種だけに総じてアッサリしているのは問題ないケド、トップメーカー・SANKYOが作るモノであるならば、もう少しバランスと作り込みに力を入れてほしかった…なんて思えた次第。
シゲキ的第3位
『Pとある科学の超電磁砲』
勉強を兼ねてアニメを全話見てから打ったら面白さが倍増しちゃった台。比較的遊びやすい確率にした点も、演出を楽しみたいファンにはナイスだと思うのだ。
本機に関してはあんまり文句もないケド、もう少し爆発力を抑えて、そのぶんRUSH突入率を上げてくれたほうが、シゲキ的には遊びやすかったかなぁ。
シゲキ的第4位
『P宇宙戦艦ヤマト2202-ONLY ONE-』
近隣店舗がずっと甘く使っていたこともあって、今年もっとも打ち込んだ台。おかげで私の年間収支がプラスになったのはともかく、スペック的なバランスの良さは秀逸の一言&ロングヒットを誇った前作同様のアツさが味わえました。
とはいえ通常時の演出バランスには文句アリアリ。いくらライトミドルとはいえアツい演出を伴わないと当たる気がせず、それでいて希望の持てない変動やSPリーチが頻発。もし私が開発に携わっていたら「ここはこう改善するのに…」と、何かと考えながら打っていたのだ。
シゲキ的第5位
『PフィーバークィーンRUSH』
「こんなんクィーンじゃねえ!」
というのが初打ちの際の第1印象だったんですが、その後、打ち込みまくったら
「やっぱりこんなんクィーンじゃねぇ!」
と、うん、打ち続けても印象は全く変わらないや。
攻めたスペックや5回転のチャレンジタイム中は面白いと思うんだけど、通常時は“昔からのクィーンファン”としてはまるで納得がいかないし、最上位モードのクィーンRUSHは速すぎて呆気なさ過ぎるのだ。
だったらなんで5位なの…と言われちゃうケド、だってドラム機、特に『クィーン』が大好きなんだもの! しかも遊タイムが付いているのと、ストローク次第で何気に回る台があるもんだから、意外に勝ちやすいんですもの!!
ちなみに最近はクィーンRUSH中にシゲキ的な楽しみ方を実践中。それは単発回しでゆっくり打つだけ。最終回転以外は保留を点けずに1回転毎に手を合わせて7図柄揃いを祈ると、楽しい時間が倍増! 勝ち負けには全く関係ないケド、一喜一憂しながらそれなりに楽しんでいます。
さて、6位以下は割愛するケド『Pフィーバーからくりサーカス』、『P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲』、『Pルパン三世 消されたルパン2022』あたりがランクイン。まあ世間的には昨年末登場の『エヴァ15』と今年初めに登場した『Re:ゼロ鬼がかり』の2機種が圧倒的人気を維持した1年だったけど、来年も私を楽しませてくれる台が多数、登場することを期待したいですね。ではまた来年です♪
…あっ、今更だけど宣伝を忘れてた。2022年に登場したほぼ全機種を紹介&30名のライターさんが評価する「パチンコジャーナル爆盛2023」という雑誌が、12月中旬にガイドワークス社から発売中です。10年以上続く業界唯一の年鑑本ということで、普段雑誌を買わない方も、もし見かけたらぜひ手に取ってやってくださいましm(_ _)m