最新牙狼ってどーなんガロ?
どもども、今年は1月1日から働き詰めのシゲキです。ご時世のせいか雑誌の仕事は減っているものの、ウェブ系の仕事は文字制限がないから困りモノ。ひとりでパソコン相手にずっと記事を作っていると……あ〜〜〜やってらんねぇ! 勉強と称してホールに行っちゃうのはこの商売のサガですね。
さて、そんな感じで『シティーハンター4』や『大開王』や『ビッグドリーム3』、『真・花の慶次黄金一閃』などなど1月の新台は名機も迷機もすべて打ったのですが、ウチの編集者と意見が真っ向から対立したのが1月最大の注目機である『牙狼GOLD IMPACT』。
パチンコファンの方には説明する必要もないでしょうが、そのスペックはまさに伝説の『初代』を彷彿とさせるもの。大当りは全て出玉1500個の10Rで、魔戒CHANCE突入率は50%&継続率81%。確率が約320分の1と甘いことを考えたら、現役最高峰のスペックと言っても過言じゃない!
というわけで新装初日から仕事を抜け出して打ったのですが…まあ様々な面で感心させられることしきり。中でも“無駄な時間や演出を極力まで排除した作り”は「さすが」の一言。通常時は疑似連を先読みと複合させたり、先がわかっている演出を省略したりと、実に「今のファンの気持ちをわかっているなぁ」…と。またRUSH中もラウンドバトル中心で無駄な時間を排除。かつてあった「牙狼ファンファーレ」のような“子供騙し”の時間は一切ナッシングなのだ。
で……褒めるのを前提としてなんだケド、どーにも「なんか違う」と感じる自分がいるのだ。なんでだろ? いくつか原因を考えると、
●まず液晶画面がデカ過ぎて、年寄りで視野の狭い自分には把握しきれない
●凄い綺麗だと思う反面、液晶画面がのっぺり&役物がないから平坦に見える
●上が見えない台枠が邪魔に感じる&これまでのアツい時だけ出る生首のほうが好きだった
●出玉スピードが速すぎて楽しい時間が過ぎ去るのも早すぎる&もう少し楽しみたい
●無駄な演出を極力まで排除しているのはわかるケド、「無駄じゃない演出まで排除」しているように感じた
なんてところかなぁ。特に演出バランスのコンサル稼業もしている自分としては、最後の部分が最も引っかかったのだ。とはいえウチのパチプロ編集者に言わせると、
「文句のつけようのないデキじゃないですか。シゲキさんが時代についてけてないんじゃないっすか? 見る目がないっすよ。っていうか節穴っすね」
ですって。
確かに導入後の稼働(客付きのこと)を見ると上出来だケド、果たして最新『牙狼』の今後はどうなるのかな? 注目してみたいと思います。
あっ、ちなみに元多摩地区最強パチプロという視点から見ると、元ゲージもスペックも甘くて時間効率も超抜群だから、今作の『牙狼』が勝ちやすいのは間違いナシ! 甘い時期を見計らってガロっと稼ぎたいと思います。ではまた次回です♪