遊タイムスルーを回避
今週は遊タイムまで残り183回転の「Pリング 呪いの7日間2 FSA(ライトミドル)」(期待値+約1000個)が打てたのですが、遊タイム突入後、700回転以上ハマって残り50回転の大ピンチ! スルーを覚悟したものの、残り25回転のところで当たって一安心。久しぶりに(引き戻し率98%前後の)遊タイムをスルーしてしまうところでしたね。
そういえば、たまに遊タイムや時短中は電サポをフルに使えるからハマったほうが得だという人がいますが、これは明確な間違い。サイコロに置き換えてみれば分かるのですが、引き戻し率約98%の遊タイムは、サイコロをタダで最大6回振れて、その間に奇数(2分の1)が1度でも出れば約3000個(今回の「リング」の場合)貰えるといった感じの状態です。6回すべてハズして出玉が貰えなくても得なんてことはないですよね。
これは時短100回転でも同じこと。パチンコは毎回転決まった確率で抽選を繰り返す「完全確率」なので、今までの抽選結果がどうだったかというのはその後の結果には関係ありません。当然ですが、当たってくれた方が良いのです。
おそらく、こうした人はパチンコの確率は「収束」していくのだから、ハマった分が帰ってくると考えているのではないかと推測しますが、こうした思考も間違い。
試行回数が増えるほど確率が「収束」していくのは確かなのですが、これは別にパチンコ台に「収束」しようという力が働くためではありません。毎回転同じ確率で抽選を繰り返す結果として「収束」に向かうだけです。試行回数という分母が莫大になるほど、大当たり回数という分子が多少暴れようともその影響が薄くなるということですね。
こうしたことからも分かる通り、羽根モノや役モノ機は別として、一定確率での抽選を繰り返すデジパチでデータなどを見て分析することはほぼ無駄だというのが分かると思います。波なんてものはただの結果ですし、「ハマリ台を狙う」なんてのも遊タイム機以外では意味がありません。
正攻法で勝ちたいなら釘を見るなどして回る台をつかむこと。パチンコは常に一定の確率で抽選されているのだから、とにかく安く多く抽選を受ける方法を考えることが重要です。