パチンコのインフレについて考えてみた

パチンコビレッジで他に日記を書いている方も度々発言しておられますが、パチンコは10年前、20年前と比べてインフレ化したと思う。

なぜそれ以前と比較しないかと言うとともぞうがパチンコ打ってなくて状況を把握していないからです。

ともぞうがパチンコデビューしたとき、某地方では4円貸出、2.3円交換が主流でどこのホールでもこればっかりでした。
そしてラッキーナンバーと言って大当たり絵柄によってそのまま持ち玉で続行していいか大当たり終了後交換しなくてはいけないかが決まる遊戯形態が主流でした。

花満開やビッキーチャンス、バカ浜なんかの特殊な台は別格として、20年前爆裂CR機と呼ばれた機械は、
大当たり確率が概ね400分の1、3分の1で確率変動、以後2回継続で1回の大当たり出玉が約2300発、更に確変中は玉が増える仕様(止め打ち使用時)でした。

低換金とラッキーナンバーのお陰でホールも釘を開けても利益を確保することが出来て、新台入替は(少なくともともぞうの地方では)出玉に期待できるイベントでした。今より機械代が安くて入替自体頻繁になかったけれどね。

このため、千円で30回程度の回転の台は容易く見つけることができたのです。更に朝一30分から1時間の間の大当たりは無制限(その後持ち玉での遊戯がずっと可能)というホールが多かったため朝から長時間打てる人にとってはかなり勝ちやすい環境でした。

この後、爆裂機が撤去されて315分の1、2分の1継続以後100回転時短の機種が出現しますがこの話はまた別の機会に。

現在の爆裂機と呼ばれるものは、初代花の慶次をベースにすると、大当たり確率400分の1、確変突入率80%、出玉を得ることが出来る大当たりが76%程度の機会が主流です。

ST機や色んな機種がありますが慣らすと大体この辺かと。勿論異論は認めます。
そして等価、当たっても出玉がないことがあるもんだから無制限が主流になって、(それとも機械が無制限仕様になったから営業形態が変わったのか)ともぞうの実力では回っても千円で20回程度、大当たり出玉は5%程度削られ時短中も若干減る仕様の台を見つけるのがやっとです。

換金率が変わって営業形態も変わったので本当は一概に言えないのですが、ここから大当たり出玉を(少しでも)得るためにかかる金額を計算、比較してみました。
旧爆裂機、400/30≒1万4千円
現行機種、出玉を得ることを勘案すると、400×100/76≒526/20≒2万6千円

となり、単純に大当たりを楽しみたい人にとってはハードルがかなり高くなりました。その分遊パチや1円パチンコのように多様化したんだけれどね。

因みに現行爆裂機種では出玉のある当たり=確変ですのでそれも考慮して旧基準の機種で確変大当たりするのに必要な金額を計算すると、

4万円(3分の1だから1200回転現金で回すとして)-10400円(2回単発当たりを換金)で2万9600円となりました。
ここは今も昔も変わらないですね。朝から無制限の権利を貰えば状況は全然違いますが。

因みに今回は爆裂機だけでの比較ですので200~250分の1の昔の保留玉連荘機と現行のライトミドルの機種だと大当たり出玉を得るに至るまでの金額の差はもっと顕著になります。
1回当たるまでの資金が随分嵩むので当たらず終了の可能性も高い現行爆裂機はともぞうには手が出しづらいですね。

今度発売される餃子の王将メガ盛(出玉7000発)には期待してます!

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