ファイヤードリフトは、2003年7月に登場した4号機のストック機。
ビッグ1回で400枚弱取れて、バケは100枚ちょっとのAタイプ。

ストック機は、ゲーム数解除やチャンスゾーンの見せ方で打つ人の脳汁を出してきました。
じゅるっとね。
本機の汁が出る契機は中段チェリーとボーナス（ボーナス放出契機は後ほど）。

ボーナス確率は、ビッグ設定1が1/312.2、設定5が1/246.3、設定6が1/235.8。
レギュラーが設定1が1/390.3、設定5が1/307.9、設定6が1/294.7。
設定に比例して高くなり、両ボーナスバランスの良い確率です。
が、あまりボーナス確率通りの出方をしたことがなかったなｗ

ボーナスの放出契機です。
本機にゲーム数解除は天井以外ありません。
ボーナスの放出割合はついかなる時もビッグ5に対してレギュラー4。
天井は900Gと比較的浅め。
 

ボーナス放出とチャンスゾーン（本機ではミッションと言います。）には低確率と高確率の概念があります。
まずはボーナスの放出確率。
設定1は低確率時の約1/490、高確率時の1/275で放出。
設定6は低確率時の約1/495、高確率時の1/278で放出。
若干高確率の方が確率悪いです。


で、ここからが汁ポイント。
ミッション達成でのボーナス放出。
ミッションは、低確率中高確率中で抽選確率が違います。

低確率で1/150、高確率中で1/10。
ミッションの継続G数も違って、平均で低確2G、高確で2.35G。
ミッション中は、リプレイで1/2、スイカでボーナス確定！
ミッション中の「ポポポポ」という小役確定（ベルもある）音でじゅるっと出たな。
スイカや解除確定のリプレイで鳴る「ヒョー」という効果音も良かった。
普段頻繁に成立するリプレイでこれほどアツくなれる瞬間が持てる機種って中々ないですよね！
スロゲーセンで見かけたら是非打ってみてください！ 

設定差のあるポイントは主にスイカ確率とビッグ中のハズレ。
スイカ確率は設定1が約1/200で設定5が1/150、設定6で1/119と比較的わかりやすい。
ビッグ中のハズレが設定1から4が1/4.8なのに対して、設定5は1/6.5、設定6で1/9.9とビッグ3回位引けば何となく分かりそう。

こいつが設定5と6で描く波が全然違います。
設定6は安定型ですが、他の設定は出るか出ないかｗ
その理由は高確率の突入方法と継続にあります。
 

高確率は、ゲーム数で管理されています。
まずは中段チェリー。
当選率は設定1で1/2、設定6は100％当選。
平均継続G数は設定1で13G、設定6で28G。

次はビッグボーナス。
当選率は設定1で1/2、設定5で1/3、設定6は1/4で突入。
平均継続G数は設定1で61G、設定5で74G、設定6で64G。
低設定はビッグボーナスから、設定6は通常時の中段チェリーから高確率に移行するのが分かります。

最後にレギュラー。これが結構誤爆を引き起こすｗ
当選率は全設定共通で1/19.88。約5％ですね。
平均継続G数も全設定共通で177Gと長め。
 

高確率G数の上乗せって概念はこの機種と猛獣王どっちが先だろう？
ミッションの25％位でボーナス解除する。
ボーナスが更に高確率を上乗せして、途中で中段チェリーも引いたりするとずっと高確率状態が続いて。
ヒキがかみ合った時のイケイケ感は最高でした。
でも、ボーナス解除の1/4て結構ブレるんですよねｗ
ミッションには突入しても全然解除しなかったり。
こういった時のヤキモキする気持ちも今思えば楽しかったな。

高確率中は、やたら液晶にパトカーが出現して煽るし、ＢＧＭもイケてたし。
後続機が出たら是非打ちたい一台です！