貯玉手数料とパチンコの衰退<保存版>

パチンコビレッジの記事を掲載することが怪しくなって参りました。50歳代の後半まではまだまだ健康だと思ってたのですが、還暦という区切りを超えると一気に老齢化が進んできたようで気力、体力、健康面で衰えが目立ちます。特に酷いのは歯の虫歯化と視力の衰えですかね。遠いところを見る分にはこの何十年あまり変わってないと思うのですが、こと近くを見る視力の衰えは著しく悪化が進みこのまま行ったら近いうちに失明するのではないかと思う程劣化しています。


こんなんでパチンコできるんかな?って思うけど意外とパチンコの釘は見えてます。

細かい釘調整は裸眼で至近距離から見てます。それ以外では無理っぽいです。

 

パソコンを見てるのが辛いのでパチンコビレッジにUPする記事を書くのも辛いという事でヤメようかなと思ってるほど劣化しています。こういうのは人に伝えるのは難しくてそんなバカな?って思ってる人が多いのかも知れませんが、当方としては結構深刻な悩みです。多分ですが糖尿病の入り口まで来てると思ってた自分の身体が既に糖尿病にむしばまれているんでしょうね。其れが故視力の低下が進んでると思いますが近々「健康診断」を受けてきちんと糖尿病に向き合いたいと思います。タバコを止めてからは体の肥満化が止まらずお腹は出る一方です。食事の量を制限しても全く痩せる気配がありませんね。

 

視力の低下は皆が想っている以上に悪化しています。

其れが故7月くらいからUPする回数を減らしています。

このまま記事がなくなったら御免なちゃいです。

 

だいぶ前から読者の為に何かしようという考えは捨てました。既に何度も書いてきた通り、パチンコで負けるようなクソ野郎には何を言っても治らない、変わらないという結論が出たため敗者の尻を叩くような記事は8月11日に書いた「負ける人間の共通点」が最後の慈悲です。あれが慈悲?って思ってる人もおられるでしょうが、手段は人それぞれ。あれが私なりの優しさです。其れが故保存版に置いたのです。

 

パソコンがないとパチンコでは勝てませんと言ってるのに

其れすらできないような方とはお付き合いできません。

其れが私の結論です。

 

今記事を書いてるのは全て自分の為です。文章を練る、推敲するという作業は頭を使うので「ボケ防止」になるのでは?という楽観的な考えからそうしてるだけで、貴方の為に記事を書こうというのはもうありませんね。昔は誰かを救いたい、助けたいなどという偽善者的なことも考えにありましたが、やはり人間の脳は個人差が大きい。古臭い考えから抜け出せない人は必ずどの世界にもいる。私どもの会社にもいるし、パチンコにかかわってる人にもいる。自分の我を押し通そうとする人は手の施しようがないものだと気付きました。誰とは申しませんが私の周りにはそのようなお方が沢山います。

 

 

大変なニュースが飛び込んで参りました。貯玉手数料を認めるというものです。有り得ないわって思ったのは2012年の事があるから。元々この話はどこから出たのか?根拠は何なのかが分かり難くて私は未だに納得していません。お上が一方的にNGとしたのは、パチンコという形態はギャンブルではなくて娯楽であるという大前提があってのこと。貯玉で手数料を課してしまうと純粋な玉の貸し借り以外でお店の利益をもたらすことになる。ゲーム性以外の部分でお店が利益を獲得することが風営法の何かに抵触する可能性が有るとの意見だったように記憶しています。昔の話なのでこのロジックはかなり曖昧です。そのような話ではなかったかと思ってますけど10年前に取沙汰された話なのでご了承願います。


10数年前にこの話を最初に知ったのは、右利きテリーさんの投稿でした。


2011年末か2012年頭のどちらかだったけど、恐らくは2012年だったかなあ。当時右利きテリーさんはパチンコビレッジのライターでありながらパチンコの業界人であり、いち早く情報をキャッチしての記事投稿でしたけどその頃のボクはまだビレッジでは書き手ではなくて読み手の立場。この記事を最初に読んだ時は目の前が真っ暗になり、当然


タイホウ熱田店が終わる。
キャッスル尾頭橋も終わる。
マリオン十番町店も終わる。


パチンコが終わってしまうがやと落胆。勿論その時は、手数料を認めるという話ではなくて、その反対。手数料を禁止にするという話。テリーさんも貯玉手数料が禁止になったら換金ギャップ営業は続けられなくなり、既存の3円店は全部3.6円に変わるだろうという解説をしておられましたが、私もそれに完全同意。3.0円の店は全て3.6円に変わるだろうなというのは容易に理解できました。

 

(1)2500個までは再プレイ手数料無料
(2)それ以降は貯玉手数料を加算して貯玉量が減っていく。

 

当然3.0円の店が貯玉手数料なしで貯玉再プレイ無制限で営業する事はできない。再プレイ無制限を実現するには等価か3.6円で営業せざるを得ないだろうというのは予想できました。その後は貯玉2500発までは再プレイOKだけど、それ以降は現金投資という営業形態が増えたため3.0円の店は3.6円にする必要はなかったと思いますが、当時としては貯玉再プレイ無制限は当たり前の時代だったので換金ギャップを少なくしようとする店が続出したのは止むを得ないと思います。


貯玉手数料ありの時代⇒まだまだ換金率3.0円営業店が元気だった。
貯玉手数料禁止になってから⇒換金率は等価と3.6円だけになった。


これが当時落胆した理由ですね。

本当に目の前が真っ暗になりました。

タイホウ熱田六番南店との決別。死をも意味するくらいの出来事でした。


泣きましたねボクは。それくらいタイホウ熱田店におんぶにだっこだったから、1店舗依存型のパチンコは辛いけど単純に考えて3.0円営業の店が3.6円営業に変わったらパチンコ(玉)はメチャメチャ厳しくなるってのは分ると思います。換金率は低ければ低いほど素晴らしい。否、換金率は低ければ低いほど技術の差が顕著になる。換金率が等価に近ければ近いほど技術介入の余地は少なくなるという理屈は分ると思います。
 

 

 

 

 

 

2010年3月6日が六番祭(土曜日)でその当日に自分が722を打ち、嫁に727を打たせたっていう話です。


タイホウ熱田店との付き合いは2005年初っ端から2010年までがネグラとしての扱い。2007年には竹屋を辞めたこともあり、一時的に専業もどきみたいなことをやりましたけれど、私はタイホウ熱田店には土日がメインにするようにしてました。平日に毎日遊技すると仕事ヤメたんかな?って常連さんに思われるようになるだろうから、タイホウは土日メインでそれ以外の日はキャッスル尾頭橋か記念橋若しくはサンシャイン植田か南という事で稼働を分散。従って同店との付き合いはほぼほぼ土日だけの遊技でしたが、この6年間で1000万の収入。2011年と2012年は柱は中野橋に移し、熱田はサブ店舗という扱いでお付き合い。


その頃の状況を書いておきます。

換金率3.0円⇒66玉200円
貯玉手数料は2500発までなし
それ以降は20%手数料加算


貯玉手数料というのは客が貯玉会員カードをサンドに認識させて、暗証番号を打ち込んで貸し玉ボタンを押す。するとサンドから出て来る玉は125個だけど、貯玉会員カードの貯玉データからは156個が失われるというもの。つまりワンプッシュするたびに31個の玉が手数料として差っ引かれるわけです。
※手数料課玉は2500発消化以降。
※125÷156は0.8なので20%の手数料。
※サンド⇒台間サンド。お金を入れると玉を配球する装置。
 

確か2005年から2008年くらいまでは貯玉手数料はもっと安かった。其れがパチ屋の経営を圧迫し始めたので店が対応して手数料を20%に引き上げました。多分最初は10%くらいじゃなかったかな?と思うんですけど其れだと終日嵌りまくると1万円分くらいの差が出てしまうほど客にとっては有利でした。そしてこの手数料20%の時代が長く続いたけれど、店の経営悪化は更に進んで、2011年か2012年には最初の2500発は手数料無料というのさえも撤廃したように記憶しています。当時この対応に激しく反応したのがパチプロの加藤様。彼は貯玉会員カードを偽名使って3枚持ってたので、毎日2500発の手数料無料の条件で遊技して、7500発がなくなるとすごすごと家に帰っていきました。今では会員カードを発行するときは免許証かマイナンバーカードの提示を求められるので偽名を使ってのカード複数所有は不可能になりましたが、当時のタイホウ熱田店はその辺がユルユルのがばアキ大盤振る舞い。従って加藤様は毎日貯玉手数料を取られることなく1年間遊技してたようですが、タイホウ熱田店が2500発の手数料無料を撤廃すると告知するや否や彼は同店を見限り、キャッスル熱田店へと逃げていきました。


加藤様がやってた行為は犯罪なんですがね。


つまり店は自由に操れるわけです。
(1)2500発まで手数料無料。以降は手数料10%
(2)2500発まで手数料無料。以降は手数料20%
(3)全てに対して手数料20%

 

上記沖縄2を打ってた頃は2500発まで無料、以降20%という時代でしたが、同店3月7日の稼働状況をみていきましょう。この日は朝イチから1823回転嵌りを食らって、そこまでに使われたサンドからの配球は24750個でした。


1823÷24750×250は全然回ってないんですけどね。 
現金投資なら99000円です。其れが貯玉投資なら

まずは2500個⇒無条件です。以降 
22250個÷125は178回プッシュ 
178×156⇒27768個 
2500+27768⇒30268個 
30268÷66⇒458で91600円の投資


現金なら99000円投資 
貯玉なら91600円の投資 
という事で7400円のお得です。
※24750個×4円は99000円(現金投資)
※30268個×3.03は91600円(貯玉の価値)


当時の自分がこのような無茶な打ち方をしていたのは、全ては貯玉再プレイ無制限だったから。現金を使わないパチンコならかなりディープにやっていけますが、現金投資なら当時も深追いはしていないでしょう。深追いするかどうかは期待値の有無よりも現金を使う環境かそうでないかの方が影響力が大きいと考えられます。

 

スタートが6.1の沖2を1800嵌りまでやれたのは貯再無制限だったからであり、もっと言えば貯玉手数料が20%も加算されたからです。現行のパチンコホールでも貯再無制限の店は無数にありますけど、そのようなお店で満足のいく回転率の遊技機に辿り着くのは至難の業でしょう。3.6円貯再無制限なら大抵は玉は死んでおり、還元日であっても大して回らないがデフォルト。ところが換金ギャップが大きくなると貯再無制限でもある程度は回せる。事実、3月7日の遊技ではスタートは6.1しか回ってませんが、その前日の六番祭(イベント日)では7.05回ってます。上記の二つを見比べて下さい。
※等価⇒4円なので換金ギャップ0%
※3.63円⇒換金ギャップ9.1%
※3.03円⇒50÷66で換金ギャップ24.3%
 


<3.0円貯再無制限手数料付>
3月6日の沖縄722番台⇒スタートは7.045
3月7日の沖縄727番台⇒スタートは6.105


これが3.6円貯再無制限、手数料無料とあらばそうはイカのキンタマ。回る訳がない。
其れが3.6円貯再無制限、手数料数%とあらば変わる可能性は大有り。
勿論手数料付けて良いんならタイホウ熱田店の復活があるかもしれない。

 

勿論軍団対策は不可欠と思います。


今回のお話で1番怖いのは軍団からの圧力でしょう。貯玉手数料を加算して営業して良いんなら、お店は換金ギャップを取ろうと考える。等価⇒3.6円貯再無制限⇒3.6円貯再制限付⇒からの脱却。66個200円というギャップを設けても、貯再無制限なら客は付く。何故かと申しますと、換金した時貰えるお金は少なくなるけれど、そもそも論として貯再無制限にすると毎回お金に換金するはずがないから。お客さんとしては出玉を金に換える時、ようけお金を貰えた方が嬉しいけれど、貯再無制限にすると滅多に現金の出し入れをしなくなるから。


勝ってる人間は貯玉の量が増える一方珠にお金に換えるだけ。
勝ち負けトントンでも貯玉の量が増えた減ったの一喜一憂はあるけど毎回換金するわけじゃない。
だから等価なのか3.6円なのか3.0円なのかがあまり気にならない。
この制度に依れば換金率が低くても客の心理を誤魔化すことができるのです。


高い換金率を用意するよりも、毎回現金を使わなくしてあげることがお客の為になる。換金ギャップがある環境の方が、今までよりもよく回ってるし、何よりも現金を使わなくて済むようになったから。其れだったら1パチじゃなくて4パチに変えようかなという人が出てくるに相違ない。まあまあ回って現金を使わないところが、今の1パチユーザーの心理にも符合する。勝ち負けは貯玉の増減だけなので、今みたいな4パチ拒否反応。4パチは怖いからダメじゃんという爺と婆の言い分にも対応できるだろう。

 

実はこれが1番大きな狙いなのですが

お客様の深層心理を誤魔化すこと。毎回お金に換えていれば換金率低いなあって気が付くけど、たまにしかお金に換えんくなるとカウンターに行って1万円分のお金頂戴と言って処理すると貯玉の残量が少なくなるだけ。其れが3300発減るのか2750個減るのかはあんまり関係ないんですね。等価だろうが、3.6円だろうが3.0円だろうがそんなに違わない。今までは1万個の出玉があったら等価4万円、3.6円では36000円、3.0円では3万円となって受け取る金額に大きな差があった。其れがこれからはお客の方から3万円のお金を頂戴って指示することになるので、自分が知らない間に7500個(等価)、8250個(3.6円)、10000個(3.0円)減ってる。貰う金額が減るのではなくて貰う金額は同じだから換金率が下がってるという負のイメージは大幅に軽減されるでしょう。だから換金ギャップを利用した商売が可能になるし、もっと突っ込んでいえば失われた4円のジジババを取り戻すことができるかもしれない。1パチの楽園に逃げ込んだ年金生活者の資金を4円の島に取り戻すことも可能になる。其れが大きなメリットを生みます。


パチンコ業界が活況するには
(1)遊技機メーカー
(2)パチンコホール
(3)客


(1),(2),(3)のうちどれが1番重要かお分かりですか?


言うまでもなくこれは(2)のパチンコホールさんです。店が儲からないと客に還元しない。釘も開けないし設定も入らない。客はお店の利益の一部をおこぼれとして貰ってるだけ。先に利益を稼ぐのは客ではなくて店の方。お店が儲かって初めて客がパチンコで勝つチャンスが生まれるけれど、その先は期待値の奪い合いと確率偏差のせめぎあい。上手い人間しか勝てないは分かるにしても店が儲からないと上手い人間でさえ勝てぬから。其れともうひとつは店が儲からないと機械を買ってくれぬから。お店が繁盛し、儲かるからいっぱい機械を買ってくれる訳ですから店が儲かることはメーカーにとっても客にとっても大事なことなのです。そして今回の貯玉手数料を認可すると


(1)換金ギャップのある営業が可能になる⇒ギャップの分が利益です。
(2)短時間遊技が長時間遊技に移行する⇒ディープユーザーが増える。
(3)1パチに逃げ込んだ客が4円に戻ってくる⇒利益貢献多大。


貯玉手数料を認めたら

お店がいっぱい儲かるとは思いませんか?

 

正直良いことずくめのルール変更だと思います。ただし2012年に貯玉手数料を禁止すると一方的に通達し決めたルール変更が、何故今更ジローなのか?其れじゃああの時の言い分はウソだったのか?ってことになりますよね。パチンコ業界の識者の間では、さもありなんみたいに貯玉手数料の是非を論じていた人多数。確か私が知ってる店員レベルの間でも、手数料は○○の理由でアカンのやわと公言してたけど其れも間違いなの?って思いますよね。今頃になって手数料を認めるって言われても、あの頃のタイホウ熱田店は戻ってこないわけでして


(1)タイホウ熱田店も
(2)マリオン十番町店も
(3)キャッスル尾頭橋店も


既に終わっちまった店だけどもう二度と戻ってはこないんです。私が愛したこの3店舗はお前らのせいで駄目になっちまったけどどうしてくれるんやって感じ。お上が決めたルールによってお店の営業に甚大な影響を及ぼすという事は其れに付随する家族とかその店にたむろしてた客とかを全て蔑にしてしまった罪は大きいだろう。謝れよみんなにって気持ちが大きい。


だから警察は嫌いなんです。

ろくすっぽ考えもしないで色んなことを勝手に決めてしまうから。


今回本当に貯玉手数料が解禁されるのであれば、パチンコ業界は画期的に生まれ変わる可能性を秘めています。基本的には客に有利になると思ってますけど、気を付けなければならないのはやはり軍団の皆様ですね。2011年か2012年にタイホウ熱田店、手数料2500個までのサービスが廃止になったと書きましたが、多分其れは2012年になってからでしょうね。この業界は2010年までは割と健全に営業できていました。其れが京楽産業さんが考えた発想で世の中が一変。回そうとしない店に対して、技術介入の余地を持たせた機械を発売することでお店の思惑をぶち壊そうとしました。京楽が考えたことは、お店が利益を摂りすぎてあまりにも回らなくするから「機械の寿命が短いのだと」。其れに対抗するために回さなくても客がやってけるような仕組みを作り煽りました。乗っかったのが万回転さんのような一部の専業もどきであり、右打ち中の出玉増やしとひねり打ち。これをYOUTUBEに堂々と公開した事でざわついたのは有名な話。軍団という組織を生み出すきっかけになったとも言えます。


(1)美空ひばり
(2)水戸黄門2代目
(3)銭形平次


銭形平次のヒネリ打ちが有名になってから、技術介入でボーザーラインを下げるという考え方が広く広まり、このような人たちは個人でやるだけでなく組織で確率を均すという事までやるようになったのが軍団の始まり。タイホウ熱田店も2010年までは全く其れらしき人はいませんでしたが、銭形が出てからは軍団の介入を許します。その年の11月に海物語プラチナという機械が出た時顕著に軍団に抜かれ始めます。貯玉手数料2500個を個人でやる分には、早く当たれば2500個使い切ることはないけど、軍団みたいに大人数で遊技に来られると当たらない人は、早く当たった人のカードを借りて手数料なしの遊技を可能ならしめました。本来ならば2500個使い切る人もいれば、125個しか使わない人もいる。其れを狙ってお店は営業してるのに、組織で遊技すると必ず全員が2500個の有利区間を使い切ってしまう。これは店にとってマイナスでしかない。


別々の人間が10人遊技すると均せば1日に使用する有利区間は2500個までは行かず1500個くらいで終わる可能性がある。

でも軍団が来れば必ず有利区間の2500個を使い切ってしまう。

本来の在り方ではないですよね。

これはお店の利益を圧迫する打ち方です。


つまり店は自由に操れるわけです。
(1)2500発まで手数料無料。以降は手数料10%
(2)2500発まで手数料無料。以降は手数料20%
(3)全てに対して手数料20%


この中で2500発まで手数料無料というのを付けてしまうと、軍団にとって有利な仕組みになるってことは分かると思います。従って手数料無料というルールはなくすべきですが、その時全てに対して何%の手数料を取れば良いのかはお店が考えるべき。換金ギャップが大きければ15%から20%くらい。3.6円店なら手数料は5%くらいが妥当だと思いますが、お店とお客にとって両方がWINWINになる数字を求め


お客は現金を使わないで長い時間遊べて
お店は高い客滞率を頂いて
もっと欲張れば1パチユーザーを追い出して
4パチユーザーを連れ戻す。
その可能性を秘めています。
※客滞率⇒出た玉を使ってどれだけ粘れたかを示す数値


換金率が3円の場合。66個200円ですから厳密に言えば3.03円なのですが、この場合500円でいくら貯玉がなくなれば損も得もないって数字が分かりますか?ワンプッシュでサンドから出て来る玉は125個です。手数料がなければ客が有利なのはバカでもわかるけど損得ゼロラインってどこですか?


これは簡単165個です

500÷200×66だから165になるってのは分かると思うけど
タイホウ熱田店は156⇒20%の手数料。客は5.5%お得。


ところが当時サンシャイン京楽植田店では、ワンプッシュで165個喪失したんですね。こういうルールだと客はちっとも旨味がない。貯玉手数料が解禁されると、こういうところまで含めて客が店を選ぶ基準ができると思うし、自分にとって都合の良い手数料を求めて等価、3.6円、3.0円を選べるようになる。つまり貯玉手数料を解禁したら、店も自由に戦略を立てられるし、客も自由に店を選べるようになる。これが今までとは大きな違いです。

 


現在の愛知県のパチンコ環境は、スロ客を引きつけたいから店が等価営業を好む傾向にあります。マルハンが全国的に等価から3.6円営業に切り替えたのを尻目に。コンコルドグループはただ一社だけ等価営業を行いスロットユーザーからの支持を取り付けました。そのコンコルドの成功をみて


(1)コンコルド
(2)ZENT一部
(3)KEIZ一部
(4)ラッキー一番
(5)KING666グループ
(6)KING観光グループ(三重)


コンコルドの右に倣えとばかりに3.6円営業から等価に切り替える企業が多くなりました。


つまり貯玉手数料OKの時代には
等価⇒3.6円⇒3.0円への流れだったものが
貯玉手数料が禁止になって
3.0円⇒3.6円⇒3.6円貯再無制限⇒等価へと

シフトしていきました。


回る環境から回らん環境へとどんどん、どんどん突き進んでおります。ところが貯玉手数料が解禁されると。


等価⇒3.6円貯再無制限⇒3.0円貯再無制限。どんどん、どんどん回らん環境から回る環境に突き進んでいくでしょう。これは利益が獲れるようになると回せるってこともあるけど、先ほど申し上げた換金ギャップを誤魔化す深層心理に気付いた店が3.6円から3.0円へとシフトしてもやれそうだと思い始めるってことが大きいです。貯玉で獲得した利益は店の繁盛をもたらし、客には回転率で還元し、遊技機メーカーには機械を買うという事で還元するようになる。大きな変化が生まれますね。


勿論客の利益がお店の利益へと流れるので、今までの制度に慣れたパチンカーは此度のルール変更に難色を示し文句言う人が出てくるでしょうが其れは一元的なものの見方。別の角度から見れば決して客の不利になるようなルール変更ではないし、むしろ客に有利になるようになるはず。何故タイホウ熱田店が日本イチの名店だと言われるようになったのかを考えて頂きたい。そこには換金ギャップを利用して常にそこそこ回る環境を用意した店と、現金を一切使わないで遊技できる環境を両立させたから。其れを可能ならしめたのは


貯玉手数料だという事を強く認識して頂きたいです。


ここまでのお話を読んで頂いた方は、もうひとつのアドバンテージに気付いたと思うのですがそれは何でしょうか?
















貯玉手数料を解禁すれば沢山の良い事があると書いてきました。でももっと良いことがひとつあるんです。


其れは何でしょうか?











そうなんです。

外税にはいかないってことですよね。貯玉再プレイが無制限になると、外税というルールは崩壊し、店は外税から内税へとシフトするようになります。これが結構大きなアドバンテージだと思うんですけど手数料を加算すれば貯玉で遊技してくれればお店は有難いと思うし、客滞率の向上と手数料による利益の獲得に貢献してくれる。それが故容易には外税に踏み切れないと思うけどボクの思いはココ。客滞率の向上が何故必要かというと、一元の客であれ常連であれ連チャン即止めをする環境ならば一時的とは言うものの空席になる時間ができてしまうから。同じ客が長い時間打つことで稼働は埋まると思うし、結局は客滞率の向上はお店の稼働率向上につながるから。


貯再無制限の環境を用意すると


客が現金を使う頻度は極端に低下して、長い時間の遊技に耐えられるようになる。客が現金のやり取りを行わなくなると、1パチと4パチの垣根も下がってくる。その差が埋まれば埋まるほど、垣根が小さくなればなるほど今までは1パチしかやらんかったけど、これからは4パチでも全然かまへんがやっていう深層心理が発生する。お金をいっぱい使うのが嫌で4円から1円に逃げてきた人たちです。現金のやり取りがなくなれば。お金を一切使わないのであれば4円でも構わないという人は出てくるでしょうね。


もっとも


外税方式にして尚且つ手数料を加算するあこぎなお店も出てくると思いますが。貯玉での遊技には違いないけれど、ワンプッシュで125個⇒手数料が加算されて156個の貯玉がなくなる。のではなくてワンプッシュで114個しか出てこんけど税金分で11個。それにプラス手数料の31個で156個の貯玉が減るという仕組みも有り得ます。


換金率が3.0円で
ワンプッシュ125⇒156のところが
ワンプッシュ114⇒156個の消滅となってしまう。


こういうお店には行かんとこうね。悪代官極まりない営業も可能ですが、そこは客が選べば良いでしょう。

 

貯玉再プレイに手数料が加算されるの?

って話を聞いたとき真っ先にお先真っ暗だと思った人は、一元的にしか物事を見ない人考えない人。確かにその一面だけを見れば自分たちの利益がお店に徴収されるので物凄く損やんって思うのは致し方ないけど、その運用次第では宝にもなるし、ゴミにもなる。問題は店が宝に向かうのか、ゴミに向かうのかってことだけど10年前とは時代が違うから、当時のまんまが帰ってくるとは限らない。だけどパチンコホール営業を考えてる人の中には頭の良い人もいるはずだから、皆が皆コンコルドになるとは限らないと思う。コンコルドのようなものの考え方ならば、客がプラスになるってことはないけれど、其れに対抗しようとする企業は出てくるはずなので其れに期待しよう。期待できるルールになったと思う。

 

2005年から2010年までのタイホウ熱田店は最高のお店やった。

そんな店舗が生まれるかも知れんのですよ。


(1)現金を使わない環境が生まれる。
(2)換金率が3.6円から3.0円に向かう。
(3)短時間遊技から長時間遊技へと向かう。
(4)1パチでしか稼働できないお店に4パチで客を呼ぶチャンスが生まれる。
(5)消費税に関しては外税から内税に向かう。


勿論貯玉手数料を加算するとしても、換金率は3.6円で少しばかりの手数料で営業しようとするのが殆どかも知れん。
換金率3.6円
現金500円⇒125個
貯玉500円分⇒137個(8.8%の手数料)
2500個までの手数料なし⇒打ち切り

換金率3.3円
現金500円⇒125個
貯玉500円分⇒150個(16.7%の手数料)
2500個までの手数料なし⇒打ち切り

換金率3.0円
現金500円⇒125個
貯玉500円分⇒156個(20%の手数料)
2500個までの手数料なし⇒打ち切り

換金率3.0円
現金500円⇒125個
貯玉500円分⇒165個(25%の手数料)
2500個までの手数料なし⇒打ち切り

 

どういうルールが1番流行るのかは分からんけど、ほんの少しでも現金で打つよりも、貯玉で打った方が利がある店が出てくればこの世界は変わるような気がする。12年前のタイホウ熱田店が戻ってくるとは思わんけど、其れに近い店舗ができるような気がするんだ。パチンコ業界が生まれ変わるには、貯玉手数料を解禁するしかないと思ってたけどついに僕の思ってたことが実現するかと思うと嬉しくて仕方がない。これは業界に与えられた最後のチャンスだと思う。今のパチンコホールのパチンコ事業での営業がここまで追いまれたのは1円パチンコが普及したから。一般的な業界は知識と経験がものをいうから、年齢を重ねた人間の方が有利だけど、ことパチンコに関しては経験はあまり必要ない。年齢が若ければ若いほど上手いし、稼ぐ収入も大きい。
 

20代
30代
40代
50代
60代
70代


歳を重ねるほど下手になっていくしいっぱい負けてくれる。20代の男にパチ屋が負けてくれよって思っても無理だと思う。恐らくは20代の男性ならばパチンコで負ける人間なんて数%しかいない。そんな奴等から金をむしり取ろうったって無理だから年金生活者の預金を狙うんだけどお前らは1パチという仕組みを作ったがために、1番負けてくれる爺と婆をいつの間にか4円の世界から追い出して1パチの世界に閉じ込めてしまった。1番負けてくれる。1番パチ屋の利益に貢献してくれる上客を取り逃がしてしまったのよ。そのような
 

1パチに逃げ込まれたジジババを
4パチに取り戻そうとは思いませんか?

 

タイホウ熱田店が終わってしまった時から、何で貯玉手数料がいかんのやってのが疑問で、その理由を聞いても釈然としませんでした。貯玉手数料をなくしてしまったから、お店の営業は窮屈になったし換金ギャップのない営業ばかりになってしまいました。あれから12年が経過して、また再び貯玉手数料の解禁というものが取り沙汰されているけれど、万が一解禁ってことになったら、あの時のルール変更は何だったんかなあと思うし、本当にこの業界のトップに立つ人間はクソやなあと思います。お上の一言で善にも悪にも。鬼にも仏にも。天国と地獄の境目をほんの一瞬の判断で決めてきたってのが現実。政治の世界でも経済の世界でも、このような一方的な決めつけは有り得ないと思うけれど、ことパチンコ業界だけは別。ホンマに死んでもらいたい。

 

世の中が生まれ変われる潮目を感じています。


どうぞ皆さま悲観することなく見守りましょう。


貯玉手数料の是非を。貯玉手数料を解禁したらどんな世界が待ってるのか。


パチンコビレッジを信用して頂きたいです。

そしてボクが今日主張してきたことを信じて頂きたいです。

 

今日書いたようなお話の答えが出るのは数年先だと思います。だからこそ今日の記事を保存版として置いときますが、何年か経った時にこの記事に立ち返って答え合わせをして頂きたいと思います。果たして貯玉に手数料が付いて嫌な世界になったのか。それとも僕が書いてきたような話が現実のものとなるのか。数年後にまたお会いしましょう。

コメント

  1. 村上亀吉より:

    ゴーニィ様

    投稿ご苦労様です
    視力はじめ些か体調が優れないのかと案じております。

    超ライトユーザー&パチ屋に個人情報渡したくない&1パチに逃避した私は全く貯玉しないので、手数料を意識した事がありませんでした。

    ただし記事にある様に、ホールの収益構造が変わり営業スタイルの選択肢が増え釘調整が緩むなら喜ばしいですね。
    消費税も何れ上げざるを得ないでしょうし、消費税・交換率・貯玉手数料の関係性がユーザーにとって好ましい状況に好転して貰いたいものです。

    どうぞお身体お大事にお過ごし下さい。

    2024年9月9日 AM 12:06
  2. ゴーニィ より:

    村上亀吉様

    まあ、この記事は書かざるを得ないと思うてたんで書きましたけど

    以降はあんまり。本当に視力低下がキツイですね。

    どっかでぷっつりと記事の更新が途絶えそうな気がします。何事もなく1年を終われれば良いのですけど分かりません。

    2024年9月9日 PM 1:46

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