ポスティングシステムについて語る

とんでもないニュースが飛び込んできました。

ついに動き始めます。

物語の始まりは2023年12月9日だったけれど、ひとりの男。ひとりのスーパースターの移籍をきっかけとして、今後10年間。LADは日本人のトップ3を独占しメジャー・リーグにメイド・イン・ジャパンを確立することになりました。


MLBもNPBもストーブ・リーグに突入しました。この言葉は勿論冬は寒くて暖房器具が恋しい季節。野球に関する話題を提供する為に野球の試合は終わっちまったけど、移籍の話で盛り上がろうよってことで使われ出したもの。知らない人でも何となくストーブってそういうことなのねって分かると思うけど、最近この手の話はFAとポスティングに関することが多いです。FAは選手個人の権利だから何も問題はないけれど、ポスティングは球団にイニシアティブがあるから選手の思い通りにはいかないけれど、問題は入団の時に其れをちらつかせて入ったかどうかです。大谷選手はメジャーにしか行かないって言ってる子供を、大人が言い聞かせて


5年頑張ってくれたらポスティングで向こうに行かせるから

だからウチに来てねという約束手形付きで入団


ええ。当時は譲渡金のルールが今とは違うから可能ならしめた話ですが、今ではルールが変更になったのでそういうのは難しいです。ポスティングで向こうに行かせると莫大な金が入ったのは一昔前の事。今では選手の価値が高騰しない限り、日本の球団にはあまりお金が入ってこなくなったので25歳以下の選手に対して球団がポスティングを認めるのは難しいです。


韓国も、台湾も、日本も

ポスティングでメジャーに行くなら25歳以下の選手はマイナー契約しか結べません。


大谷選手がエンゼルスに入った時も当時は23歳だったからマイナー契約しか結べず、彼は1年契約の230万$でした。今のレートでも3億円くらいなので現行のポスティング・ルールなら日本ハムには6000万円しか入ってこないということになりますが、当時のルールでは日本ハムは23億円という莫大なお金を貰ってるんですね。これが当時と今とでは大きく異なる点でして、其れが佐々木朗希投手に対するポスティングの認可を難しくしています。


ポスティング・システムが最初に認められたのは2000年


この時は入札により選手の保有権を買い取る仕組みで、日本の球団は入札金額をまるまる受け取ることができたので、送り出す方としては人気選手を手放すことになるけれど、その見返りである程度は「傷」を癒せた訳です。ところが入札の金額が高騰するとMLBとしてもリスクが大きくなるので難色を示すようになり、協議した結果選手が契約した金額の一部を元の球団に支払うということで今に至ります。松坂大輔選手と井川選手の入札金額が大き過ぎたという背景があるかと思います。


松坂60億円
井川30億円
ダルビッシュ38億円


其れが今では
(1)契約額が2500万$以下の場合⇒金額の20%が譲渡金
(2)契約額が2500~5000万$⇒2500万$までに20%、残りは17.5%
(3)契約額が5000万$以上⇒2500まで20%、5000まで17.5%、残り15%


山本由伸投手3億2500万$
(1)2500×20%⇒500万$
(2)2500×17.5%⇒437.5万$
(3)27500×15%⇒4125万$
〆て5062.5万$なのです。


山本投手ひとりで70億円もの大金をオリックス球団にもたらしたことになり、これは前年の吉田選手と合わせて90億年もの金がオリックスに流れたということで、この球団の経営は随分と楽になったと思います。同様に日ハムはダルビッシュ選手と大谷選手の譲渡金によりエスコン・フィールドを建てましたから今やポスティングは日本の球団経営には欠かせない手段。利用しない手はないでしょう。

 

※日本円は当時の為替レートによる

これは今までポスティングで向こうに行った選手の一覧ですが、黄色で囲んだお金が日本の球団に入ったお金です。
 

 

これを見ると勝ち組はオリックスと西武、日ハム、広島の4球団。
巨人とソフトバンクはポスティングを認めない戦略を取ってきたので例外として
明らかに、ロッテと中日は生かせていない。負け組だ。


ポスティングで出ていく選手がいないということは、ドラフトのくじ運が悪かったわけですが、選手を育てるのが下手だったというロジックもゼロではないのでその辺が巧拙の分かれ道。山本も吉田も宮城もそれほど有名じゃなかったのにこんなに商売で成功してるということは、オリックススカウトの見る目があったことと、球団の育成が上手かったということ。


巨人とソフトバンクは頑なに拒否してるけど、今やそんな時代ではない。


ポスティングでうちの看板選手に出ていかれたらっていう発想ではこの先やってけないと思う。オリックスはだいぶ出て行かれたけど、次から次へと新しい選手が出てきて球団を支えてる。金が人を呼び、人を育成しまた金を生む。看板選手を出したくないという発想だけでは駄目な時代になりつつあると思う。

 

FAは9年(人的保証あり)
ポスティングは7年(高卒25歳時)


ソフトバンクはポスティングを頑なに頑なに固辞しているけれど、どの道選手には選手の自由があって9年プレイしたらFAという権利を勝ち取る。ポスティングは経過年数は関係ないけれど、メジャー契約を結ぶためには高校を出てから7年は選手を拘束できるのだからFAと比べて2年の短縮でしかないのですよ。たった2年の為にオリックスのような100億円を稼げないのは如何にも馬鹿げてると思う。


オリックス100億
西武70億
日ハム60億


のような大金を稼ぐためには、積極的にポスティング移籍を認めてメジャーに行かせてあげれば良いのではないかと思う。そのお金を基にして日ハムはエスコン・フィールドを作ったし、オリックスは悠々自適の球団経営であろう。西武はなんであんなことになったんか?分からんけど、親会社がよっぽど経営不振なんだろうな。親の損失をポスティングで埋めたのだと思ってる。


ロッテと中日は苦しいですねえ。


だから佐々木朗希投手の海外移籍話はこじれるんだけど、今年彼がメジャーに移籍したら年俸(契約額)は7.5億円程度といわれてるからロッテに入ってくるお金は1億5000万円。これではあまりにも過小評価だから、メジャー契約を勝ち取れる25歳まで待ってよという球団の主張は100%理解できるけれど、問題は入団の際にロッテと本人の間でどのような話がなされたのか全く分からないので私には善悪の判断がつかない。万が一何年か経ったらポスティングでって話をして入団したというのなら、認めざるを得ないだろうし、そうじゃないなら認められないだろう。其れは私には分からない。


ただ行くとなれば争奪戦争は必至。

7.5億円で佐々木を3年間保有できるのは夢のような話。3年かどうかは分からんがね。

球団がポスティングを認めたら彼はどこに行くのだろう?


東側の球団では
ヤンキースとレッドソックスには行かないと思うし
フィリーズとブレーブスにも行かないと思う。


東海岸の強豪チーム、人気チームは熱狂的なファンが多いのでちょっとダメなら死ぬほど叩かれる。日本で大した実績もないし、マイナー契約で最初からローテを約束される訳でもない。彼が東に行くとしたら可能性があるのは、ボルチモア・オリオールズかマイアミ・マーリンズかな。ボルチモアはやり手のGMに変わってからは本当にいいチームになった。野手は皆若いし活力もある。攻撃と投手力に申し分ないチームだから来年ワールド・シリーズ制覇も夢ではない。何よりも下の層がメジャー屈指と言われてるのでこれからもどんどんスター候補が出てくるだろうし佐々木を素直に受け入れてくれそうだ。マーリンズはここ数年ずっと低迷してるからすぐにポストシーズンに出れるほど甘くはないけど、WBCで体感したように本拠地のローンデポ・パークはパークファクターがかなり辛いから投手の立場だと投げやすい。佐々木自身がワールドシリーズ制覇に拘りがなければ選択肢に入るかも知れない。


中地区の球団では
ガーディアンズかミルウォーキー・ブリュワーズだろう。どちらもワールドシリーズで勝つ可能性を秘めている。ガーディアンズは後ろが鉄壁なので、佐々木が5回まで勝ってる段階でマウンドを降りれば勝ち投手になれるから勝ち星は増えそう。クラーセを始め鉄壁のブルペンがいるので5回終了時点でリードしてれば63勝2敗くらいの成績じゃなかったっけ。佐々木には魅力的な球団になりそうだ。ミルウォーキーは今年イエリッチが腰の手術で離脱してからはやや戦力が落ちたけど来年は戻ってくるだろうから大丈夫。ホームランはそんなに多くないけど得点能力はパドレス以上。足が速い選手が多いので個人的な見解ではドジャースにとっては非常に厄介な存在だった。イエリッチがいたらWS制覇もあったかなと思ってるくらいだし、何よりもまだワールドシリーズに1度も勝ってないチームなので佐々木加入で本気でWS制覇を狙いに来るかもしれない。この球団も佐々木にとっては居心地の良い場所になると思ってる。


本命は西地区
大谷の誘いに乗るか?ダルビッシュの誘いに乗るか?

ドジャースに入ればメンタルも起用方法も安泰だと思うけど、ここはダルビッシュの執念が邪魔をしそうだからまだ分からない。大谷招聘する際もダルビッシュは強くパドレス入りを希望してたけど叶わなかった。大谷選手どころか山本選手も其れに追随してドジャースに入っちゃったもんだから、ダルビッシュのじぐじたる思いは強い。何が何でも佐々木選手だけは


ドジャースには入れたくない。
パドレスに入るんだ。


という思いは強かろう。BeatLAを実現するために長く野球をやってるようなものだから。


BeatLAの為にダルビッシュの圧力が働くのは間違いないと思うけど、選ぶのは本人。果たして佐々木朗希の「ガラスの心臓」がパドレスのような野生軍団。荒くれ者の集まりの中で自己主張できるのか?ってことは限りなく疑問。PSで見せたような


プロファーの性格の悪さと
タティス・ジュニアの挑発と
マニー・マチャドの常軌を逸した行為と
素行の悪いこの3人がいては、佐々木はもたんんだろう。


というわけでいくらダルビッシュ選手が佐々木選手のSD入りを希望したとしても、私は彼がSDに入ることはないと思ってる。西地区に行くのであれば、本命はドジャース。対抗はアメリカン・リーグのアスレチックス。ここは数年後にはラスベガス移転なので、新しい土地。新しい球団でやりたいという気持ちがあっても不思議はない。何よりも未知の日本人投手に対しては、過度に期待をするのではなく暖かく迎えるだろうから、彼にとっては居心地のいい場所になるはず。ということで


東地区ア・リーグ⇒ボルチモア・オリオールズ
東地区ナ・リーグ⇒マイアミ・マーリンズ
中地区ア・リーグ⇒クリーブランド・ガーディアンズ
中地区ナ・リーグ⇒ミルウォーキー・ブリュワーズ
西地区ア・リーグ⇒ラスベガス・アスレチックス
西地区ナ・リーグ⇒ロサンゼルス・ドジャース

 

この6球団に絞られたと思うけど、私の予想ではロサンゼルス・ドジャースだな。

居心地ということもあるけど、彼の将来の事を考えたら。彼にとって1番都合の良い環境を用意してくれそうな球団はLADなので、やっぱり皆の予想通り彼はLADに入ると思う。この記事を書いてる途中で佐々木投手のポスティング挑戦が認められました。一様に海外メディアは日本の対応をこき下ろしていますが、WBC出場以降メジャーに行って活躍したいという佐々木投手の願いと、其れでは困るという球団幹部との話し合いが幾度も行われた末に去年は見送りだったために今年は容認せざるを得ないと思っていましたがその通りでした。入団の時にほんの少しでも25歳なる前でもメジャー挑戦の是非を論じていたのであれば、今回の対応も止むを得ない。ロッテ球団の大人の対応に感謝しよう。


今年は彼以外にも何人かポスティングでメジャー移籍を目指す選手がいます。菅野、小笠原、青柳投手たち。この中で中日ドラゴンズとしては小笠原投手がいくらの価値がつくのかは興味津々。先ほど申しましたように、中日とロッテはポスティングシステムを上手く利用できていないので今後中日の選手がいくら球団に利益をもたらすのか興味がある。そして数年後には高橋宏斗が向こうに行くだろうけど、彼が山本投手のように大金をもたらす可能性があることは事実也。


彼は2002年生まれで2021年に中日入り。

プロとしてはまだ3年しか実績がないけど25歳ルールに乗っ取ればあと3年中日でプレイすれば、球団はポスティングを認めるだろう

2021年プロ入り
2022年6勝7敗ERA2.47
2023年7勝11敗ERA2.53
2024年12勝4敗ERA1.38
2025年
2026年
2027年⇒年末にポスティング


このペースで活躍し続ければ2027年のシーズンオフにはメジャーから引く手数多で

10年2億ドルくらいの値が付いてもおかしくはない。そうすると

最初の2500万$⇒500万$
次の2500万$⇒437.5万$
次の15000万$⇒2250万$
3200万$で50億円くらいのお金を中日球団にもたらすであろう。


この金で新球場を作ろうじゃあーりませんか。


今のバンテリンドームは立地も悪いし、球場がでかすぎてホームランが全然出ない。何もドームに拘らんでもって思うけど、雨が心配だから、ナゴヤ球場の跡地に新しい開放型の屋根なし球場を作って今のバンテリンドームは雨が降った時だけのサブ球場にすればいい。メイン球場をナゴヤ球場にして、バンテリンはアイドルのコンサート会場と、中日の2軍球場と、雨が降った時だけの1軍球場という扱いで上手くやれるんじゃないかと思う。


巨人がV9やってた頃は

阪神と中日が怖かった。特に中日戦は狭いナゴヤ球場なので、巨人がリードしてても7、8、9回に猛攻撃を受けて追いつかれるか、逆転されることが度々あったので当時は「逆転の中日」。試合でも7回、8回になってから猛反撃だったけどペナント・レースでも8月からが勝負という感じで逆転の中日という言葉は皆共通のキャッチフレーズとなった。


1974年
1982年
1988年


僕が生きてる間に中日がナゴヤ球場時代に優勝したのは3回しかないんだけど、その3回とも2位は巨人なんですよね。巨人ファンとしてはこの3年間は優勝するもんだと思って見てたけど8月くらいから中日の猛反撃が始まって、あれよあれよという間に追いつかれ。最後の最後には逆転されてまう。


1974年は与那嶺監督の時。巨人のV10を阻止。高木守道、木俣、谷沢の時代。1982年は近藤監督奇跡の逆転劇。巨人の試合消化が早く中日の引き分け試合が多く最後の最後までどちらが勝つのか分からなかったペナント・レースは残り1試合中日VS大洋戦を残して中日が勝てば中日の優勝。負ければ巨人の優勝だったけれど、この試合で大洋は長崎に首位打者を取らせるために田尾を5打席連続敬遠したけれど、その時点で5回も田尾の出塁を許した大洋では勝つ術はなく中日が8-0で勝利して中日の逆転優勝が決まった。巨人ファンとしてはクソッタレな1日。中日ファンも複雑な心境なれどこうして中日の大逆転優勝が決まった。1988年は巨人独走状態だった年。巨人は王監督、中日は星野監督2年目。6月までは巨人がぶっちぎりだと思ってたけど7月6日。札幌円山球場で悪夢の接触事故があり吉村が左膝靭帯を3本断裂。主軸を失った巨人はジリジリと後退し、反対に中日が8月以降に猛烈な末脚を見せて巨人を捲る。クロマティが涙の満塁ホームランを打った時に巨人の勝利を確信したけれど、王監督の訳の分からん采配があった為に巨人はまさかのV逸。星野監督の中日に大逆転優勝を奪われてしまう。


このように中日は常に巨人の後を追う。


ペナント・レースで巨人が4月から飛び出して今年は優勝するやろなと思ってた頃。7月くらいから勝ち始めて、8月、9月の猛攻で中日は巨人を逆転して首位に立つというパターンばっかり。だから逆転の中日なんだけど、其れもこれもナゴヤ球場時代のお話。バンテリンドームになってからは逆転の中日は影をひそめて先行逃げ切りあるのみ。其れしか勝つ術が見当たらないチームになっちまった。だからバンテリン・ドームでは限界にきていると思うんだけど何をするにしても金が要るもんだから


ポスティングで何とかしようって話。


かつての中日は魅力的なチームだった。其れはたぐいまれなる攻撃力から成り立つものなんですけど、ナゴヤ球場を捨ててバンテリンに居を構えてからの中日は魅力的なチームではなくなった。其れを何とかするためには金が要るからポスティングを利用して何とかして欲しい。ポスティングで選手が出て行ってもどんどんどんどん次のスターが生まれるような組織を作れば良いだけで、ポスティングが日本のプロ野球をダメにするとは思わないし、面白い野球を提供できると思う。其れもこれもまずはベースとなる野球場。

 

ナゴヤ球場の跡地に新しいナゴヤ球場を作って
バンテリンは雨の日専用球場にして
その為には宏斗の活躍が不可欠だ。


共同オーナー制を認めて欲しい。今の親会社は中日新聞だけど、パロマ、バンテリン、トヨタの3社と共同オーナーになってやって頂きたいですね。


ポスティングを全然認めてないのがソフトバンクで、殆ど認めなかったのが巨人なんですけど、この両チームに将来性はないと思いますね。上の画像で2000年以降、メジャー・リーグに流出した選手がポスティングでは25人なんですけど、その反面MLB⇒NPBに入ってきたお金が380億円なんですね。380億円というお金が日本のプロ野球界を潤う事に役に立ったのは間違いないので、今後も期待する。巨人、ソフトバンクに未来はないけれど、ロッテ、中日は今イチその制度に乗れてないんでこれからはどんどん選手を送りこみたいところ。有望な選手が25歳を過ぎてメジャーに行くのが辛い悲しいと嘆くファンの気持ちは分からなくもないけれど、選手には選手の夢があって希望があるのだからそこは選手ファースト。有望な選手がメジャーに流出して日本プロ野球界の危機だと騒ぐのは日本にいる人だけなのが不思議でならない。そんなこと言いだしたら

カナダ
メキシコ
コロンビア
ベネズエラ
プエルトリコ
ドミニカ
キューバ
バハマ
キュラソー


に住んでる人たちはどうなるんだろう?彼等は皆MLBを目指すし、MLBに行けるなら国内リーグなんかそっちのけ。誰もMLBに行こうとする選手を非難しないし、誰がどうするかは選手の自由だと思ってる。何故日本人だけが出て行ったら困るとか言い出すのか分からん。まあ日本には日本のプロ野球チームがあって応援しているファン目線でいえば、お気に入りの選手が出て行ったらオラのチームが弱まっちまうがやってことだと思うけど、出て行ったら新しい人材をドラフトで入れて育成すればええと思う。数年に1回は良い人材がメジャーに流れるけど毎年ドラフトの目玉が10人近くは入ってくるのだから大丈夫と思うけどね。私は何人日本人選手がメジャーを目指しメジャーに流出しても、国内のプロ野球が廃れるとは思わないです。そんなんで廃れるんなら、カナダやメキシコやベネズエラやキューバの国内リーグだっておんなじよ。


実力のある人間は皆メジャーに行って欲しい。


ポスティングに否定的な巨人とソフトバンクはどんどん廃れると思うし、ポスティングに成功する球団がこれからの野球界を支えて行くことになると予想してるけど、そんな状況でまずは小笠原投手にどれだけの「値」が付くのかを早く知りたい。中日はこれまでポスティングで良い思いをしてないから、小笠原と宏斗により入ってくるお金でチームを強くするのを目指す。宏斗が山本並の契約を勝ち取れたら本当に新球場ができるほど球団は潤うからそうなって欲しいって思うけど、その為には来年からの3年間で

 

高橋投手がどれだけの成績を残すかが肝

<山本由伸投手>
2021年18勝5敗ERA1.39
2022年15勝5敗ERA1.68
2023年16勝6敗ERA1.21

2021年被本塁打7、K/BB5.15
2022年被本塁打6、K/BB4.88
2023年被本塁打2、K/BB6.04


<高橋宏斗投手>
2022年6勝7敗ERA2.47
2023年7勝11敗ERA2.53
2024年12勝4敗ERA1.38

2022年被本塁打8、K/BB3.19
2023年被本塁打6、K/BB2.84
2024年被本塁打1、K/BB3.82


彼が今後目指すのは奪三振をとって与四球を減らすこと。K/BBはメジャーではかなり評価の対象になるので、これからの3年間で彼がどれだけ飛躍できるかで中日ドラゴンズにもたらす恩恵は大きく変わる。ひとりの野球選手に球団の未来を背負わせるのは妙な話だけど、最近は其れが妙ではなくなってきてるのでこの手の主張も分かって頂けると思う。


という事で何が言いたいかというと


中日にもっと頑張って欲しいという主張なれど、本当にXのポスト見てても中日のファンとか中日を応援する人のポストが沢山入ってくるけれどどれもこれも痛々しい。悲しいくらいに好きな思いが結実してないので、もうそろそろ中日には強なって欲しいと願うけどその為にはホームランが量産できる野球場で野球やって貰わんとアカンはという思い。恐竜打線復活を願って今日の記事を書いてはみたものの


恐竜打線ってなんぞや


1980年から1990年半ばまではそう呼ばれとったんですわ。


ポスティングシステムに中日ドラゴンズの未来をかけて

恐竜打線の復活を願う日々。

 

佐々木投手の日本での4年間を見てみました。
29勝15敗。ERA2.10は無論のこと
K/BBが5.74という驚きの数字でした。
彼は絶対メジャーでもトップレベルです。

コメントを投稿する

Page Top